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クルミットです♪
第28話は、劉衍(リュウ・エン)が自らの余命を悟り、慕灼華(ボク・シャクカ)に別れを告げぬまま身を引こうと決意する切ない回でした。愛し合う二人なのに、あえて距離を置くという選択が胸を打ちます。
それでは第28話を一緒に見ていきましょう!
灼灼風流 第28話のあらすじ
劉衍は二皇子・劉瑜と三皇子に「天牢に入れなかったのは私刑を避けるため」と告げ、彼らに封地へ戻り余生を送るよう諭します。しかしその直後、彼は倒れ、診察した太医は「すでに油尽灯枯、回天の術なし」と宣告しました。
強靭な王がついに限界を迎えつつあると知った瞬間の衝撃は大きかったです。
慕灼華は心配して駆けつけますが、劉衍は「大丈夫だ」と装い、彼女を帰らせました。彼女が去った後、劉衍は「今こそ去る時」と覚悟を固めます。
張管家や執剣は「慕灼華に打ち明けるべき」と説得しますが、劉衍は「恨まれる方が懐かれるよりいい」と拒絶。彼は財産をすべて慕灼華名義に移し、彼女の未来を守ろうとしました。
“自分を恨ませてでも守ろうとする”愛の形に胸が締めつけられました。
一方、柔嘉公主(ジュウカこうしゅ)は太后を追い詰めつつも、叔父に「矯詔が露見すれば自分は終わり」と涙ながらに語り、彼を死へと追いやります。
その頃、慕灼華は朝廷で劉衍の姿を見かけなくなり、不安を募らせていました。帰宅すると庭に置かれた一通の手紙を発見。そこには劉衍の「別れの言葉」が綴られていました。
手紙を手に、二人で過ごした日々を一つひとつ思い返す慕灼華の姿が痛ましく、涙が止まりませんでした。
それでも劉衍は「朽木の自分が彼女を縛るべきではない」と決意し、静かに旅立つ準備を進めるのでした。
灼灼風流 第28話の感想まとめ
第28話は、愛しながらも別れを選ぶ二人の切ない物語でした。
劉衍の「恨まれることを選んででも守る」という覚悟と、慕灼華の「彼を想い続けたい」という気持ち。そのすれ違いがあまりにも切なく胸に迫りました。
お互いの愛情が深いほど、別れが苦しくなる――まさにそれを体現した回でした。
次回、劉衍が本当に定京を離れてしまうのか、それを慕灼華がどう受け止めるのか、大きな転機となりそうです。
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