恋心は玉の如きのあらすじを感想付きで全話ネタバレで詳しく紹介!

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クルミットです♪

今回紹介するドラマは『恋心は玉の如き』です。
このドラマは、庶子ゆえに冷遇され、刺繍で身を立てていこうとしていた羅十一娘が、長姉の代わりに正妻として徐家に嫁ぎ、様々な困難を乗り越えて寡黙な夫・徐令宜との愛を育み、やがて夫婦協力してふりかかる謎を解き明かしていく、ロマンティック時代劇です。
羅十一娘役のタン・ソンユン(譚松韻) は、15歳でデビューし、「宮廷の諍い女」の方淳意(後の淳貴人)役で注目され、「ときめき 旋風ガール」でヒロインの親友・シャオイン役、「キミとスプラッシュKiss ~はじける気持ち~」の見習い記者・雲朶役、「最上のボクら with you」の耿耿役など、演じる役柄をどれもキュートに見せる魅力で人気を高めていきます。そして「花様衛士~ロイヤル・ミッション~」の袁今夏役、「家族の名のもとに」の李尖尖役の大ヒットでその人気を確実に。その後も「民初八行伝~正しき反逆者たち~」の希水役や、「可愛い秘書には野望がある」の有能秘書ニン・モン役など、演技力が高く評価されています。これまでは元気娘が多かった彼女が、名家の当主夫人役で新たな一面を見せてくれそうです。
徐令宜役のウォレス・チョン(鍾漢良)は香港生まれで、17歳でCMモデルとしてデビュー、台湾に渡り歌手活動で人気を博しますが、俳優としても「流星花園~花より男子~」の阿松役など多くの作品に出演し、「鹿鼎記」「天龍八部」「天涯明月刀」などの武侠ドラマで人気を高め、「マイ・サンシャイン ~何以笙簫默~」のホー・イーチェン役や「孤高の花 ~General&I~」の楚北捷役、「メモリーズ・オブ・ラブ~花束をあなたに~」のルー・フェイ役などでトップ俳優の座を確かなものにしています。本作エンディング曲「落墨」では歌声も披露しています。

ここでは中国ドラマ『恋心は玉の如き』のあらすじやネタバレ感想、見どころといった話題を紹介しながら、作品の面白さに迫っていきます。
どうぞお楽しみにしてくださいね♪

恋心は玉の如き あらすじ

時は明の時代。羅家の庶子十一娘は、母の身分の低さから冷遇され、濡れ衣で家から遠ざけられる。都を離れた西杭で、羅十一娘は母譲りの刺繍の腕を頼みに生活していたが、三年後突然実家に呼び戻される。都への途中で長姉の羅元娘の夫・徐令宜と運命的な出会いをするが、互いに名前も知らないまま別れる。三年ぶりの羅家では、十一娘を待ち受ける謎の思惑が動いていた。一方徐令宜は海賊征伐で褒賞を受けるが、朝廷の中ではそれをよく思わない勢力が蠢き、一年ぶりに帰宅した徐家でも何やら不穏な空気が…

恋心は玉の如き-各話あらすじ」はこちらから

ご覧になりたい話数を押していただけると各話の詳しいあらすじが表示されます。

見どころポイント

本作も中国時代劇ではやりの「先婚後愛」という「結婚してから愛が芽生える」というシチュエーションのドラマになりますが、結婚相手の徐令宜は姉の夫で、側室三人子供ありと、甘い新婚要素は皆無!でも実家の庶子いじめで鍛えられた羅十一娘は、姑や側室たちの争いなど次々に巻き起こる難問にも負けず、肝の座った対応を見せます。他人に心を閉ざしがちな徐令宜が、羅十一娘に次第に心を解いていく様子もほほえましく、実力派俳優二人が織りなす細やかな愛情にほっこりする、ビタースイートなラブ史劇です。

脚本にはドラマティックな脚色に定評のある程婷鈺、演出にはエイラクの温徳光などヒットメイカーをそろえ、次から次に巻き起こるトラブルにハラハラさせられ通しです。主人公二人の愛情が育っていく細やかさと同じくらいに、周囲の悪意も丹念に描かれ、明朝に生きる人々の機微や理不尽などが丁寧に描かれています。
また、昨今の中国時代劇の中では「女の経済的自立」という設定が好んで盛り込まれる傾向にありますが、本作でも羅十一娘が家の切り盛りに悩みながらも、周囲の反対に負けず刺繍で自立しようとする姿が描かれ、思わず応援したくなりますよ!

恋心は玉の如き 評価・レビュー

中国ドラマ「恋心は玉の如き」の評価レビュー&感想です。
ストーリーの良し悪し、出演者の演技力、物語の展開、脚本の面白さなどを総合的に評価しています。
もちろん、レビュー&感想の中にも作品に関するネタバレがありますのでご注意ください♪

ネタバレを表示する

嫡子と庶子の姉妹バトル、望まぬ結婚からの「先婚後愛」から、政争に巻き込まれてフィニッシュという物語の流れに、時期が先発の「明蘭~才媛の春~」を連想された方もおられるのではと思います。嫡庶などの理不尽をヒロインが持ち前の明るさと知恵で乗り越えていくという共通点がありますね。
本作ではそこに、羅十一娘の刺繍の才能をフォーカスし、女子の自立や生き方というものを重ねて描いていました。羅十一娘は妻であり、徐家の主母である以前に、自分らしく生きたいという意志を持った女性です。仙綾閣での羅十一娘を初めて見た徐令宜が「顔を晒すなんて」という感想を持ったようなそんな時代に、女が自分の生き方を貫くには、まず婚家に対して命がけの犠牲を払うほどでなければ理解が得られないという理不尽さが、現代から見るとイライラするのかもしれません。

それにしても、羅十一娘には困難が盛りだくさんで、身内が全方向敵だらけという難易度の高いミッションが次々と繰り出されるため、むしろ区励行の謀略の方がゆるく感じてしまうという現象が発生していました。最終的なラスボスはもしや徐大夫人だったのではないでしょうか。姑を味方につけるまでの、道のりのなんと長いこと。ひとつ問題をクリアして信頼を勝ち取ったかに思えても、まだ認めない、信用しないと言われてしまう繰り返しで、だからこそ最終的に徐大夫人が老体に鞭打って、羅十一娘のために懇願する場面に大きな驚きと「ここまで来たか」という思いが生まれるのだと思います。

しかしいくつかこのドラマには「惜しい」と思う不満がありました。ひとつは、刺繍をフォーカスした話なのに、刺繍自体をもう少し丁寧に魅力的に見せて欲しかったというところでしょうか。刺している手元や出来上がりの作品など、もっとじっくり見たかったです。謀略が佳境になると完全に刺繍が話から消えることもありましたから。
あと喬蓮房の退場の早さと、そして琥珀の結末でしょうか。その辺は意見が分かれるかもしれませんが、区彦行の幸せのためにも、琥珀には別のラストを用意してあげて欲しかったように思います。
それでも、徐家と羅家の大団円で納得のいく結末を迎えられ、主役二人の魅力あふれる演技を堪能できたので、「終わり良ければ総て良し」という、モヤモヤのない終幕でよかったです。多くの犠牲を払ってきたからこそ、温かい家族団欒で未来に希望が持てる結末というのはホッとさせられますね。

恋心は玉の如き キャスト・登場人物

中国ドラマ『恋心は玉の如き』のキャスト&主な登場人物一覧です。
主人公(ヒロイン)から脇役まで、登場人物の詳細をリストでご紹介します!。
主演俳優・女優および共演者情報など、出演者プロフィールが一目でわかります。

<羅十一娘役・譚松韻(タン・ソンユン)>
羅家の庶子として生まれ、自分を曲げない性格のため嫡母に冷遇された羅十一娘ですが、母譲りの刺繍の才能で、早くから刺繍で身を立てる自活の道を模索してきました。しかし姉の死をきっかけに徐家に嫁ぐことになり、徐家に絡む陰謀に巻き込まれることに。
羅十一娘役のタン・ソンユン(譚松韻) は、15歳でデビューし、「宮廷の諍い女」の方淳意(後の淳貴人)役で注目され、「ときめき 旋風ガール」でヒロインの親友・シャオイン役、「キミとスプラッシュKiss ~はじける気持ち~」の見習い記者・雲朶役、「最上のボクら with you」の耿耿役など、演じる役柄をどれもキュートに見せる魅力で人気を高めていきます。そして「花様衛士~ロイヤル・ミッション~」の袁今夏役、「家族の名のもとに」の李尖尖役の大ヒットでその人気を確実に。その後も「民初八行伝~正しき反逆者たち~」の希水役や、「可愛い秘書には野望がある」の有能秘書ニン・モン役など、演技力が高く評価されています。出演作ではよく歌声を披露し、本作でも挿入歌「花愿」を歌っています。

<徐令宜役・鍾漢良(ウォレス・チョン)>
父と兄を区家の謀略によって失った徐令宜は、危機に陥った徐家と爵位を守るため、人生を楽しむことを封印し冷酷な人柄に。そこに正室の羅元娘の死で羅十一娘を継室に迎えたことで、今までとは違う感情が生まれ、家庭内の関係性に変化が生まれていきます。
徐令宜役のウォレス・チョン(鍾漢良)は香港生まれで、17歳でCMモデルとしてデビュー、台湾に渡り歌手活動で人気を博しますが、俳優としても「流星花園~花より男子~」の阿松役など多くの作品に出演し、「鹿鼎記」「天龍八部」「天涯明月刀」などの武侠ドラマで人気を高め、「マイ・サンシャイン ~何以笙簫默~」のホー・イーチェン役や「孤高の花 ~General&I~」の楚北捷役、「メモリーズ・オブ・ラブ~花束をあなたに~」のルー・フェイ役などでトップ俳優の座を確かなものにしています。本作エンディング曲「落墨」では歌声も披露しています。

<区彦行/林世顕役・唐曉天(タン・シアオティエン)>
区彦行は区家の庶子ながら、父への反感から母の姓を名乗り自由に暮らしていました。羅十一娘を助けてひとめ惚れしたものの、すれ違いで都を離れている間に羅十一娘が徐家に嫁いでしまったと知りますが、想いを秘めたまま羅十一娘に手を差し伸べ続けます。
区彦行役の唐曉天は、モデルとして海外でも活躍していましたが、俳優に転身し、「独孤皇后〜乱世に咲く花〜」の楊勇役や「あったかいロマンス」のフー・ペイ役などで注目され、「殿下攻略~恋の天下取り~」の涂思熠役、「溺愛ロマンス~初恋、やり直します!~」のウェン・シャオチン役など、ラブロマンスの男主に起用されるまでに。今後、陳暁主演の「雲襄伝~波乱に満ちた江湖~」に出演しているので本格日本上陸が楽しみです。

<喬蓮房役・何泓姗(ハー・ホンシャン)>
喬蓮房は少年時代の徐令宜に想いを寄せて以来、自分こそが侯爵夫人にふさわしいと思い続けていました。しかし羅元娘の策略で姨娘として徐家に嫁いだものの、徐令宜には見向きもされず、徐家の差配を手にして虎視眈々と策を弄し続けます。
喬蓮房役の何泓姗は、「如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~」では琵琶奏者から後宮に上る白蕊姫役で注目され、「鳳凰伝〜永遠(とわ)の約束~」のヒロイン・葉凝芝役で人気を博します。女主ポジションを獲得すると、大体そこからヒロイン道まっしぐらになりがちですが、「九齢公主~隠された真実~」では、ヒロインの本体で最初だけ登場する楚九齡役、「天龍八部 レジェンド・オブ・デスティニー」では阿紫役など、本作の喬蓮房もですが、女主と悪役の両方の役で起用される、引き出しの多い女優です。物語の半ばで退場になったのが勿体ない存在感でした。

恋心は玉の如き 基本情報

配信局: 騰訊視頻
原題 : 「锦心似玉」
原作 : 吱吱「庶女攻略」
配信開始日: 2021年2月26日
話数 : 全45話
脚本 : 程婷鈺(「名家の妻たち」、「王女未央-BIOU-」、「白華の姫」)
監督 : 温徳光(「瓔珞〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」)
     ・楊小波(「夢織姫〜秘密の貴公子に恋をして〜」)

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この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

コメント

コメント一覧 (3件)

  • はじめまして、以前より度々拝見させて頂いておりました。
    『恋心は玉の如き』をBSで見て先が知りたいと思い、こちらのサイトを探しました。
    他のサイトやブログより、詳しく丁寧に、また正確に記載されているので、他の番組のあらすじもこちらで見るようになりました。
    BSはカットされている部分がある為、こちらと照らし合わせて見ると、より番組をたのしめます。本当にありがとうございます。
    これからも楽しみにしております。

  • 37から42まで、ブルーで表示されていますが、あらすじが見れません。どうしたら見れるのですか?教えて下さい。

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