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クルミットです♪
方諸が琳琅と結婚することになるも、婚儀当日に琳琅の正体が判明したり、皇帝が紫簪への未練を断ち切り緹蘭と前に進むことを決めるなど、色々あった前回。
そして今回、季昶が裏切り者だと判明し…。
【斛珠夫人(こくじゅふじん)】(ネタバレあり)
31話
方諸は海市を都に止めることに決める。
そして海市本人にそれを伝えると、海市は喜び方諸を抱きしめる。
方諸は「安心しろ。もうお前を遠くへはやらない」と言い、海市を抱きしめるのだった。
そんななか、季昶の元にある怪しい雰囲気の男がやって来る。
その男は鵠庫の召風師で、季昶は「一撃で成功するなら、奪洛と取り交わした謝礼の約束を果たそう」と告げるのだった。
鵠庫の召風師は相当な手だれのようです
季昶も鵠庫サイドの人間だったんですね…
そんななか、緹蘭の体を心配する皇帝は、彼女を連れて温泉地に行くことに。
そして方諸、海市、卓英は2人を警護するため同行することになった。
その後、温泉地に到着する一行だったが、そこに鵠庫の召風師が現れる。
何とか卓英たちが追い払うも、皇帝は鵠庫の召風師に攻撃され負傷しその場に倒れてしまうのだった。
その後、皇帝が屋敷に運ばれ休むなか、方諸は今回の件が季昶も絡んでいる可能性があることを知る。
「もしそうなら背後に大きな陰謀が隠れているはず…」
方諸や卓英がそう危惧するなか、方諸は卓英が鵠庫生まれだと明かすのだった。
つまり鵠庫の奪洛は卓英の兄だということですね
その後、卓英は方諸の提案で近いうちに瀚州に帰ることに決めた。
32話
奪洛は卓英が生き別れた弟だということを知る。
一方、都では季昶と通じている施霖は、柘榴が自分たちの企みに気付いたのでは？と疑いはじめていた。
そして理由をつけて柘榴を季昶の屋敷に連れて行くのだった。
柘榴、どうなってしまうのでしょう
しばらくしてそれを知った卓英は柘榴を助けに行こうとするも、方諸に止められる。
すると海市は「いい案がある」と言い、作戦を立て始めるのだった。
その夜、海市は皇帝の元を訪ね、皇帝に「卓英と柘榴を結婚させて欲しい」と告げる。
そして皇帝はそれを了承する。
翌日、皇帝は卓英と柘榴の結婚を認め、これにより柘榴は季昶の屋敷から解放されるのだった。
ひとまず柘榴を季昶の屋敷から出すことに成功しましたね
その後、柘榴は方諸と話していた。
そこで卓英が都に潜む鵠庫のスパイにより命の危機に瀕していることを明かす方諸。
さらに卓英が柘榴にいるから都に留まるつもりだということを明かす。
それを聞いた柘榴は「私が死ねば卓英は都から出て彼の命は助かる」ということを知り、死ぬ決意をする。
そして方諸から安楽死できる毒をもらい、柘榴はその毒を飲み亡くなるのだった。
何とも悲しい選択ですね…
その後、それを知った卓英は衝撃を受けるのだった。
33話
皇帝、方諸、卓英が集まり話していると、そこに奪洛が差し向けた召風師と錬金師が現れ、3人を襲撃。
そこに海市も現れ、4人で奇妙な妖術で攻撃をして来る召風師と錬金師を迎え撃つ。
激闘の末、召風師と錬金師を倒すことに成功した4人がひと安心していると、突然卓英が皇帝を襲おうとし、そのまま逃走した。
柘榴の死が彼を変えてしまったんでしょうね…
翌日、海市は方諸と話していた。
そこでなぜ柘榴を毒で殺したのか尋ねる海市。
「彼女はこのままだと卓英の弱みになっていた…」
方諸はそう話すも、海市は納得できず、「私たちはあなたの捨て駒に過ぎないんですね…」と失望するのだった。
またしても2人の関係が拗れてしまいました…
その後、海市は兵を率いて卓英を探しにいく。
そして馬に乗る卓英を見つけると、海市は矢を放ち、卓英はその場に倒れる。
卓英は迦満人に助けられるのだった。
その後、海市も出先の赤山城で体調を崩し高熱により倒れてしまう。
すぐに医師に診てもらった海市は、付き添った符義に女だとバレてしまうのだった。
数日後、朝議では謀反を起こした卓英について話が出て、臣下たちからは彼の師匠である方諸を罰するべきだという声が出ていた。
それを聞いた皇帝は憤り、朝議を終了するのだった。
その夜、符義は季昶と話していた。
そこで符義は海市が女だという事実を季昶に話す。
それを聞いた季昶は驚きながらも「これをネタに方諸を焦らずゆっくり攻めよう」と計画を練り始めるのだった。
今後何か仕掛けて来そうですね…
感想
季昶が裏切り者だと判明したり、卓英と鵠庫の奪洛と兄弟だと判明したり、柘榴が亡くなったことで卓英が都から去ったり、海市が女だとバレ始めるなど、今回も様々な展開がありました。
季昶は前々から怪しい雰囲気がありましたが、やはり裏切り者でしたね。
さらに奪洛と兄弟だと判明したり、想いを寄せる柘榴の死など、卓英にフォーカスしたストーリーが多めでした。
柘榴の死に関しては、なかなか切ない展開で胸が痛くなりましたね。
このストーリーに関しては方諸は少し悪役に見えましたね。
その後、卓英がこの件で方諸たちに激怒する気持ちは少し分かりました。
ラストには裏切り者の季昶に海市が女だとバレるなど、今後何かしら仕掛けて来そうなので、どんな展開になっていくのか気になるところです。
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