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クルミットです♪
第23話は、ここまで積み重ねてきたすべてが朝堂という“逃げ場のない場所”でぶつかる回でした。
策略も感情も言い訳も通じない場所で、薛芳菲は父の冤罪と真正面から向き合います。
正直、見ていて何度も息を止めていました。
それでは第23話を一緒に見ていきましょう!
墨雨雲間 第23話のあらすじ
聖上の口諭により、薛怀远の件は聖裁となります。
姜云柏は娘のことで大理寺に拘束されている薛芳菲を案じ、面会を求めますが、洪孝帝は「避嫌」を理由に応じません。
その裏で動いたのが季淑然。
大燕律を持ち出し、「殺夫・殺子でない限り家族監護が可能」と理詰めで迫り、
大理寺卿・周公から薛芳菲を姜家へ引き取ることに成功します。
この場面、季淑然の“法を知る怖さ”がはっきり出ていました。
牢を訪れた萧蘅は、汚れた床に座り薛芳菲と語り合います。
かつて自分も父の冤罪のため登聞鼓を打った――
その過去があるからこそ、彼は彼女を裁けないのだと伝えます。
姜家に戻った薛芳菲は、
「薛家のためではなく、姜家を守るために動いた」
と説明。
李家がすでに仕掛けてきている以上、黙っていれば次は姜家だと訴えます。
姜老夫人はその気骨を評価し、姜云柏にも“今こそ動くべき”だと説きます。
そして迎えた会審の日。
婉宁は赤衣で姿を現し、沈玉容に意味深な問いを投げかけます。
一方、李仲南は余裕の笑みで薛芳菲に声をかけ、
「囲師必闕(追い込みすぎるな)」
と牽制。
薛芳菲は静かに返します。
「どうか、逼りすぎないで」。
朝堂では、淮乡の百姓たちの連名嘆願により、
薛怀远の贪墨案が再審理されることに。
周公の尋問に対し、薛芳菲は事実を淡々と語ります。
魏侍郎と李仲南は、
「新証拠がない」「百姓は買収された」
と反論。
さらに、青州の贪墨例を持ち出し、
“少額だけ家に残すのは常套手段”
と薛怀远を重ねます。
しかし――
ここで御史大夫が家産調査を公表。
薛怀远の家から出たのは五千両のみ。
対して冯県令の私財は二千万両。
朝堂は一気にざわつきます。
旧部たちは命を賭して証言。
薛怀远本人は拷問で正気を失い、その姿を見た洪孝帝は言葉を失います。
「忠臣をここまで追い詰めたのは、朕の過ちだ」
洪孝帝は当堂で再調査を命じ、
薛芳菲の勇気と知略を高く評価します。
劫囚の罪についても審理は続行としつつ、
姜云柏は父として前に出て責任を負う姿勢を見せ、
朝堂の空気は明らかに変わりました。
萧蘅は、
「沈玉容の亡妻が薛芳菲だったという筋書きは、話本じみている」
と皮肉を交え、
この一連が意図的に仕組まれた冤罪だと示唆。
洪孝帝は萧蘅に薛家事件の真相究明を命じます。
――その瞬間。
婉宁が朝堂に現れ、冷ややかに告げます。
「陛下は、欺かれております」
そして一言。
「この女、姜梨と同じ顔ではありませんか?」
朝堂の空気が、一気に凍りつきます。
墨雨雲間 第23話の感想まとめ
第23話は、言葉と事実だけで戦った回でした。
怒鳴らず、泣かず、
一つひとつの矛盾を積み上げていく薛芳菲の姿は、
復讐者ではなく、完全に“告発者”でした。
特に印象的だったのは、
薛怀远の痴れた姿を見たときの朝堂の沈黙。
誰もが、自分も同じ立場になり得ると悟った瞬間だったと思います。
ただし、ここで終わりではありません。
婉宁の一言によって、
「薛芳菲=姜梨問題」という最大の地雷が、
ついに公の場で爆発しました。
次回、
彼女は“何者なのか”。
冤罪は晴れても、
存在そのものが罪にされるのか――。






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