【墨雨雲間(ぼくううんかい)】第21話あらすじと感想|正義の道を塞ぐ“民意”、薛芳菲は立ち止まる

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第21話は、「正しいこと」をしようとする人ほど、行く手を阻まれる現実を突きつけてきました。
敵は権力だけじゃない。
恐怖と飢えに追い詰められた“民”そのものが、壁になる――。
見ていて胸が苦しくなる回でした。

それでは第21話を一緒に見ていきましょう!

墨雨雲間 第21話のあらすじ

夜明け前、薛芳菲は薛怀远を馬車に乗せ、京へ向かいます。
父の無実を訴えるため、ここを離れる――
そう決めた矢先、刑部の魏侍郎の一行と鉢合わせします。

魏侍郎は一切の情を挟まず、
「目的は処刑の執行だ」と断言。
薛芳菲の訴えにも耳を貸しません。

薛芳菲は、ついに地に膝をつきます。
自分の“劫囚”の罪と、父の“贪墨”の罪を併せ、
大理寺で裁いてほしい――
命乞いではなく、法に訴える姿勢が、逆に胸を打ちました。

しかし魏侍郎は冷笑し、
証言を申し出た旧部や周囲の者ごと、全員を拘束しようとします。

そのとき、思いがけない人物が立ち上がります。
張屠户。
かつて薛怀远に助けられた男でした。
続いて春芳婶、刘叔、そして次々と集まる乡亲たち。

「薛大人は悪い人じゃない!」
声は小さくても、数が集まれば力になる――
沈黙していた善意が、ついに形になった瞬間でした。

人の波に押され、魏侍郎はその場での執行を断念。
完全に引き下がったわけではありませんが、
一旦は退くしかなくなります。

一方、京では動きが加速します。
萧蘅は「誰かが必ず次の手を打つ」と見越し、
二通の密書を送付。

薛芳菲も葉世杰へ書簡を送り、
淮乡の実情を姜云柏に伝えます。
しかし、姜云柏は怒りと恐怖の板挟み。
季淑然の言葉も重なり、
「このまま戻らない方がいいのでは」
と弱気になります。

定州では別の危機が待っていました。
飢饉――。
米はなく、民は飢え、秩序は崩れかけています。

薛怀远は発作を起こし、
薛芳菲が幼い頃の歌を歌って、ようやく落ち着かせる場面は、
親子の時間が残酷に歪められた現実を突きつけてきます。

安全のため一時分散を決めますが、
災民の不安定さは増すばかり。

夜、宿に災民が押しかけ、
食べ物を求めて騒ぎになります。
葉明煜は子どもを見て我慢できず、饅頭を渡してしまいます。

薛芳菲は責めます。
善意が集団を呼び、
暴力の引き金になる危険を知っているからです。

急ぎ夜逃げを試みるも、
今度は道中で災民に囲まれ、
扇動された者たちが馬車の食糧を狙います。

その危機を救ったのが、
姜景睿と葉世杰。
包子をばら撒き、場を鎮めます。

しかし――
ここで薛芳菲は悟ります。
誰かが意図的に行動を漏らし、
定州から出させないようにしている。

だから彼女は決断します。
「ここを離れない」。

京へ戻るより先に、
この地で災民を救い、
裏で糸を引く者を引きずり出す――
正義の方向を変える覚悟でした。

朝廷では、災民問題が議題に。
李仲南は難色を示しつつ、
裏では姜云柏に“娘を止めろ”と圧をかけます。

さらに、薛芳菲の名を使った講談が広まり、
彼女の存在そのものが“見せしめ”にされ始めていました。

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墨雨雲間 第21話の感想まとめ

第21話は、
正義が必ずしも一直線に進まないことを描いた回でした。

権力に阻まれ、
民に阻まれ、
それでも立ち止まって考え直す薛芳菲。

特に印象的だったのは、
「助けたい気持ち」と「現実的判断」が真っ向からぶつかる場面。
善意だけでは人は救えないという、厳しい現実です。

それでも薛芳菲は逃げません。
京へ戻る道を一度捨て、
定州という地獄の中で、
“民と向き合う”選択をしました。

次回、
災民問題の裏にいる黒幕は誰なのか。
薛芳菲の名を使った扇動は、
どこまで彼女を追い詰めるのか――。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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