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クルミットです♪
北米ツアーへ向け再スタートを切ったテレサでしたが、まさかの“偽パスポート疑惑”で日本の収容所へ――。恋人ブンセンの家族問題、ダンニンと周タイセイの関係にも急展開が走り、息つく間もない回でした。
それでは第42話を一緒に見ていきましょう!
テレサ・テン 歌姫を愛した人々 42話のあらすじ
空港からリハーサル会場へ直行したテレサ。舞台袖には恋人の
ブンセン(汪仲文)
とマネージャーのビルが温かく見守ります。ブンセンは「君は金持ち狙いじゃない」と周囲に宣言。
ところがテレサが台湾へ向かう同じ空港で、かつてのライバルリュウシャオチュン(刘小春)が“パスポートの不備”を発見し密告。
嫉妬心が再燃する瞬間にゾクリ。
ダンニンはフライト間の休暇を利用し日本へ。周タイセイ不在にショックを受けつつも「彼の夢を応援する」と笑顔を見せます。
テレサは蝶で周タイセイと再会し、はっきりと
「私はブンセンと歩いていく」
と告げ、互いの過去に終止符。
その夜、日本入国管理局がテレサを偽造パスポート容疑で拘束。
※“偽パス”は当時の在外華僑が二重国籍問題で使った〈印尼特発旅券〉のこと。
収容所で彼女を支えたのは、母ソケイが運んだ“安邦新村住民の署名”入り応援状。「みんなが味方」と知ったテレサは涙。
裁判で無罪が確定するも、日本から一年間入国禁止の措置。北米ツアー準備のため泣く泣く渡米を選びます。
ブンセンは祖母に伴われジャカルタへ帰国予定でしたが、母の末期がん判明で板挟み。さらに祖母は空港で孫の真心を悟り、渡航許可を出す“おばあちゃん大逆転”。
一方、台湾ではブラックドッグ(游英俊)がシュウミンとの再婚資金を稼ぐため段立天へ“養育費肩代わり”を打診。ドンシュウ仰天、ソケイは「ジュンコ(周敏)は結婚を口実に立天と決別したいだけ」と看破します。
アメリカの華字紙編集長は「偽パスで道徳瑕疵」と宣伝拒否。ブンセンはNYチャイナタウンの自社スーパー・宝飾店にポスターを貼りまくり、テレサ初のリンカーンセンター公演へ地道なサポートを開始します。
テレサ・テン 歌姫を愛した人々 42話の感想まとめ
◆“偽パスポート事件”のリアルな重み
海外華僑が国籍問題で揺れた70年代の時代背景を盛り込み、ただのスキャンダルでなく社会的リスクとして描いた点が秀逸。
テレサが「声さえあれば舞台に出られる」と強がる裏で、自由に移動できない恐怖が滲みました。
◆ブンセンの“世界追っかけ力”が最大値
香港→台湾→日本→香港と空回りしながらも一途。祖母の試練を“行動”で突破し、ついに家族の理解を得る流れは胸熱。病母を抱える葛藤も加わり、彼の献身がより立体的に。
◆ダンニンの献身が切ない成熟へ
周タイセイに辛辣な言葉を浴びても背を向けず、静かに涙して掃除を続ける描写が◎。
“待つ女”から“支える女”へ進化した姿にジーン。
◆リュウシャオチュンの再嫉妬が良いスパイス
成功者を陥れる典型ムーブでも「ライバル視されるほどスターになった」とテレサの成長を証明。
次回の注目ポイント
リンカーンセンター公演――チャイナタウン張り紙作戦は集客に結びつく?
ブンセン母の容態と株主総会、恋と家業の両立は?
ダンニンと周タイセイの婚約フラグは本物か、それとも愛の摩擦か?
海外ツアー本格始動で舞台はアメリカへ。国籍・家族・恋…すべてを背負う歌姫が次に奏でる調べをお楽しみに!
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