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クルミットです♪
ついに丫頭が美琪歌厅で念願のソロ公演を開催。しかも周家のご両親に〈ふたりの仲〉がバレてしまい、恋も歌も一気に全国区へ――とめどない加速感に胸が躍る回でした。
それでは第20話を一緒に見ていきましょう!
テレサ・テン 歌姫を愛した人々 第20話のあらすじ
八月六日、美琪歌厅の看板に“邓丽君专场”(テレサ・テンの専用ステージ 特別公演という意味)の大文字。客席は開演前から長蛇の列です。丫頭(テレサ)は最も控えめな淡い水色ドレスにナチュラルメイクを選択し、セットリストも老舗ファン向けのクラシック曲へ総差し替え。
“奇をてらわず、まず好感度MAXで攻める”――作戦勝ち!
ステージを見守る周台生は、母ワン夫人が隣席で「清楚で感じのいい娘さんね」と小さく賞賛するのを聞き、思わず口元がゆるみます。
一方その頃、離婚問題で落ち込む周敏も客席に。偶然出会ったワン夫人に境遇を知られまいと緊張しますが、チン夫人たちが「今は“周責任者”として働いているの」と即席フォロー。
友情リレーで面子を守る大人の気遣い、あたたかい!
美琪公演は大成功。翌朝の新聞一面に〈清新歌声・邓丽君〉の見出しが躍り、邓家は号外状態。父ダンシュウは何部も買い込み、切り抜きを仏前に手向け家族で喜びを分かち合います。
ドラマ主題歌のレコーディングでは、方言イントネーションに四苦八苦しつつも根気で突破。連続ドラマ放送開始と同時に街角のスピーカーからテレサの歌声が流れ、レコード店ではシングル盤が瞬時に売り切れます。
“テレビ→街角→レコード完売” 黄金ルート爆誕!
売上確認に来た台生はラスト1枚を買えず落胆。ちょうど来店した丫頭がサインを入れプレゼントし、二人で店外へ。ところがファンに囲まれ、台生は両手を握ったまま商店街を全力疾走――青春映画さながらの逃避行です。
人気急上昇で会えない日々が続き、丫頭は「もう興味が冷めたのでは」と不安。ですが台生は舞台裏のスケジュールを全把握しており、毎朝の新聞切り抜きをスクラップ。
“会えなくても応援は24時間”――隠れサポーター尊い。
その矢先、台生がアメリカの編入手続きを進めていることを周父が把握。息子を呼び出し「歌手と交際なんて未来がない」と一刀両断。台生は「彼女は本気の努力家だ」と反論し、周父は真偽確認のため周敏に接触。
ワン夫人も小館を訪ね、ソケイに“息子の交際相手”である事実をカミングアウト。善意ながらも高圧的な空気に、ソケイは驚きつつ丁寧に応対します。
母 vs 母の静かな火花…ここが正念場!
さらに黒狗は周敏への想いを胸に留めたまま留学を決意。周囲の反対をものともせず「愛は経歴で測れない」と宣言し去っていきます。
夜、台生は丫頭に「香港、いや世界へ歌を届けよう」と提案。進学と恋の板挟みで揺れつつ、二人は雨の駅前で肩を寄せ合い、次なる舞台を見据えるのでした。
“あなたの歌、僕が世界へ届ける”――約束の傘に胸キュン!
テレサ・テン 歌姫を愛した人々 第20話の感想まとめ
保守ルック+往年ヒット曲で母親世代を一気に味方に付けた作戦は見事。礼儀を守りつつ芯を曲げない丫頭の“したたかさ”に拍手です。
メディア露出→店頭完売の流れはスター誕生の王道。新聞切り抜きを仏前に供える父の嬉し涙が、家族ドラマとしてグッと刺さりました。
恋の面では、台生が“身を削って応援”する姿勢が本当に甘い! 一方で周家側の壁は厚く、母同士の会談から大きなうねりが始まりそう。
次回は――
周父の反対をどう乗り越え、台生は渡米延期を勝ち取る?
香港進出プランの行方と国之賓の反応は?
黒狗と周敏の“第二章”は開幕するのか?
歌と恋と家族のドラマはまだまだ高音域。次回も期待大です!
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