中国ドラマ-開封府-かいほうふ-あらすじ-37話-38話-39話-の画像つきキャスト情報をネタばれありで!
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子雍から毒を盛られた陳世美ですが、回復して科挙の追試も見事首席で合格し、官吏となりました。仁宗はそんな陳世美と義姉の青女を結婚させようと目論みます。青女は承諾するのでしょうか?
【開封府】(ネタバレあり)
開封府・第37話
青女を陳世美に娶らせたい仁宗。しかし青女は婚姻を渋ります。仁宗は優秀な陳世美を女性皇族の夫である駙馬にして宋のために尽力して貰いたいのだ、と青女を説得します。青女は仕方なく承諾しますが、最後に仁宗に姉だとは思っていない、と仁宗への気持ちを告げるのでした。
青女は仁宗のことが好きだったのですね!周児とは幼馴染なのに、周児が仁宗と会っているなどと李太妃に告げ口したりして、少し意地悪だったのはそのせいだったのですね。でも仁宗は周児が好きだし、姉という立場ではとても報われない恋なのでどうしようもありません・・
そして三年が経ち、また科挙の年になりました。
仁宗は相変わらず官吏の数の多さを嘆いています。そして朝廷の蔭位の制度のおかげで官吏の数がますます増えていくことに暗澹たる思いを抱いていました。今や先帝の時代に比べて官吏の数は2倍以上、それだけの数の官吏を国庫で養うことなど無理な相談です。それなのに宰相の王延齢や張徳林は民の税を増やせばいい、と涼しい顔です。子栄は税を増やして民を苦しめるよりも蔭位制度を廃止するべきだと言います。しかし子栄の考えは陰位制度で利益を得ている王延齢や張徳林には受け入れがたいことでした。
古参の二人には遠慮してしまう仁宗。二人を下げて陳世美を呼び意見を求めます。陳世美は急に蔭位を辞めては反発を買うので毎年査定を行うのはどうかと提案します。査定で不合格になれば罷免するという形で科挙の改革と併せて官吏の数を減らそうと言うのです。仁宗は取りあえずの策として了承するのでした。
そして都ではある事件が起こります。科挙を受ける学生たちが住む書院で殺人事件が起こったのです。包拯達は捜査を開始します。
開封府・第38話
そしてまた新たに事件が起こります。今度は官吏の馬再興という男が書院で死んだ男と同様に毒を盛られて死んだのです。包拯は馬再興と一緒にいた女を尋問します。すると女は自分の情夫の塩商人が金目当てで殺したと白状するのでした。
包拯達は塩商人の店を調べに行きます。ところが塩商人の妻は包拯達に夫が行方知れずで困っていると言います。その時店の者が走ってきて、塩商人が大きな酒瓶の中に入れられていると告げるのでした。
酒の中につけられていた塩商人。とんでもない酒のだしになってしまいましたね!これで3人も続けて殺されてしまい、手がかりといえば3人が同郷の出身だという事です。一体どういう事件なのでしょうか・・
3人とも均州出身で科挙の受験者でした。包拯は第4の犠牲者が出ることを心配して、その年の科挙の均州出身の受験者を調べさせます。すると均州出身は駙馬の陳世美と韓琦という男でした。包拯は陳世美の屋敷を訪ねて外出を控えるように言うのでした。
一方仁宗たちは官吏の不正について話していました。上申書によるとある転運副使が国庫を着服して塩を転売し、また官職を売買したと報告されています。しかしその人物は既に死んでしまったとのことでした。
仁宗に呼ばれた包拯。上申書の転運副使を含む3人が殺されていると事件について説明しました。そして駙馬の陳世美にも危険が迫っているとつけ加えます。仁宗は義姉の青女のこともあって心配します。
青女と陳世美の夫婦関係は良くありませんでした。貧しい民の出の陳世美は家庭では青女に遠慮していますが、外では駙馬として一目置かれていました。上京した包拯の甥、包勉も科挙の試験で一緒だった駙馬に官吏の仕事を貰えるよう頼んでいました。そして包拯は駙馬と一緒にいた包勉を開封府で取り調べて義姉に怒られてしまうのでした・・。
開封府・第39話
包拯の妻の端午がやっと懐妊して上機嫌だった義姉。しかし包拯が息子の包勉を容疑者として調べたことで機嫌を損ねてしまいます。育ての親の義姉に頭が上がらない包拯は困ってしまうのでした。しかし包拯が酔いつぶれた包勉を酒場からおぶって連れ帰ると義姉の機嫌は直り、いつもの義姉に戻るのでした。
やっと端午に赤ちゃんが出来、しかも男の子らしいと言われたことで、跡継ぎのできた包家は明るい雰囲気になりましたね!包拯は女の子でないとわかって安心します。理由を聞く端午に、黒い顔が遺伝したら可哀想と答える包拯。こういう時の包拯は可愛いですね!!
酒場で一緒に飲んでいた駙馬と包勉。外に出て橋の上で話をしていると、包勉は橋の下を歩いていく親子連れに目をとめます。それは都まで一緒に来た母親と二人の子供でした。声をかけに行く包勉。橋の上からその様子を見ていた駙馬は何故か顔色を変えます。
そして酒場からの帰り、馬車の中から駙馬はその親子連れを見かけます。追い抜く時窓から振り返ってじっと見つめる駙馬。その時刺客が現れて駙馬を襲うのでした。
その親子連れは死んだ塩商人の家を訪ね、妻から夫の愛人と勘違いされて開封府につき出されます。包拯は均州出身の夫を探しているというその母親の言葉に事件との関連を感じるのでした。
開封府・第37~39話の感想
毒殺されかけた陳世美も仁宗の義姉の夫となって出世しましたね!でも仁宗を好きだった青女はいやいや結婚した陳世美に素直になれない様子です。陳世美は頭のいい男なので感情的になりませんが、それが青女の態度を助長している感じです。でも家庭では青女にへりくだっている陳世美も外ではその反動もあってか駙馬として周りに権勢をふるっているよう。陰で結構悪いことをしていそうで、それがもしかしたらこの殺人事件の原因かも。刺客に襲われた陳世美ですが、包拯や仁宗たちは刺客が何故とどめを刺さなかったのか疑問に感じています。これから駙馬を巡って事件が広がっていきそう。あの親子連れも気にかかりますね!!
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