ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
第5話では、慕灼華(ボク・シャクカ)が会試に向けて勉強に励む一方、劉衍(リュウ・エン)との距離が少し縮まります。彼の疑いはまだ消えないものの、さりげない関心や思いやりが見える場面があり、二人の関係に新たな段階を感じる回でした。
それでは第5話を一緒に見ていきましょう!
灼灼風流 第5話のあらすじ
会試まで残り十日。慕灼華はひたすら勉強に励みます。侍女の郭巨力(カク・キョリ)は彼女を浮雲寺へ連れ出し、菩薩に祈願。慕灼華はそんな彼女の真心に胸を打たれます。
支えてくれる存在がいるからこそ、灼華は夢を追えるのだと実感しました。
その後、後山で劉衍と遭遇。彼は「還陽散」の配方について問いただします。慕灼華は、稀少薬材「至仙果」が必須だと説明し、「太医院の消費を調べてみては」と助言しました。劉衍は納得するも、疑念を完全には拭いません。
さらに慕灼華は「母が多くの医術を知っていた」と語り、彼女自身も謎を抱えていることを打ち明けます。
疑われながらも、互いに秘密を共有する姿に、不思議な信頼関係の芽生えを感じました。
一方、沈驚鴻(シン・ケイコウ)は琴を奏で、詩才を披露。郭巨力は慌てて執墨に筆録させますが、字が下手で執剣に笑われるという微笑ましい一幕も。
そんな中、慕灼華は劉衍に「少しは自分にも心を配ってほしい」と冗談めかして頼みます。劉衍は呆れながらも財布を差し出しました。
お金を渡す仕草は無骨だけれど、劉衍なりの“気遣い”に思えて温かく感じました。
帰宅後、慕灼華は「今は劉衍の信頼を得ることが大切」と郭巨力に語ります。還陽散を巡る謎――至仙果、母の過去、そして袁副将の死――この三つを劉衍が追っていると推測しました。母方の祖父が太医院にいたことを思い出し、彼女は不安を募らせます。
そこへ執剣が現れ、慕灼華を連行しようと馬に乗せます。慣れない乗馬に怯える彼女を見て、劉衍は自ら馬上で抱きとめました。
疑いながらも守ろうとする劉衍の行動に、二人の距離が確かに縮まった瞬間を感じました。
灼灼風流 第5話の感想まとめ
第5話は、慕灼華と劉衍の間に芽生えた「かすかな信頼」と「まだ残る疑念」が入り混じる回でした。
劉衍は依然として彼女を疑いながらも、還陽散の件で知恵を借り、財布を渡し、馬上で守る――その行動には無意識の優しさがにじみ出ていました。
冷徹に見える彼の内側に、柔らかな情が潜んでいることが少しずつ明らかになってきました。
一方で、慕灼華は母や外祖父にまつわる医術の秘密に揺れ、これが今後の大きな鍵になりそうです。郭巨力や執墨との掛け合いが緊張の合間に笑いを添えてくれるのも魅力ですね。
次回、劉衍がさらにどのように慕灼華と関わっていくのか、そして還陽散の真相がどう動くのか注目です!
コメント