【天啓異聞録】第6話あらすじ・感想|褚思鏡、薬で意識を奪われる!横公の正体と“沈淙の力”が暴かれる衝撃回

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クルミットです♪

第6話は、もう序盤から最後までずっと息が詰まるような緊張感でした。
褚思鏡(チョ・シケイ)が薬で意識を奪われ、夢と現実の境界をさまよい続ける姿は見ていて本当に苦しくて、しかも沈淙(シンソウ)までもが同じ罠に落ちるという展開…。
横公(オウコウ)の邪悪さが一気に露わになる回で、映像全体に漂う“禍々しさ”がここまで濃厚なのは初めてでした。

それでは第6話を一緒に見ていきましょう!

天啓異聞録 第6話のあらすじ

丘芷(キュウシ)と伯顔(バヤン)が隠れ家で身を潜める中、伯顔は「病にかかった者は最終的に怪物になるのか」と問いかけます。丘芷は重く頷き、それを聞いた伯顔は顔色を失います。
この瞬間、伯顔の瞳から走った恐怖はすごくリアルで、“島の真実”がどれほど悲惨なのか一気に胸に迫ってきました。
丘芷は伯顔の焦りを理解しつつも、もし朝廷に知られれば島民は皆殺しにされるだろうと静かに語ります。背後に広がる海がありながら魚を口にできず、怪物と化す恐怖と隣り合わせで生き続ける島民たちの苦しみを想うと胸が締めつけられました。

さらに、外海へ出る船はすべて“黒環(こっかん)”という組織に掌握されており、伯顔は逃げる術を失っています。丘芷は「自分が黒環を排除したら必ずあなたを送り出す」と誓い、伯顔はそれを受け入れます。

その一方で、横公の仕掛けた毒煙の罠により、褚思鏡・雷隧(ライ・ズイ)・六宏(リュウコウ)は意識混濁に陥ります。暗がりの中、面をつけた男が現れ、雷隧の首を一刀で切り裂きました。
雷隧の死はあまりにも唐突で、私も思わず息を止めるほど衝撃的でした。
雷隧は最後の力で覆面を剥がそうと手を伸ばしますが、叶うことなく絶命します。

褚思鏡も毒で身体が言うことを聞かず、倒れ込んだまま捕らわれてしまいます。しかし、横公の男たちは褚思鏡を殺さず、担架でどこかへ運び始めるのでした。
なぜ褚思鏡だけを生かしたのか…この不気味さが逆に恐怖を倍増させます。

褚思鏡が目覚めた時、手足は枷で拘束され、動くことさえできませんでした。そこへ現れたのは、面を外した贺子礁(ガシショウ)。普段はボロ服をまとった島の里長のような姿なのに、正体は黒環の幹部そのもの。
褚思鏡に薬湯を無理やり飲ませ、「尊主に近づける」と狂気じみた声で語ります。褚思鏡は毒の影響で弟・褚思鈺(チョ・シギョク)が夢の中で「助けて」と叫ぶ幻を見ます。
弟の声に縋って苦しむ褚思鏡の表情が、本当に切なくて胸が痛みました。

贺子礁は「お前と横公は似ている」と告げ、褚思鏡と褚思鈺が横公と容姿が酷似していることを理由に「夢の中から褚思鈺の行方を探す」と意味不明の狂気を語ります。
その恐ろしさが、表情ひとつ変えず淡々としている分、ぞくりと背中を冷やします。

一方、沈淙もまた薬湯を飲まされ、夢の中で亡き母との幸せな記憶を見て涙を流します。目を開けた時、彼女は贺子礁により骸骨だらけの峡谷へ連れて来られていました。
沈淙の小さな肩が恐怖で震え、骸骨を見て後ずさる姿が本当に痛々しかった。
贺子礁は「尊主に心を寄せよ」と強制し、沈淙は混乱と不安の中で意識を引きずられていきます。

その頃、褚思鏡は拘束されたまま夢と現実の間を漂うようにさまよっていました。出口を探して彷徨ううちに、巨大な“尸鳖(しか)”のような怪物と遭遇します。体中に触手を持ち、狂暴な力で褚思鏡を吹き飛ばし、完全に追い詰めます。
褚思鏡が今にも飲み込まれそうになった瞬間、沈淙が現れ、彼女の瞳が赤く光り輝きます。
怪物はその光を見た途端、恐怖に震えるように動きを止め、ゆっくりと沈淙へ歩み寄り、前脚を地につけてひれ伏しました。
沈淙の“圧倒的な力”が発動した瞬間、まるで空気が変わったような衝撃が走りました。

贺子礁は沈淙の能力を目の当たりにし「これだ!」と狂ったように歓喜します。
一方、現場を見ていたアンジェリカは沈淙の力に凍りつき、ただの少女と思っていた存在が“怪物を従える者”であることに言葉を失います。
沈淙の正体が一気に浮かび上がったこのシーンは、第6話最大の鳥肌ポイントでした。

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天啓異聞録 第6話の感想まとめ

第6話は、褚思鏡と沈淙の心が追い詰められる“精神の回”ともいえるほど重たい内容でした。
横公と黒環の恐ろしさもここで一気に表に出てきて、島に潜む“本当の闇”がようやく形になった感じがします。
沈淙が怪物を跪かせるシーンはあまりにも衝撃的で、この少女が今後の物語の中心に立つ存在だと確信しました。

さらに褚思鏡は夢の中で弟の幻を見続け、精神的にも肉体的にも限界が近づいているように感じられて、
彼の孤独と必死さが胸に迫ってきて、思わず応援したくなるほど切なかったです。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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