【墨雨雲間(ぼくううんかい)】第18話あらすじと感想|命を削って掴んだ真実、琼枝が遺したもの

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クルミットです♪

第18話は、シリーズの中でも特に胸が締めつけられる回でした。
派手な逆転も、痛快な勝利もありません。
あるのは、名もなき人が真実のために命を差し出す現実と、それを背負って進む者の覚悟だけ。
見終わったあと、しばらく言葉が出ませんでした。

それでは第18話を一緒に見ていきましょう!

墨雨雲間 第18話のあらすじ

薛芳菲はひとり萧蘅と会い、月を眺めながら静かな時間を過ごします。
酒を差し出され、ついに彼女は打ち明けます。
「私は姜梨じゃない」。
萧蘅はすでに察しており、理由を問わず、ただ“公道を求める姿勢”を称えます。

包子を食べながら、薛芳菲はぽつりと本音を漏らします。
自分は行き場のない孤魂のような存在だけれど、それでも生きると決めた――
弱さを見せても、立ち止まらない強さが静かに伝わる場面でした。

雷雨の夜。
湯に浸かる薛芳菲と、剣を振るう萧蘅。
互いに言葉は少ないものの、
同じ痛みを抱えた者同士の距離が、確かに縮まっていると感じます。

そこへ桐儿からの知らせ。
琼枝が会いたがっている――。

薛芳菲が訪ねた小屋には、重苦しい空気が漂っていました。
医師は多くを語らず、
床には全身傷だらけの琼枝が横たわっています。
それでも琼枝は、最後の力を振り絞り語り始めます。

彼女は情報を得るため、
淮乡の冯県令に近づき、
その代償として想像を絶する暴力を受けていました。
弱い立場の女性が“駒”として消費される現実が、あまりに残酷です。

琼枝は語ります。
薛怀远は死んでおらず、牢に繋がれ、処刑を待っていること。
そして、冯県令がどれほど非道かということ。
さらに、薛昭が遺した図面を薛芳菲に託します。

薛芳菲が薬を取りに行った、そのわずかな間に――
琼枝は息を引き取ります。
最期に呼んだのは、薛昭の名でした。

誰にも知られず、ただ真実のために生き、消えていった命
この場面は、本当に言葉を失いました。

放心状態のまま葉家に戻った薛芳菲は、
誰とも話さず部屋に閉じこもります。
泣き崩れることすらできないほど、心が凍りついているようでした。

一方、萧蘅は別の線を追います。
乌兰の家賃が金粒で支払われていたことから、
近くに砂金鉱、さらには官金鉱につながる不正採掘を疑います。
ここで浮上するのが、薛怀远の冤罪と李仲南の影。
すべてが一本の線でつながり始めた瞬間でした。

薛芳菲は、琼枝の犠牲を無駄にしないため、
すぐに淮乡へ向かう決断をします。
危険を承知で同行を申し出る葉明煜。
葉嘉儿の証言から、
この地が長く官に搾取されてきたことも明らかになります。

荒れ果てた淮乡の光景に、薛芳菲は幼少期を重ねます。
賭房が官営、七割が役所へ――
民が苦しむ構造が、当たり前のように根付いていました。

計画的に騒ぎを起こし、
衙門に連行された葉明煜を救うため、
薛芳菲は太鼓を打ち鳴らし、
冯県令の前に姿を現します。

彼女は咄嗟に「姜家の娘」と名乗り、
金で時間を買い、監視をつけられながらも一旦は自由を得ます。
しかしその裏には、
薛怀远が過ごした半年間の地獄を想像してしまう、
抑えきれない恐怖がありました。

そんな彼女の前で、
転んだ哑婆婆が、そっと一巻の文を手渡します。
この地にも、まだ“声なき協力者”がいる――
そう告げるように。

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墨雨雲間 第18話の感想まとめ

第18話は、この物語の良心を、命で示した回でした。
琼枝は主役ではありません。
けれど、彼女がいなければ、
薛芳菲も、真実も、ここまで辿り着けなかった。

正義は、いつも弱い立場の犠牲の上に現れる
その現実を、正面から突きつけられました。

そして薛芳菲。
彼女は怒りに溺れず、
悲しみを燃料に変えて進むことを選びます。
それは決して美しい選択ではないけれど、
この世界で真実に辿り着くための、唯一の道なのかもしれません。

淮乡で待つのは、
父の冤罪の真相、
官金鉱の闇、
そして婉宁と李仲南につながる“本丸”。

次回、
琼枝が遺した図面と文が、
どこまで闇を照らすのか――
息をのんで見守りたいと思います。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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