霜花の姫-あらすじ-1話-2話-3話-感想つきネタバレありでご紹介!

中国ドラマ-霜花の姫-あらすじ-1話-2話-3話-の画像つきキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。

霜花の姫

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クルミットです♪
さて!「霜花の姫~香蜜が咲かせし愛」をご紹介しますよ~♪
このドラマの舞台は、天界・魔界・人間界・花界などから構成される異世界です。神や仙人たちが住まうそこに生まれ落ちた平凡な葡萄の精の錦覓ですが、実は花神の一人娘なのを伏せて育てられています。花神が愛に裏切られ深く傷ついたことから、娘に同じ思いをさせたくないと愛情を封印し、錦覓は花界に閉じ込められ4000年育ってきました。

しかし天真爛漫に育った錦覓は好奇心旺盛で、違う世界へと飛び出して行き、様々な人と出会い、その生まれ持った魅力から知らず知らずのうちに人々を愛の迷宮に巻き込み、やがてそれは天界を揺るがす愛憎劇へと発展していくことに…

実は何本もこういう天界魔界ものドラマは日本上陸しているので、ファンタジー古装劇は食傷でもういいいや、っていう方もいらっしゃるかもしれません。でもこれはコメディ要素多めでキャラクターが立っているので、スルスル見進めているうちに気付くとハマっちゃいそうですよ!さぁ勇気を出してご一緒に楽しみましょう~♪

【霜花の姫】(ネタバレあり)

1話

今よりさかのぼること4000年程前、花神の住まう百花宮で花神・梓芬が娘を出産する。
しかし「我が子であることは永遠の秘密とする」と周囲に口止めし、娘が愛情で苦しまないように愛や情を消し去る薬・隕丹を与えるのだった。
その頃、天界の九霄雲殿では、水神・洛霖と風神・臨秀の婚礼が行われ、天帝が「二人の間に男児が生まれたら、我が息子と義兄弟に、女児が生まれたら息子に娶らせよう」と約束していた。実は洛霖の心は梓芬にあったが、天帝の命には逆らえずに婚儀を受けたのだった。それでも洛霖は内心では、生涯梓芬への愛を貫くと誓う…
仙術の修行を極めた神様同士のはずなのに、愛憎はドロドロしているのはナゼかしら、その辺は超越すればいいのにね。天帝は何故そんな不幸な縁談を組んだのでしょう…

梓芬の娘は錦覓と名付けられ、「私が亡き後も娘を花神に立てないこと」という遺言を残し、錦覓を花界の結界=水鏡にとどめ、花界から出してはならない、と花界と錦覓を託して息を引き取るのだった。
天元20万8613年の夏至。天界に花神の死が伝えられ、天帝は七日に渡る葬儀を執り行った。花々は咲くことをやめ、10年の間世界は色彩を失った…
愛情を封印して、結界に閉じ込めるのが果たして娘にとって幸福なのか、神様なのになぜそこがわからないのかという、ね~!

「太初に道ありき。陽と陰が生じ、清と濁がわかれた。これが我々の知る天界と魔界である…」花界の長老・老胡は先花神本紀から神仙・妖魔、そして人間の出現を若い精霊たちに教えていた。4000年前に先代の花神が亡くなった時、花界を束ねる芳主たちは、天界を出て第六界をなしたのだった。
しかしそんな中、成長した錦覓はサボって木の上で寝ているのを見つかってしまい、長芳主に厳しく叱責される。芳主たちが突然やってきたのは花神の命日だったためで、錦覓は罰として墓守を命じられる。
一方、火神の宮である栖梧宮では、火神・旭鳳は涅槃入りで49日間炎を浴びる修行をしていた。今夜がその最後の日で、旭鳳の母・天后は案じて、旭鳳の侍衛の燎原君に「何びとも栖梧宮に立ち入らせないように」と命じるのだった。
しかし、旭鳳の涅槃を狙う謎の女の影がすでに動いており、鼠仙に「花界の者に会え」と指示を出していたのだった…
旧約聖書みたいな天界の設定ですが、現時点ですでに混乱しております…錦覓!老胡の話はちゃんと聞いとけ!わからなくなっちゃうから!

花界での花神の命日は、100年に1度水鏡が開かれる日で、外界への好奇心が抑えられない錦覓は「水鏡を出たい」と長芳主に嘆願書を出していた。しかし錦覓は900年前に一度痛い思いをしたことを老胡に指摘され、しょげてしまう。
花神塚では命日の式典が行われるが、長芳主は花神のために錦覓を最前列に座らせる。すると花びらが降り注ぎ、参列していた錦覓をはじめ精霊たちは大喜び。そんな錦覓の姿を見て長芳主は、あらためてその成長に感慨を深める…
錦覓の正体はみんな知っているのでしょうか。知らない精霊や仙人たちは最前列に座らせられるのは錦覓の罰だと思って見ているのかな…

錦覓は式典後、長芳主から罰として呪術で花神の位牌前に縛り付けられ、身動きが取れずにいると、池から撲哧君(彦佑)が現れて術を解いてくれた。老胡が指摘した900年前の事件で、錦覓は友達の多肉仙・肉肉と一緒に結界を抜け出そうとして窮奇に襲われ、撲哧君に命を救われた。それ以来錦覓は、お礼としてたまった霊力を渡していた。錦覓にとってそれは肉肉への罪滅ぼしでもあったのだ。
撲哧君は霊力を失って多肉植物の形になってしまった肉肉を錦覓に差出すが、錦覓はいつか肉肉が元気になるのではと期待してしまう。困った撲哧君は「大羅金仙に会えればね」とごまかすのだった。
900年前のやらかしはそういう話だったのですね。しかし彦佑の二つ名はちょっと困りました、どっち表記がわかりやすいかなぁ…彦佑の方が簡単だからいいかな?

夜神・潤玉が北天門から宮中に戻ろうとすると、結界が開いた隙に何者かが入り込み、潤玉と一戦を交えるが逃げられてしまう。潤玉は曲者の後を追って栖梧宮へと向かうが、旭鳳の涅槃入りのために中に入れない。
そして旭鳳は涅槃入りの修練を終え、鳥族のため鳳凰の姿となって空へと舞いあがるが、何者かに襲われて、花界の結界を破って水鏡に落下してしまう。
錦覓は落下する旭鳳を見て流れ星だと思うが、近くに落ちたので見に行くと、そこには真っ黒焦げの鳥が落ちていた。錦覓はそれを見てカラスだと確信し、まだ息があったので介抱のつもりで、植物にするように土に埋めて水をかけて放置する。
焼きカラスの地植え…いや、ちょっと待て待て錦覓! 他の花界の精霊たちが病気になったりしても土には植えないのでは…

天界は旭鳳の行方不明の報に大騒ぎになるが、錦覓はそうとは知らず、容体が変わらないカラスのために100種類の花から作った500年ものの香蜜を与えることに。しかし変化がないので、家に持ち帰って食べることにする。ところが目を離したすきにカラスは人間の姿に。仕方なく「内丹」だけでも切り取ってもらおうと考えるが、男女の別もわからない錦覓は「内丹」と思ったものに刀を振り下ろそうとして、目を覚ました旭鳳を驚かす。
錦覓は旭鳳をカラスだと思ってミミズでもてなすなど、天然な言動で旭鳳を呆然とさせるのだった…
男女別わからないっていうけど、老胡や彦佑の男性陣には接しているのに… でも天界のプリンスが序盤でいきなり宦官にならなくてヨカッタですよね、あははは~

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2話

洗濯や足洗いに使う水を飲まされて旭鳳は怒るが、錦覓は怒られる理由がわからず、むしろ命の恩人として天界へ連れて行ってほしいと頼む。しかし旭鳳は無視して飛び去ろうとするが、錦覓に引き留められて泉に落下、しかも結界を破った鳥を捜しに来た芳主たちから隠すために、錦覓に頭を蹴られて気を失ってしまう。旭鳳が意識を回復しないため、錦覓は家に運んで吉祥六宝を飲ませて気付かせる。
恩着せがましく自分は二回も命を助けたと、錦覓は尚も天界行きを旭鳳にねだる。錦覓には害がないと見て、旭鳳は「あさって出発だ」と告げるのだった
水に落とされ、殺されかかり… 破壊力のあるヒロインに巻き込まれ型の相手役は鉄板設定ですが、旭鳳も神様なのになんだか命がけレベルで危険なのが怖い~

魔界の魔尊のもとにも、旭鳳の行方不明の報が朗報として届く。魔尊は天界の戦力が落ちていると見て、兵を集めて10日後忘川に集結せよと命じる。
天后は我が子旭鳳の心配で怒りを爆発させていた。この際無事に戻ったら立太子をと天帝に迫り、旭鳳は陥れられたと申し立てる。天帝は天后が潤玉を疑っていることを察し、話を打ち切ってその場を去るのだった。
天后は「北風と太陽」の北風気質なんですね。人間界の皇帝後嗣問題と変わらないドロドロが天界でも巻き起こっていくようです~

香蜜と肉肉を持った錦覓は、旭鳳の法術で小さくなって、袂の中に入って天界に旅立つことに。芳主たちは旭鳳の落下で壊れた水鏡を修復し終わったところだったが、それを鳳凰の姿の旭鳳が再び破ってしまう。激怒した海棠芳主が追いかけ戦いを仕掛けるが、旭鳳の火の力にはまったくかなわない。
長芳主は錦覓の家で鳥の羽を見つけ、さらに海棠芳主の被害を見て、錦覓の行方不明は火術が得意な鳥族の首領・穂禾の差し金ではと考える。
長芳主は早速穂禾の住む翼渺州に乗り込んで説明を求める。穂禾は鳥族のすべての者に取り調べを行って潔白を示そうとしたものの、そこに魔界の挙兵の報がもたらされたため、穂禾はそちらにかけつけようとする。しかし長芳主は譲らず、二人は対戦することになり、長芳主が穂禾に傷を負わされてしまう。
花界の仙人さんたちは思い込み激しくてヤバい感じです。花界に限らないのかもしれませんが。キミら何千年と修行してきたんちゃうんか~い、っていう感じアリアリです

天界と魔界は不戦の盟約を結んでおり、また急なことで準備もできておらず、卞城王は魔尊に「この戦は無理がある」と戦を引き留めようとするが、魔尊から火神との親交の疑惑をかけられて捕えられそうになる。そこで卞城(へんじょう)王の娘・鎏英が父の代わりに戦に志願し、先鋒部隊を任されることに。魔尊が鎏英に天帝の生け捕りを命じた時、魔界の大軍を見かけて様子を見に来た旭鳳がその場に舞い降り、魔尊を問い詰める。
鎏英が旭鳳に手合わせを願い出るが、受け身のみで負かされてしまう。旭鳳の行方不明の話自体間違いだったのではと考えた魔尊は引くことにし、旭鳳は鳳凰になって飛び去る。
鎏英ちゃん、かわいいですね!むしろ錦覓よりヒロインらしい感じがしますが、今後彼女が錦覓のライバルになるのか、それともライバルは穂禾なのかしら…

九霄雲殿では、魔界の挙兵の報を受けて潤玉の初陣が決定していた。しかし潤玉に手柄を立てられたくない天后は、涅槃入りの場に残されていた氷凌を根拠に潤玉を追及しようとする。これほどの水系法術を操れるのは潤玉だけで、あの日栖梧宮に現れたことも問題にされて絶体絶命になるが、そこにちょうど旭鳳が帰還し、一同は喜びに包まれる。
穂禾は旭鳳の袖に異変を感じ、術を使って錦覓を出して見せる。錦覓は旭鳳を助けた恩人の精霊だと名乗るが、旭鳳がカラスではなく鳳凰だと知って愕然とする…
天帝は、天后の腹黒さを知っていながら、鵜呑みにして操られすぎなんですよ…

3話

潤玉は、天帝と天后に涅槃の夜の出来事を問い詰められるが、説明すればするほど疑われてしまう。そこで右腕の火傷を見せて、刺客は氷の使い手であったと説明する。そこに潤玉が疑われていると聞いて旭鳳が駆け付け、刺客と潤玉は関係ないと庇う。
そこに魔界軍の撤退の知らせが入り、旭鳳が単身敵を退けたとのことで、ますます天后は天帝に立太子を迫るが、旭鳳自身が時期尚早と辞退したことで天后は気分を害する。
潤玉と天后はなさぬ仲の確執があるものの、腹違いの旭鳳との兄弟仲は良好だった。旭鳳をなんとしても次期天帝にと目論む天后はそれが面白くなく、仮面の男に潤玉の周辺を探らせるのだった…
せっかく兄弟仲はいいのに… そういえば水神の婚姻の際に「(水神に)娘が生まれたら息子とめあわせよう」と言っていたのは、この場合潤玉のことなんですかね?

錦覓は天宮で白い狐に出会うが、それは姿を変えた月下仙人だった。月下仙人は男装の錦覓のことを男だと勘違いし、男女の別がわからない錦覓を混乱させる。錦覓は月下仙人から赤い糸を渡され、「旭鳳のくるぶしに巻けば恋路は必ずうまくいく」と説明される。しかし旭鳳の足にはすでに何本も糸が巻かれていたのだった。
錦覓は月下仙人と姻縁府に行き、肉肉を助けたいという事情を話して「大羅金仙」の居場所を尋ねるが、万物の化生は天帝でも変えられない定めと聞いて、彦佑に騙されたと悟る。しかし「修業すれば友が救えるかも」と説得され、天界に留まることにする…
月下仙人は天帝の弟なのに、他の「神」にはならずになぜ縁結び担当になったのか、その経緯も地味に気になります。即位前にもめたりは…しなかったのでしょうね、きっと

錦覓は天宮で花を摘むと枯れてしまうことが不思議だったが、月下仙人はそれは天帝と花神の愛の物語が原因だと語って聞かせる。しかし愛情を封印されている錦覓にはまったく興味が沸かない。そこで月下仙人は秘蔵の愛の書「天香秘図」を「霊力が増える」と吹き込んで、錦覓に読むように勧める。
ある時、錦覓は潤玉を見かけるが、主を守ろうとして襲い掛かってきた夢を食べる神獣のせいで髪がほどけてしまう。錦覓は出会った記念にと、月下仙人からもらった赤い糸を潤玉に手渡す。
秘蔵の愛の書って、天宮のハーレクインみたいなやつでしょうか(たぶん違う)

錦覓が赤い糸から作る花が評判になり、火神の従者の了聴にも頼まれて作ってあげることに。そのお礼に朱雀の卵を二つもらう。食べれば300年の霊力が得られると聞いて、錦覓は早速食べてみるが、お腹が痛くなってしまい旭鳳に治療してもらうことに。錦覓は陰寒の体質なのに火の属性の朱雀の卵を食べたせいだと旭鳳は説教する。
花神の恋人だったのは水神だから、子の錦覓が陰寒の体質、ということなのでしょうか

錦覓の異変に気付いた彦佑は、栖梧宮に様子を見に行くが、旭鳳に見つかってしまう。錦覓と彦佑には1000年の付き合いがあり、霊力の貸し借りをしているという事情を聞かされた旭鳳だが、錦覓の霊力は彦佑には不要なはずで、何か下心があるに違いないと見る。そこで「錦覓は私の庇護下にある、栖梧宮の者に手を出せば放っておかない」と脅しをかけるのだった…
彦佑は、下っぱの精霊から霊力を巻き上げているのにいい人の訳がないですよね~

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1~3話の感想

異世界ファンタジー「霜花の姫」、始まりましたよ~♪
まだこの異世界の設定が把握しきれていませんが、天界・魔界を舞台にした異世界作品が沢山制作されて、見る者の目も肥えてきているせいか、設定がさらに細かく複雑になってきている気がします。
六界のほかに「族」もあるのですね、でもって個々に水とか火とかの「属性」を持っているのですね?でも鳳凰の叔父が狐?…これからちゃんと把握できるか不安ですが、頑張りますね!

天界魔界花界と、善も悪もヒラヒラキラキラしているので、老胡や月下仙人みたいなお笑い要素のキャラが出てくるとむしろほっとするのはなぜかしら…。老胡いいですよね~味があって。頭に人参刺しているから人参の精なのでしょうか。月下仙人もカワイイですよね~。…一応イケメンにも目を向けておくと、あの~個人的には潤玉の「なで肩」が気になって気になって…あの肩は錦覓よりも余程細くてたおやかなのではないでしょうか?

錦覓を演じている楊紫さんの主演ドラマ「龍珠伝 ラストプリンセス」をちょうど同時進行で見ているのですが、あちらの易歓というキャラクターもこれまた、無邪気でトラブルメーカーだけど憎めない…という、かなりキャラが似かよっているのですね。楊紫さんはそういう役をお得意としているのでしょうか。
こう同じ役が連続すると、もっと別の顔も見たくなるのが人情というものです。「麗王別姫」「龍珠伝」とキャストがかぶっている「青雲志」などでは、かなりシリアスな役柄を演じているようなので、今後の彼女の作品に期待したいですね~♪
そして、「霜花の姫」の中でも、錦覓がこれからどんなふうに育っていくのか楽しみです!

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この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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