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クルミットです♪
ついに迎えた第40話、最終回。
ここまで本当に長く、苦しく、切なく、それでも目を離せない物語でした。
最終回は「戦い」と「別れ」、そして「再生」。
墨雨雲間という物語が伝えたかったものが、静かに、でも確かに胸に残りました。
それでは最終話を一緒に見ていきましょう!
墨雨雲間 第40話のあらすじ
城楼の下、萧蘅はたった一人で包囲されます。
城壁の上には沈玉容。
弓を構えさせ、萧蘅を嘲笑いながら
「お前は捨てられた」
と言い放ちます。
そこへ、馬に乗った薛芳菲が駆けつけます。
彼女は叫びます。
「私はここにいる。もう一度殺すなら、私も一緒に」
逃げない、引かない、命を賭けた覚悟がはっきり伝わる瞬間でした。
沈玉容は理解できません。
「この国は、お前たちを踏みにじったじゃないか」
「なぜ大燕のために死ねる?」
薛芳菲は答えます。
望城で見捨てられ、犠牲となった
龍武軍百名の名を、一人ひとり呼び上げながら。
名を呼ぶことで、死者を歴史に戻す
この場面は本当に胸を打ちました。
龍武軍の兵たちは動揺します。
そこには、かつての戦友や家族がいたからです。
沈玉容は苛立ち、攻撃を命じます。
しかしその瞬間、
司徒九月率いる大昭の援軍が到着。
沈玉容は魚符で軍を動かそうとしますが、
薛芳菲が矢を放ち、彼の手を射抜きます。
司徒九月が魚符を奪取し、萧蘅の元へ。
萧蘅は薛芳菲と一瞬だけ目を合わせ、
「生きろ」
と言うように別れ、龍武軍を率いて成王の元へ向かいます。
残された沈玉容。
薛芳菲は彼に告げます。
「法の裁きを受けて」
沈玉容は悔恨を語り、
「もし状元にならなければ…」
と過去に縋ります。
薛芳菲は夜空を見上げ、
「来世は、最初から恵まれて生まれて」
とだけ告げ、背を向けます。
沈玉容は、ふたりの思い出の曲を吹き、
そのまま城楼から身を投げました。
薛芳菲は立ち止まりますが、振り返らず前へ進みます。
一方、萧蘅は成王と対峙。
成王は丽妃を人質に取りますが、
丽妃は自ら剣に身を投げ、
洪孝帝を守ります。
その隙を突き、萧蘅は成王を討ち取ります。
その後、反乱は鎮圧。
李仲南・李瑾は処刑、
沈家も没落し、
姜云兴らも姜家から追放されました。
京は、ようやく静けさを取り戻します。
薛怀远は回復し、娘を認識できるようになります。
彼は萧蘅を認め、
薛芳菲の選んだ道を肯定します。
薛芳菲は想いを伝え、
萧蘅は国公府の改修を約束。
ふたりは姜梨の墓を訪れ、
「あなたの無念は、晴れた」
と心で告げます。
そして、ふたりは夫婦に。
腊梅の木を一緒に植え、
「花が咲く頃、必ず帰る」
という約束を残し、
萧蘅は再び戦地へ向かいます。
姜云柏は官を辞し永州へ。
薛芳菲は
「待てなければ、一生待つ」
と微笑みます。
年月が流れ――
腊梅が咲いた日。
赤い衣の薛芳菲が木の下に立つと、
遠くから馬の蹄の音。
振り返ると、
狸猫の玉佩を下げた紅衣の男が、
一直線に駆けてくるのでした。
墨雨雲間 最終回の感想まとめ
最終回は、
復讐の物語ではありませんでした。
誰かを憎み続ける話ではなく、
「それでも生きて、選び直す」物語だったと思います。
薛芳菲は、
過去に縛られず、
犠牲を無駄にせず、
自分の意思で愛を選びました。
そして萧蘅。
権力でも名誉でもなく、
ただ一人を守るために戦った男でした。
腊梅が咲くラストシーンは、
派手ではないけれど、
長い冬を越えた人だけが辿り着ける、
とても静かで美しい結末だったと思います。
長い間、お付き合いいただきありがとうございました。






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