【天啓異聞録】第5話あらすじ・感想|褚思鏡と雷隧が罠に落ちる…沈淙誘拐と“横公”の影が迫る緊迫回!

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クルミットです♪

第5話は、とにかく“裏切り”と“罠”の連続でした。
怪物の怒り、島に渦巻く陰謀、伯顔の意外な再会、そして沈淙(シンソウ)が連れ去られる衝撃の展開まで、一瞬たりとも気を抜けない回。
褚思鏡が罠に落ちる瞬間は、見ていて心が冷えるほどゾッとしました。

それでは第5話を一緒に見ていきましょう!

天啓異聞録 第5話のあらすじ

海に逃れた怪物は、仲間を救いに来た黒衣集団が砲撃で次々と命を落としていく様子を目の前で見てしまいます。その瞬間、怪物の目は真っ赤に染まり、海面はたちまち荒れ狂い、巨大な波が戦艦を襲います。
アンジェリカでさえ経験したことのないほどの大津波が船を叩き壊し、フランキ戦艦はあっという間に木っ端みじん。沈没寸前、彼女は身を守るために海へ飛び込みます。
怪物の“怒り”が自然すら変えてしまうほどの破壊力を持つのを目の当たりにして、鳥肌が立ちました。

一方、陸では雷隧(ライ・ズイ)が沈淙を心配し、褚思鏡を暗殺しようとします。しかし沈淙が雷隧の前に立ちはだかり、「褚思鏡は命を救ってくれた人だから傷つけちゃだめ」と庇います。この小柄な少女の必死の訴えに、雷隧の表情が揺れるのが印象的でした。
褚思鏡は、雷隧も島民も沈淙も“同じ立場の者たち”であることを悟り、彼らに嘘偽りなく“弟を探しに来ただけ”と告げます。
その矢先、凄まじい悲鳴が響き渡り、3人は駆けつけます。そこでは村人が突然狂ったように兵士へ噛みつき、首には紫斑、傷だらけの血痕。雷隧はやむなくその村人を斬り伏せます。
村人の豹変が人間らしさを完全に失っていて、見ているだけで胸が苦しくなりました。

そのころ伯顔(バヤン)は牢から巧みに脱出し、島の様子を探っていました。侍衛たちが「黒衣の者たちが村長の丘芷(キュウシ)の家に出入りしていた」と報告するのを聞き、伯顔は好奇心を抑えきれず丘芷の部屋に忍び込みます。
丘芷は穏やかな人物に見え、伯顔が質問しようとした瞬間、部屋の奥から怪物が飛び出してきて伯顔は腰を抜かしそうになります。
丘芷がすぐに「伯顔を傷つけるな」と命じると、怪物は従順に引き下がります。驚く伯顔の前で、怪物はゆっくりと人間の姿に戻っていき、その正体はなんと辺軍の沈讓(シンジョウ)。
伯顔の驚きと恐怖がそのまま伝わってくる場面で、私も思わず息を呑みました。

丘芷の部屋の外では怒号が鳴り響き、村人たちは丘芷を“黒衣の者の仲間”だと責め立て、殺そうとします。混乱の中、誰かが丘芷の腹部に刃を突き立て、沈讓がすぐさま庇うものの、群衆の怒りは止まりません。伯顔は沈讓の指示で丘芷を連れ、安全な場所へ逃れます。
丘芷は息も絶え絶えに、島には“横公”と呼ばれる邪教組織が存在し、彼らが島の混乱と殺戮を引き起こしていることを伯顔へ告げます。
この場面の丘芷の弱々しい声に、ただの村長ではなく“誰よりも島を守ろうとしていた人”だったのだと胸が締めつけられました。

褚思鏡・雷隧・沈淙の3人が村へ戻ると、そこは不気味なほど静まり返っていました。まるで村全体の呼吸が止まったような不穏さに、褚思鏡は「気をつけろ」と声を潜めます。
中に入ると、数人の遺体がまだ温もりを残した状態で横たわっており、村の書生が「怪物が丘芷を連れ去った」と語ります。さらに伯顔も行方不明だと告げられ、褚思鏡たちの不安は一気に高まります。
そこへ六宏が口を挟み、丘芷は良い人だと必死に訴えます。その瞬間、雷隧は「これは罠だ」と直感し、沈淙を門に残していたことを思い出して外へ走り出します。
しかし、すでに遅く、沈淙を守る侍衛は殺され、彼女の姿は消えていました。
沈淙が姿を消した瞬間、背筋がじわっと冷たくなるほど怖かった。

褚思鏡と雷隧は森に残された侍衛の遺体を発見し、その手には“横公”の印が染みついた布切れが握られていました。雷隧は横公の凶行を述べ、沈淙が彼らに誘拐されたのだと断言します。
丘芷の傷は深く、医者は「助かる見込みはほとんどない」と告げます。それでも丘芷は沈讓の顔を見つめ、「もう二度と変身するな」と弱い声で諭します。
沈讓の悲しげな目が、ただの怪物ではない彼の人間性を強く感じさせました。

六宏は褚思鏡と雷隧を横公の潜伏場所へ案内します。そこは奇妙な石像が並ぶ古い庙(びょう)。一見すると雪と埃に覆われ廃墟のようですが、褚思鏡は“蜘蛛の巣がない”“灰が積もっていない”ことに気づき、人の出入りがあると察します。
その直後、石像の後ろから白い煙が立ち上り、雷隧が「毒だ、気をつけろ!」と叫びます。
煙の中から現れたのは、恐ろしい面をつけた謎の男。彼は冷たい声で雷隧に向け、「安心して地獄へ落ちるがいい」と告げました。
仮面の男の静かな狂気が怖すぎて、鳥肌が止まりませんでした。

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天啓異聞録 第5話の感想まとめ

第5話は“横公”という邪教組織の存在が一気に前面へ浮上し、物語が新しい段階に入ったと感じる回でした。
沈淙の誘拐は物語の心を奪われるほど衝撃で、彼女が褚思鏡に心を許し始めていた矢先だっただけに胸が痛みました。

褚思鏡と雷隧が罠に落ち、敵の“本気”が見え始めたことで、第6話への不安と期待が一気に高まります。
この先、褚思鏡が弟と沈淙を同時に追う形になり、どんな選択と葛藤が待ち受けるのか…。
褚思鏡の孤独な戦いがますます過酷になっていく予感がして、胸が苦しくなるほど物語に引き込まれました。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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