【墨雨雲間(ぼくううんかい)】第11話あらすじと感想|一曲で京を震わせた夜、薛芳菲ついに名を轟かす

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪

第11話は、これまで積み上げてきたすべてが一曲に凝縮された回でした。
復讐でも策略でもなく、ただ“音”だけで人の心を撃ち抜く――
こんな勝ち方があるのかと、しばらく余韻が抜けませんでした。

それでは第11話を一緒に見ていきましょう!

墨雨雲間 第11話のあらすじ

姜若瑶は琴試を前に、自室に籠もりひたすら練琴。
周彦邦が薛芳菲を見る視線が頭から離れず、
「奪われる恐怖」が、彼女を追い詰めていくのが伝わってきます。

一方その頃、薛芳菲は司徒九月のもとで“極端な治療”を受けていました。
蝎毒針による治療は、激しい痛みと幻覚を伴う危険なもの。
水の底に沈む幻覚の中で、彼女は沈玉容に捕まる幻を見るのです。

司徒九月が解毒を急ごうとする中、
萧蘅は薛芳菲の名を呼び続け、途中でやめることを許しません。
痛みに耐えきれなくなった薛芳菲は、
萧蘅の手を噛みしめて意識を保とうとする――
この場面、見ていて本当に胸が締めつけられました。

そして琴試当日。
賭場ではほとんどが李家側に賭け、
「薛芳菲が勝つはずがない」という空気が支配します。

抽選の結果、薛芳菲は姜若瑶の直後。
審査官には驚鸿仙子、宮廷楽師・綿居、沈玉容、そして――
遅れて現れた萧蘅。
赤衣で現れた彼が審査官という展開に、場がざわつくのも無理はありません。

姜若瑶は《雁落平沙》を披露。
これは驚鸿仙子の成名曲で、難易度も極めて高い一曲。
綿居も「妙哉」と絶賛し、
その完成度は“すでに師を超えた”とまで評されます。

続いて薛芳菲。
静まり返る中、彼女はしばらく琴に触れず、思案します。
父が買ってくれた琴の記憶、
これまで奪われてきた人生――
それらを胸に落とし込んでから、指を走らせます。

最初は誰も聞いたことのない素朴な旋律。
綿居は「小調にすぎない」と言いかけますが、
曲が進むにつれ、その表情が変わっていきます。

それは《芳菲落尽梨花白》。
薛芳菲自身が作った曲でした。

喪失、悔恨、静かな怒り、そして生への執念
すべてが音に溶け、
会場は言葉を失います。

沈玉容は、かつて亡き妻が琴を売ってまで支えた自分の姿を思い出し、
顔色を変えます。
萧蘅はその異変に気づき、静かに見守ります。

演奏が終わる頃、薛芳菲の指先は血に滲んでいました。
それでも彼女は最後まで弾き切り、
綿居は「後生可畏」と最大級の賛辞を送り、一票を投じます。

しかし、
驚鸿仙子と萧考官は姜若瑶に票を入れ、
場は騒然。

残るは沈玉容の一票。
彼は、亡き妻が仕官のために手放した琴を思い出し、
そして――
その一票を、薛芳菲に投じるのでした。

勝敗は決着。
李廉はその場で卒倒。
薛芳菲の勝利は、瞬く間に京城中に広がります。

スポンサーリンク

墨雨雲間 第11話の感想まとめ

第11話は、間違いなく前半クール屈指の名シーン回でした。
策略でも偶然でもなく、
「人生そのもの」を曲にしたからこそ、
誰も抗えなかったのだと思います。

特に印象的だったのは、
沈玉容が“初めて正しい選択をした”瞬間。
遅すぎたかもしれないけれど、
それでも心が動いた事実が、彼自身を最も苦しめているように見えました。

そして、
・京に轟いた薛芳菲の名
・崩れ始めた姜若瑶
・疑念を深める季淑然

物語は、ここから第二段階へ入っていきます。

次回は、
この勝利が“祝福”なのか、“新たな火種”なのか――
その答えが見えてきそうですね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

コメント

コメントする