灼灼風流 第17話あらすじと感想|江南での救済に挑む慕灼華

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第17話は、慕灼華(ボク・シャクカ)が劉琛(リュウ・シン)とともに江南へ赴き、深刻な蝗害による飢饉の救済に奔走する回でした。柔嘉公主(ジュウカこうしゅ)や沈驚鴻(シン・ケイコウ)も合流し、それぞれの立場で人々を支えようとする姿が描かれています。

それでは第17話を一緒に見ていきましょう!

灼灼風流 第17話のあらすじ

江南での飢饉対策に出立する慕灼華を、城門で劉衍(リュウ・エン)が見送りました。彼はただ黙って馬車を見つめ、言葉をかけることはできません。

背中で見送る劉衍の姿から、抑えきれない想いが滲んでいました。

江南に到着した慕灼華と劉琛は、空っぽの「名ばかりの」倉庫を目の当たりにします。管事は「県令が病で倒れた」と弁明しますが、慕灼華は信じません。飢饉のはずなのに人々は健康そうで、明らかに食糧が隠されていると疑いました。

一見して矛盾を見抜く灼華の洞察力に感心しました。

柔嘉公主の運営する「済善堂」が支援の粥を差し出すも、それではとても足りません。議論の末、沈驚鴻の提案でまずは粥を配ることになり、彼自身も米糠を混ぜて公平を保つ工夫をしました。

しかし人々の不満は募り、慕灼華は「擒賊先擒王」、つまり豪族や豪商を動かすことが鍵だと考えます。

根本的な解決を探ろうとする彼女の必死さに胸を打たれました。

一方で定京では、劉衍も薛笑棠を追って江南入りを決意。太后は「薛笑棠を先に始末せよ」と密命を下しており、裏の火種はさらに広がります。

その頃、柔嘉公主は町で見かけた哑奴に「笑棠」と呼びかけ、彼の正体に気づいたようでした。沈驚鴻は「見間違いだろう」と言いますが、公主は確信している様子。

そして慕灼華は自らの実家・慕家を訪ね、父に「開倉放糧」を提案。彼女の説得に慕老爺は応じますが、目の前の娘が自分の子であることには気づかず、ただ「どこかで見た顔だ」とつぶやくのでした。

血のつながりがあるのに気づかない父娘のすれ違いに、なんとも言えない切なさを覚えました。

灼灼風流 第17話の感想まとめ

第17話は「人を救う」という信念が大きく描かれた回でした。

慕灼華は困難の中でも冷静に矛盾を見抜き、行動に移しました。彼女の勇気と機転は、混乱する江南に一筋の光を与えたように思います。

“人を救うためなら自分を顧みない”慕灼華の姿は、まさに理想の官人像でした。

一方で、劉衍の心中の葛藤、柔嘉公主と薛笑棠の再会を示唆する場面など、恋愛・家族・政治が絡み合い、物語はさらに深みを増してきました。

次回、慕灼華が江南でどのように豪族たちを動かし、本当の救済へつなげていくのか注目です!

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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