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クルミットです♪
沁河で連続殺人事件が起こる中、前回、賀王が殺される事件が発生。
事件前夜に賀王に薬を手渡した左言希が容疑者として疑われるもその真相やいかに…。
【両世歓】(ネタバレあり)
16話
賀王殺人事件について調べる風眠晩は、前に左言希が女と一緒にいたのを目撃しているため、左言希がその女を庇っているのではと疑っていた。
そんななか、雍帝からこの事件の調査を命じられた趙岩が長楽公主と一緒に沁河にやって来る。
県令たちが出迎える中、捕吏として出迎えた風眠晩の姿を見た長楽公主は、彼女が捕吏ではなく原清離たと勘付き、睨みをきかせるのだった。
本当は風眠晩なんですけどね…
記憶を失いなぜ長楽公主から目をつけられているのか理由が分からず戸惑う風眠晩。
すると小鹿がもしかしたら趙岩を巡る三角関係が原因かもしれないと風眠晩に話すのだった。
その後、長楽公主の訪問は急遽だったため、部屋を用意しておらず、仕方なく風眠晩の部屋で宿泊することに。
これにより風眠晩は部屋を追い出されてしまう。
さらには長楽公主から雑用を頼まれたり作った食事にケチをつけられたりと嫌がらせを受ける風眠晩は、それに屈せず雑用を続けるのだったり
そんななか、泊まる部屋を長楽公主に追い出された風眠晩は侍女・小鹿の提案で景辞の部屋に泊まることに。
それを知った知夏はダメだと激怒する中、景辞はそれを了承し、知夏の監視のもと風眠晩は景辞の部屋で泊まることとなった。
翌日、近くの川に水を汲みに出掛けた風眠晩。
すると知夏が道に油をかけ、風眠晩を転ばそうと企む。
何も知らない風眠晩は滑って崖から落ちそうになるもそこに景辞がやって来て助けられる。
景辞のジャンプ力凄すぎ!
そしてキスを交わす2人。
風眠晩は慕北湮との縁談を破棄し、景辞と一緒になりたいと宣言するのだった。
17話
長楽公主は引き続き風眠晩への雑用を任せて嫌がらせを行うも、風眠晩は何も気にしていない様子で平然とそれらをこなしていた。
その姿を見た長楽公主は「本当に記憶を失っているのかもしれない…。ならば張り合う必要もない」と嫌がらせするのをやめるのだった。
賀王殺人事件の調査が続く中、左言希の部屋から賀王殺害に利用されたであろう毒・昇魂草が発見される。
これにより左言希の犯行の可能性が高まるが、左言希は身に覚えがないと一貫して犯行を否認するのだった。
しかし長楽公主は左言希が犯人だと決めつけ、鞭打ちで自白させようとするも、趙岩や慕北湮がそれを制止し、左言希が鞭打ちにされることは免れるのだった。
その後、景辞と風眠晩は賀王府の厨房を調査していた。
するとそこで屋敷の中に氷を作るため氷室があることが判明した。
これが事件解決の手掛かりになるのでしょうか?
そんななか、景辞の病状はどんどん悪化し咳をした時に吐血するまでになっていた。
景辞はそのことを風眠晩には隠しながら一緒に事件の調査を行うのだった。
その後、風眠晩と慕北湮は侍女・芯児からある情報を得る。
それは事件の日、屋根上を飛び屋敷を出て行く左言希を見掛けたこと、そして左言希の部屋に入りしばらくして出て行った賀王の衣を着た不審な男を見掛けたというもので、その男は左言希の部屋から出た後、賀王の第二夫人・薛夫人と会っていたというのだ。
さらに薛夫人について新たな事実が明らかに。
実は事件当日、賀王と薛夫人は激しい喧嘩をしていて、薛夫人は賀王から殴られ物置に閉じ込めたというのだ。
そして翌朝、薛夫人は瀕死状態で物置で倒れていたところを発見されていたのだった。
左言希の部屋に出入りした男は謎ですが、薛夫人が事件に関与しているのは間違いなさそうですね。
それ知った慕北湮は薛夫人から事件についての話を聞くべく会いに行くも、薛夫人は「幽霊が復讐に来る!」と錯乱状態で、屋敷を飛び出し崖から飛び降り自殺してしまうのだった。
一方、景辞は風眠晩と話していた。
そこで景辞は自分の病状や彼女の幸せを考え、あえて風眠晩を突き放す。
その態度に風眠晩はショックを受けるのだった。
18話
賀王殺人事件について関与の疑いがある薛夫人が自殺し、遺体は賀王府の別邸に運ばれ検視が行われる。
遺体の顔は損傷がひどく誰が分からないほどだった。
そんななか、手の平に力仕事をしたようなタコや、口の中から米粒が出てくるなど気になる点が多く見つかる。
これにより遺体が薛夫人ではない可能性が浮上。
風眠晩や慕北湮は薛夫人の捜索と遺体の身元特定のため調査を始めた。
意外な展開です!
風眠晩は景辞と遺体を薛夫人と断定し泣き崩れていた執事・靳大徳が何か事件について重要な情報を隠していると疑い尾行。
するとそこに薛夫人が現れ、風眠晩と景辞は逃げようとする靳大徳と薛夫人を捕まえることに成功するのだった。
「やはり薛夫人は生きていたんですね!
その後、靳大徳と薛夫人は役所で尋問を受ける。
そこで靳大徳は薛夫人だと思われていた遺体は下女のものだと自白。
しかしあくまで自分たちは関係なく彼女は自ら命を絶ったと主張。
すると風眠晩は自分の推理を展開する。
実は靳大徳と薛夫人は男女の関係にありそれを賀王にバレてしまう。
不倫は大罪のため、それが明るみに出て処刑されることを恐れた2人は賀王の殺害を決意した。
自らの推理を突きつけ靳大徳と薛夫人を追及する風眠晩。
すると2人は不倫の事実は認めるも賀王殺害については犯行を否認。
「死を装ったのは賀王殺害を疑われている自らの命を守るためだった」と薛夫人は涙ながらに話す。
しかし実は賀王を死に追いやったのは靳大徳だった。
事件の真相はこうである。
事件の夜、晩御飯の刺身の皿に毒を垂らしその上に氷を敷き詰め賀王に提供。
賀王は普段から冷たい刺身が好きなためいつも刺身を氷の上に乗せていたのだ。
従者が毒見をした際にはまだ氷は溶けておらず毒が刺身についていないため毒見の段階では異常はなし。
そして賀王が刺身を食べている間に刺身の下の氷が溶け、皿に塗ってあった毒が刺身に付着。
こうして賀王は毒入りの刺身を食べてしまったのだ。
「なかなか巧妙なトリックですね。
そのままでも亡くなっていたが、そこに偶然刺客が現れ、賀王は毒により体が思うように動かず、自らの陌刀で刺客に刺され死亡したのだった。
こうして事件の真相が明らかになり、翌日、靳大徳と薛夫人は趙岩たちにより都に護送することに。
しかしその道中、2人は突然意識を失ってしまった。
感想
16話では長楽公主と風眠晩のいざこざ、景辞と風眠晩の恋物語が描かれました。
長楽公主に嫌がらせに屈しない風眠晩は強い女性だなと思わされました。
17話では賀王殺人事件の調査が行われ、新たな事実が判明する一方、事件に関与していたであろう第二夫人が自殺してしまうという驚きのラストでした。
また景辞の病状も悪化しているようで風眠晩との関係性もどうなってしまうのかという展開でした。
そして18話では、賀王殺人事件の真相、そして犯人が明らかになりました。
氷を使ったトリックは巧妙で「なるほど!」と思わされる展開でした。
しかしラストには都に護送中の靳大徳と薛夫人が突然意識を失ってしまいました。
また新たな波乱が起こりそうな予感ですね。
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