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クルミットです♪
第20話は、これまで積み上げてきた“希望”を、容赦なく打ち砕いてくる回でした。
父は生きていた。
けれど、その姿は――。
見ていて本当に苦しく、何度も画面から目を逸らしたくなりました。
それでは第20話を一緒に見ていきましょう!
墨雨雲間 第20話のあらすじ
薛芳菲は、薛家三人に降りかかった不幸の裏に、
すべて婉寧が関わっていると確信します。
胸を締めつける痛みを抱えながらも、
「ここまで来た以上、引き返さない」
と決意し、萧蘅もその覚悟に並び立つことを選びます。
泥沙場では、体力尽きて倒れた者が、
見せしめとして衙役に打ち据えられる光景が広がっていました。
人の命が、数字や道具として扱われる現実が、あまりにも重いです。
隙を見て、薛芳菲は父の旧部を救い出そうと動きます。
古家兄弟は彼女を一目で見抜き、
彼女が今は「姜梨」として生きていることも察します。
説明する時間はなく、
「ここを出る」
その一言だけで、彼らは頷きました。
巡回の衙役が迫り、
薛芳菲と萧蘅はとっさに身を隠します。
隠れた先は、まさかの茅房。
鼠が足を這い、薛芳菲は思わず声を上げ、
萧蘅にしがみついて息を殺すことに。
極限状態の中に挟まる緊張と人間味が、逆に胸に残りました。
しかし脱出は簡単ではありません。
物音で追手が気づき、乱戦に。
そこへ陆玑と文纪が現れ、
命がけで道を切り開きます。
一方その頃、冯県令は完全に狂気へ。
哑婆が裏切ったと知ると、
彼女を執拗に殴り、
ついには生きたまま犬に食わせるという凄惨な行為に及びます。
ここは本当に、直視するのがつらい場面でした。
李瑾からの書状で、
「全員始末せよ」と命じられた冯県令は、
殺し屋を放ち、薛芳菲たちを狙います。
激しい斬り合いの末、
萧蘅は薛芳菲を庇って負傷。
それでも二人は生き延びます。
決着をつけるため、
薛芳菲は萧蘅とともに県衙へ向かいます。
冯県令は余裕の笑みを浮かべ、
薛怀远を引きずり出します。
そこにいたのは、
かつての威厳ある父ではありませんでした。
拷問で精神を壊され、
目の前の娘を認識することすらできない薛怀远。
ただ「アリ…」と呟く姿に、
胸が張り裂けそうになりました。
冯県令は薛芳菲を挑発し、
怒りに任せて斬りかかるよう仕向けます。
薛芳菲は一度は剣を取りますが、
萧蘅に止められ、
「生かして裁く」選択をします。
しかし次の瞬間、
暗箭が放たれ、
冯県令はその場で射殺。
真実を語らせる前に、
口封じされた形でした。
薛芳菲は父を抱き寄せ、
必死に呼びかけますが、
薛怀远は正気に戻りません。
自分が戻るのが遅すぎた――
その自責の念に、薛芳菲は崩れ落ちます。
その後、旧部たちは証言を集めようとしますが、
村人たちは恐怖から口を閉ざします。
薛芳菲は一人、春芳婶の家を訪ね、
正体を明かし、地に額を擦りつけて証言を乞います。
しかし、扉は閉ざされ、
助けは得られませんでした。
正しい人が、声を上げられない世界。
その現実が、静かに突きつけられます。
墨雨雲間 第20話の感想まとめ
第20話は、
「生きていれば救いがあるとは限らない」
という、あまりにも残酷な現実を描きました。
薛怀远は生きていました。
けれど、尊厳も、理性も奪われていた。
それでも薛芳菲は、
「それで終わりにはしない」
と剣を握ります。
特に心に残ったのは、
村人たちが沈黙を選んだ場面。
悪が強すぎる世界では、善は声を失う。
このドラマが描く“恐怖政治”の怖さが、ここに凝縮されていました。
それでも、薛芳菲は諦めません。
父の名誉を取り戻すため、
命を奪われた人たちのために、
彼女は進み続けます。
次回、
証言なき冤罪は、どう覆されるのか。
そして婉寧と李仲南へ、
この怒りはどう向けられるのか――。






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