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クルミットです♪
第19話は、慕灼華(ボク・シャクカ)がついに自分の気持ちを隠しきれず、劉衍(リュウ・エン)への想いを表に出してしまう回でした。家族との対立や柔嘉公主(ジュウカこうしゅ)をめぐる波乱も重なり、感情の起伏が激しい展開となっています。
それでは第19話を一緒に見ていきましょう!
灼灼風流 第19話のあらすじ
慕灼華は、劉衍を避けていたのは「心を乱されるから」だと悟られ、必死に否定しますが、顔を赤らめて逃げ出します。
素直になれない彼女の姿は可愛らしくも切なく、胸がきゅんとしました。
一方、慕家では十九人の姨娘たちが「灼華が連れ帰った男」を噂。劉衍を一目見ようとするも、執墨に一喝され退散しました。そのやり取りを耳にした劉衍は、内心まんざらでもなく微笑みます。
やがて劉衍と慕灼華は風筝を揚げるなど穏やかな時間を過ごしますが、父・慕栄は「男を甘やかすな」と言い放ち、さらに亡き母の話題を持ち出したため、灼華は傷つきます。劉衍は彼女を庇い、その場を立ち去りました。
灼華を守る劉衍の態度に、彼の真剣な想いが伝わってきました。
やがて母の遺骨を持ち帰ろうとした慕灼華は父と対立。殴られそうになった瞬間、劉衍が割って入り、ついに自らの正体を「定王」と明かします。慕栄も驚愕し、跪くしかありませんでした。
その頃、柔嘉公主は薛笑棠を囮にする計画に巻き込まれ、彼は彼女を救う代わりに崖から転落。公主は目の前で彼を失った衝撃で気を失い、沈驚鴻が必死に看病します。しかし目覚めた彼女が最初に口にしたのは「薛将軍」の名。沈驚鴻の胸には寂しさが募ります。
想う人と、想ってくれる人――交差する想いが切なく胸に迫りました。
その後、飢えた流民たちに救済の粥が届き、人々は歓喜。だが慕家では庄老夫人が八妹妹に怒りをぶつけ暴行。慕灼華は彼女を助けますが、八妹妹は逆に恨みを募らせました。
慕灼華は師・商老師を訪ねようとしますが、劉衍に同行を申し出られ、思わず取り乱して断ろうとします。結局、折れた彼女は劉衍と共に訪ねることとなりました。
素直になれず反発しながらも、結局は共に行動してしまう…二人の距離感がもどかしくてたまりません。
灼灼風流 第19話の感想まとめ
第19話は、慕灼華の「心の壁」が少しずつ崩れていくのを実感する回でした。
劉衍に対する気持ちを自覚しながらも認められず、でも隣にいると心強い。そんな葛藤が丁寧に描かれ、彼女の揺れる心情に強く共感しました。
「否定しても隠せない想い」こそ、二人の関係が進展している証拠だと感じました。
一方で、柔嘉公主と薛笑棠の悲劇的な展開や、沈驚鴻の片想いなど、恋愛模様も複雑さを増しています。慕家での因縁も絡み、政治・愛情・家族のすべてが渦巻く怒涛の回でした。
次回、慕灼華と劉衍の関係がさらにどう動くのか。そして柔嘉公主が薛笑棠を失った喪失感をどう抱えるのか、目が離せません!
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