ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
第9話は慕灼華(ボク・シャクカ)がついに殿試に挑み、見事「探花」の栄誉を手にする大きな転機の回でした。数々の困難を乗り越え、努力が報われる姿には胸が熱くなります。そして劉衍(リュウ・エン)との関係にも新たな進展があり、見逃せない内容でした。
それでは第9話を一緒に見ていきましょう!
灼灼風流 第9話のあらすじ
劉衍は気づけば慕灼華の家の前に。庭で花を植える彼女に声をかけると、慕灼華は「公主から頂いた花盆は大切にしまって、牡丹は自分の器に移した」と笑顔で答えます。
彼女は「口では冷たいことを言っても、結局は助けてくれる」と劉衍を評し、牡丹を贈って感謝を示しました。
普段は厳しい彼が、実は心優しいことを見抜く慕灼華の言葉にじんとしました。
やがて迎えた殿試。慕灼華は「無為而治」という大題に冷静に答えますが、不意に砚台が倒れ、答案が汚れてしまいます。誰かの妨害を疑いつつも、母の言葉を胸に「最後まで諦めない」と残りの紙に必死に書き上げました。
「命運を他人に委ねるな」という母の教えを胸に戦う姿が、本当に格好良かったです。
その後、劉俱(リュウ・ク)自らが追加の試問を行い、彼女の的確な回答に大いに満足。結果発表で沈驚鴻(シン・ケイコウ)が首席を得たのに続き、慕灼華は第三位=探花に選ばれました。
女子として異例の快挙に、その努力が報われた瞬間に涙がこみ上げました。
祝宴では陛下が沈驚鴻と柔嘉公主の婚姻を提案しますが、彼は公主の意志を尊重し辞退。慕灼華も「傾慕と嫁娶は違う」と聞いて深く納得しました。
宮を出ようとした慕灼華を、劉衍が呼び止めます。彼は「砚台を倒したのは自分だ」と告白。彼女を試すためだったと語り、謝罪しました。
大きな試練を与えながらも、最後にはきちんと謝罪する劉衍の真摯さに心を動かされました。
そして劉衍は「これからの官路は平坦ではない」と警告しながらも、彼女に玉佩を贈ります。それはまるで、彼女の未来を共に背負う決意の証のようでした。
灼灼風流 第9話の感想まとめ
第9話は、慕灼華が夢に一歩近づいた感動的な回でした。
不利な状況にも屈せず答案を書き上げ、探花の座を勝ち取った姿は、これまでの努力すべてが報われた瞬間でした。
「女性だから」という壁を自らの才覚で打ち破った慕灼華の姿は、多くの人に勇気を与えると感じました。
また、劉衍との関係も重要な進展を迎えました。試すような厳しさと、その裏にある思いやり。玉佩を渡した場面は、二人の信頼が確かなものになってきたことを示しています。
次回からは、科挙を終えた慕灼華が官場でどのように歩み始めるのか、そして劉衍との関係がどう深まっていくのか、ますます楽しみです!
コメント