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クルミットです♪
大晦日という特別な夜なのに、胸が痛くなるようなすれ違いが起きてしまいます。
楽しみにしていた年越しのはずが、家族への複雑な思いや心の傷が重なって、切なさが募るばかりです。
お互いを深く想い合っているはずの荘潔と陳麦冬が、どうしてこんなにもこじれてしまうのでしょうか?
それでは15話を一緒に見ていきましょう!
春色の恋人 15話のあらすじ
町中がきらびやかな明かりにあふれる大晦日、どの家からも楽しそうな笑い声が響きます。
しかし、廖家の食卓には重苦しい沈黙が広がる。
ごちそうがずらりと並んでいるのに、一番大事な家族の姿はありません。
壁に並んだ二人の父の遺影を前にして、廖涛は感傷的な気分に浸っていた。
荘潔がどこか落ち着かない様子でいるのを見て、廖涛は友人と年越しを過ごす気だと見抜きます。
その相手が陳麦冬だと察した廖涛は、露骨に面白くない表情を浮かべる。
せっかくのお料理が並んでいるのに、廖家のピリピリした冷たい空気に息が詰まります!
荘潔は大晦日の夜くらい母と揉めたくないため、できるだけ感情を抑えようと努める。
それでも廖涛の小言は止まらない。
ここ数年で荘潔が実家にいた日数を細かく数え上げ、今になってもまだ手がかかると激しく責め立てます。
まともな家の娘が夜遅くに出歩くものではないと怒鳴る。
年越しを口実に遊びに出ても、損をするのは結局女の子のほうなのだと言い放ちました。
娘を心配するあまりとはいえ、母の口から出る言葉はあまりに重く突き刺さる。
その棘だらけの物言いに深く傷ついた荘潔も、たまらず感情を爆発させて言い返します。
自分がこの脚のせいで、今までどれだけのことを諦めてきたと思っているの?
外へ遊びに行きたいと願っても、相手が受け入れてくれるかどうか次第なんじゃない?
言いたいことだけを残して、荘潔は逃げるように家を出ていってしまう。
弟の庄研が慌てて後を追いかけ、母と意地を張り合わないでほしいと姉を説得する。
実は工場で作業員の事故があり、母の機嫌がずっと悪かったのだと打ち明けました。
けれど荘潔は、そんな悪口や厳しい言葉には幼い頃から慣れっこです。
ひどい言葉も聞き流せるうちはやり過ごすが、置かれた場所によって自分のどの面を出すかは自分で選び取る。
穏やかで文学肌の父に似た庄研とは違い、荘潔の負けん気の強さは母の廖涛にそっくりでした。
どれほど困難な運命を突きつけられても、決して屈することなく正面から立ち向かう。
それこそが、窮屈な青坪鎮を出ていきたいと強く願った理由だった。
同じ家の中で生き抜くために、この激しい気質は頼もしい武器になります。
でも家族の二人が同時に同じ武器を持ってしまえば、お互いを深く傷つける刃に変わってしまう。
そっくりな性格の母娘だからこそ、ぶつかり合うと一番痛いところをえぐってしまうんですよね。
一方、陳麦冬は年越し用の果物をたくさん買い込んで準備を整えていた。
祖母と陳おばあさんが楽しそうにビデオ通話しているのを見届けて、安心して出かける。
約束の広場にあるバーへ向かうと、そこにはすでに荘潔の姿がありました。
荘潔はすでにお酒が少し入っていて、上機嫌な笑顔を見せる。
陳麦冬の首に甘えるように腕を回し、甘い言葉を囁きかけます。
まるで家族との激しい言い争いなど、何もなかったかのように振る舞う。
ところが、その場にいた見知らぬ男が無作法な態度で荘潔に絡んでくる。
その瞬間、胸の奥底に溜め込んでいた怒りが一気に爆発しました!
荘潔は近くにあった椅子を力任せに掴むと、その男に向かって思い切り投げつける。
突然の激しい物音に、店内の空気は一瞬で凍りつく。
幸いにも警備員がすぐに駆けつけて止めたため、大きな騒ぎにならずに済んだのは不幸中の幸い。
椅子を投げつけた瞬間は本当にびっくりして、見てるこっちまで息が止まりました!
陳麦冬は興奮がおさまらない荘潔を連れてバーを出る。
そして二年前に購入していた新しい部屋へと彼女を連れていく。
初めて訪れる彼の部屋で、荘潔は細やかな気遣いに触れて少しずつ心を落ち着かせます。
ふと部屋の隅に目をやると、以前二人で演じた「木」をかたどった泥人形が飾ってある。
陳麦冬がずっと前から特注で作らせていた品物だと気づき、ぐっときます。
穏やかな空気の中で荘潔のほうから距離を縮め、彼に体を寄せて抱きつく。
しかし、その胸の中では母から投げつけられた非難の言葉が激しく渦巻いていた。
反発する気持ちに身を任せることでしか、身体の奥にたまった苦しさを紛らわせられなかったのでしょうか?
陳麦冬は最初、彼女が酒の勢いで甘えているだけだと思って戸惑う。
けれど荘潔の気持ちが本気だと確かめると、義足を外す手伝いをしようと優しく手を伸ばしました。
陳麦冬は愛おしさから手を伸ばしたのに、荘潔の怯えた表情が痛々しくて本当に切ないです。
その手の感触で我に返った荘潔は、陳麦冬の体を力いっぱい突き飛ばしてしまう。
そして、強引すぎると彼を激しく責め立てました!
まさか拒絶されるとは思っていなかった陳麦冬は、信じられない思いで立ち尽くす。
荘潔は乱れた服を整えながら、信じられないという目で自分を見る彼を睨みつけます。
去り際に腹立ちまぎれにあの大切な泥人形を床へ叩きつけ、粉々に割ってしまう。
砕け散った人形を見つめる陳麦冬の胸には、冷たい失望だけが残る。
大切に飾っていた泥人形を八つ当たりで割るなんて、陳麦冬が可哀想すぎます!
冷え切った夜風の中、陳麦冬はバイクの後ろに荘潔を乗せて家まで送る。
二人は一言も言葉を交わさないまま、荘潔の家の前に着きました。
陳麦冬は二人の関係について静かに考えを巡らせる。
自分にはその場限りの楽しみで済ませることはできないし、彼女のように恋を軽く扱うのは無理だと痛感した。
そして陳麦冬は、この関係をきっぱり終わらせようと決める。
家に戻った荘潔は、机の上に置かれた妹からのカードを見つけます。
姉と母が言い争わないでほしい、二人が泣く姿を見たくないという何嫋嫋の切実な願い。
幼い妹の思いやりに触れた瞬間、ささくれ立っていた荘潔の胸には痛烈な痛みが走ったのです。
翌朝、荘潔は自分から台所に立って廖涛の料理を手伝い、成都へ調味料を発注しに行くと申し出る。
廖涛も昨夜の衝突を引きずることなく、気晴らしになるならと静かに娘を送り出します。
一方、親友の王西夏はゴミ出しの途中で無礼な男に絡まれて困り果てていた。
そこへ崔歌が間に入って筋を通してくれたため、彼への好感度が一気に跳ね上がります。
王西夏は崔歌を家に招き、温かいお茶を飲みながら少し言葉を交わす。
そこへ荘潔から電話が入り、昨晩の出来事を涙ながらに打ち明けられた。
しかし王西夏は同情するどころか、荘潔の甘えをピシャリと叱り飛ばします!
大人同士が互いに望んで部屋へ行ったのに、陳麦冬だけに責任を負わせるのはおかしいじゃない?
自分から誘っておきながら、都合が悪くなると被害者のような顔をして逃げるなという親友の指摘は、まさにぐうの音も出ない正論です。
王西夏の言う通り!甘えをバシッと指摘してくれる友達がいるって本当にありがたいですね。
春色の恋人 15話の感想まとめ
今回一番胸に突き刺さったのは、陳麦冬が特注で作っていた大切な泥人形を、荘潔が床に叩きつけて割ってしまった場面でした。
あの人形には、陳麦冬がずっと大切にしまっていた荘潔への純粋な想いが詰まっていたのに、どうしてあんな風に踏みにじってしまうんでしょうか?
母からの心ない言葉で深く傷ついていたとはいえ、他人の真心を八つ当たりで壊すのは見ていて本当に辛いものがあります。
陳麦冬が義足に手を伸ばしたのは、彼女の抱える痛みごと丸ごと受け止めたいという愛情の証だったんじゃないでしょうか?
それなのに荘潔は、一番触れられたくないコンプレックスを暴かれたように感じて過剰に怯えてしまった。
傷つくことを極端に怖がるあまり、先に相手を深く傷つけて突き放してしまう荘潔の脆さが、痛々しくて胸が苦しくなります。
だからこそ、そんな荘潔の甘えを逃さずに叱り飛ばしてくれた王西夏には、本当に拍手を送りたくなりました!
大人同士が合意の上で進んだことなのに、相手だけに責任を押し付けて逃げるのはずるいんじゃないですか?
弱者であることや過去のトラウマを盾にして悲劇のヒロインぶる荘潔の目を覚まさせられるのは、やっぱり王西夏だけです。
親友だからこそ耳の痛い真実を伝えてくれる関係って、本当に素敵ですね。
バイクの後ろで背中を向け合い、冷たい夜風の中で別れを告げた陳麦冬の決断には、大人の男としての強いプライドを感じます。
あんなに一途に想い続けてきた荘潔に対して、軽薄な関係を拒絶して自ら別れを選んだ彼の胸中を想像すると、胸が張り裂けそうになりませんか?
割れてしまった泥人形の欠片を見つめる陳麦冬の冷え切った眼差しを思い出すだけで、今でも胸の奥がじんじんと痛みます。
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