風起隴西 第18話あらすじと感想|冯膺の連環計、李严を陥れる危険な罠

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第18話は、冯膺が李严を引きずり落とすために仕掛けた大胆な「連環計」が描かれた回でした。表では忠臣の顔を見せながら裏で策略を巡らせる冯膺の姿は、巧みであると同時に不気味さすら漂います。そして高堂秉の「自殺」という不可解な幕引きや、柳莹の存在感の増大もあり、陰謀の渦がますます深まっていきました。

それでは第18話を一緒に見ていきましょう!

風起隴西 第18話のあらすじ

冯膺は柳莹を伴って李严の別苑へ。柳莹は感謝の印として彼に接吻しますが、冯膺は「李严が本気で心を寄せている以上、軽率な行動は危うい」と警告。それでも李严は彼女に夢中で、琴や詩を贈り、すっかり籠絡されていきます。

李严は冯膺に「衣帯诏」の件を託し、絶対に自分と結びつかぬよう細心の注意を命じました。冯膺は「万全の策を用意する」と約束します。

一方その頃、裴绪が慌てて駆け込み、「高堂秉が自殺した」と報告。木片を首に突き立てたとされる死でしたが、荀詡は「爪も綺麗なまま、迷薬を盛られたに違いない」と推理。真実は闇の中に隠されます。

郭淮は曹魏へ戻った黄预を甥の郭刚に引き合わせ、五仙道を潰した陳恭の才覚を称賛。「彼は恐ろしく信じられぬ存在だが、利用価値はある」と語ります。そして「大魏が天下を一統すれば、五仙道が国教になる日も来る」と黄预を抱き込みました。

その頃、柳莹は李严から贈られた詩を陳恭に渡し、後日の脅迫材料とします。陳恭は「高堂秉は死んだ。君の正体も安全だ」と告げ、さらに冯膺を討つ計画を胸に秘めます。柳莹は郭淮と冯膺の密会場所「赤岩峰」を教え、協力を誓いました。

冯膺は荀詡を呼び、「烛龍自殺として結了せよ。真相追及は裏で続けるが、司聞曹の安定を優先せよ」と命じます。荀詡は納得できないまま従うしかありません。

やがて冯膺は密かに現れた楊仪に計画の全貌を打ち明けます。実は彼は諸葛亮を裏切っておらず、楊仪と共に李严を陥れるための策を仕掛けていたのです。青萍計画の裏をかき、李严を自滅に追い込む「連環計」――その始まりは、蜀の作戦を漏洩して陛下の信頼を揺るがすことでした。

李严は冯膺と陳恭から計画を聞かされ、その危険性に顔を曇らせます。二重三重に仕掛けられた謀略は、まさに一歩間違えば自らの首を絞めることになるものでした。

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風起隴西 第18話の感想まとめ

「冯膺ってここまで計算して動く男だったのか」と驚かされました。
彼はただの老獪な政治家ではなく、諸葛亮のために身を削る策士でもあった。その二面性が鮮烈に描かれ、正義と謀略の境目がますます曖昧になってきました。

高堂秉の「自殺」も忘れられません。どう見ても不自然で、荀詡の「迷薬を盛られた」という推理のほうが自然。真実が闇に葬られていく無力感に胸がざわつきました。

柳莹の存在感も回を追うごとに増しています。李严の寵姫となりながら、陳恭とも繋がり、荀詡からも信頼を寄せられる…彼女が次にどちらの陣営に傾くのか、予想がつかない怖さがあります。

そして何より、冯膺が李严を嵌めるために仕掛けた「連環計」。味方を守るためにあえて敵の剣を借りる、まさに諜報戦ならではの緊張感が最高でした。

第18話は、陰謀の深さに戦慄すると同時に、物語が大きく動く「仕込みの回」でもありました。李严がどう出るのか、陳恭の復讐心がどう絡むのか、ますます目が離せません。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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