中国ドラマ-霜花の姫-あらすじ-43話-44話-45話-の画像つきキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。
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クルミットです♪
前回はなんと、旭鳳の姿をした者が水神と風神を殺害するという大事件が発生しました!
錦覓は短い間とはいえ、細やかに愛を注いでくれた両親の惨劇ということで激しく落ち込みますが、錦覓の心の中に犯人は旭鳳ではないかという疑いが生まれてしまいます…
今回は、旭鳳と潤玉の兄弟同士のドロドロが、とうとうたまりにたまって爆発します。男二人の、一人の女をめぐっての三角関係であり、天界の覇権を争う勢力争いであり…いつかはぶつかるであろうと思われましたが、一番最悪な形でその衝突は訪れます。
気が付くと錦覓はめったに笑わなくなり、泣き顔か憂い顔しか見せなくなりましたが、ここからが花神の心配していた錦覓の苦しみモードが本番に入っていきそうです。お話も残り三分の一となり、終盤に向けて天界も魔界も大変なことに。どうなっていくのでしょう♪
【霜花の姫】(ネタバレあり)
43話
魘獣が吐いた正夢には、「錦覓が私を愛していると知りつつ邪魔するとは」と言いながら水神と風神を殺める旭鳳の姿が映し出される。錦覓は披香殿に忍び込み、魘獣が行った場所が記録される夢録を調べる。すると夢録には「栖梧宮」とあり、錦覓はやはり旭鳳の夢だったことを知って愕然とする。
あああこう来るか~!でもその晩栖梧宮に誰がいたか確かめなくていいんですかぁ~!
彦佑は鯉児を連れて璇璣宮を出ていこうとするが、潤玉に見とがめられる。彦佑は「ここは掟と偽りが多すぎる」と言うが、潤玉は鯉児を弟だからと手放さない。鄺露のとりなしで鯉児自身に決めさせるが、鯉児が璇璣宮に残ることを選んだため、彦佑は一人去ってしまう。鯉児が璇璣宮を選んだのは、蔌離があの日「自分が戻らなければ義兄上に従え」と言い残したからだった。潤玉は鯉児に「これからは二人で支えあって生きよう」と言う。潤玉は「彦佑が去るほど自分は変わったか」と悩むが、もう人にどう思われても後戻りはできない…
潤玉から離れないのは、惚れてる女と道理がわからない子供だけ、っていう現実が…
天帝は、鳥族の懐柔の功績で潤玉を諸神の前で絶賛し、隠雀長老が忠誠の証として納めた太湖八百里を潤玉の封地としようと言い出す。潤玉はそれを断り、洞庭湖の行き場を失った水族を太湖に移すようにと願い出て、許される。
潤玉は太湖に鯉児を連れてきて、「母上の故郷を私の代わりに守ってくれ」と言う。それをわざわざ彦佑を呼んで見せるが、彦佑はそれを見ても潤玉の元には留まらず、自由に生きたいと去っていく。潤玉は老胡や連翹など、花界の人々にもそれぞれ贈り物をして、長芳主たちにも評価が高まっていく…
無欲を装いつつ野心をかなえるという、こういう人間が一番信用ならないという話ですね。純粋な花界の人々などひとたまりもない。しかし潤玉がどんどん汚れていくなぁ…
水神の職務を代行してくれていることで、錦覓は潤玉に感謝する。錦覓は、水神の捜査について進展具合を尋ね、「天帝は、下手人の身分が高いから捜査を控えているのでは?」と言う。多分その人を罰したくないのだと。潤玉は「自分のせいだ」と、錦覓との結婚で帝位への野心を疑われ、水神はそれに巻き込まれたのではないかと語る。無念は必ず晴らすと、潤玉は錦覓の涙をぬぐうのだった…
この場面の潤玉が…旭鳳の事を悪く言っているわけじゃないけど、錦覓の疑惑をきっちり深めて、旭鳳を貶めることに成功していますよね。大丈夫なのか錦覓、騙されてないか…
慕辞とともに将来を語り合っていた鎏英だが、父・卞城王の側近が、魔尊の名で民に横柄な態度をとっているのを見かける。咎めて聞くと、卞城王が固城王と魔尊を招き、和解の宴を開くのだという。
その宴の最中、魔尊は酒に入れられた毒で命を落とす。それを見た固城王は、卞城王の仕業だと叫んで捕縛してしまう。その報は例の配下によって鎏英に伝えられるが、鎏英はすぐにその不自然さから、自分に父を救わせ罪を固めさせようとする罠だと気づく。それでもその場は慕辞に任せ、鎏英は父を救うために走る。
魔尊あっさり死んでしまいました。ダメ息子たちはきっと固城王に始末されていそう…
天后が水神殺害の件を否定しなかったことで、旭鳳は自分が間接的に殺したようなものだと悩みを深める。そこに、魔界の異変の知らせがもたらされる。鎏英は九霄雲殿を訪れ、天帝に父を救ってほしいと訴える。しかし天帝は証拠がないからと動かず、鎏英は失望して出ていく。
潤玉は天帝に「魔界をこのまま捨て置けば、三王による均衡は崩れる」と調査を進言し、自分が魔界に向かうと名乗り出る。しかし月下仙人が「魔界に詳しい旭鳳を」と勧めたことで、旭鳳が魔界に遣わされることに。そして卞城王の処刑の場に鎏英が飛び込んでいく…
月下仙人が旭鳳を推さないで潤玉が行ってたら、結構卞城王はピンチかもですよね~
44話
鎏英と慕辞は固城王の兵に取り囲まれ、絶体絶命になるが、そこに旭鳳が駆け付けて救う。固城王は天界の口出しに不快感をあらわにするが、魔尊の死は重大事項のため天界に知らせる責任があり、魔尊の権利を行使して卞城王を処分する権限は固城王にはない。そこで天帝の特命によって、旭鳳は三日で真相を明らかにすると宣言する。
魔尊を診た魔医によると、使われたのは絳珠草の毒だというが、絳珠草は魔族を害するため7万年前に焼き払われていたはずだった。しかし慕辞の記憶では、700年前に薬王・離川が再生を試みて投獄され、離川は行方知れずだという。
旭鳳の言い分もかなり無理があると思うのですが、強めに言ったもの勝ちなのですね~
絳珠草の生息地である極寒の地・魔音谷に旭鳳たちが探しに行くと、低温になっている結界を発見する。それを破って中に入ると、そこに栽培されている絳珠草があった。旭鳳が絳珠草を焼き払うと、離川が慌てておびき出され、捕まえられる。そして離川に近づいた鎏英があるものを発見する…
魔界にもこんなマッドサイエンティストが。燃やされちゃってちょっとかわいそう…
月下仙人が錦覓を訪れると、錦覓は月下仙人が書いた人間と仙人の恋物語「仙凡奇情」を読み終えたところだった。錦覓は月下仙人に「内丹」について尋ねる。それは仙人の霊力の修行の結晶で、それが壊れると仙人は消滅してしまうので、それぞれ仙人たちは自分だけの秘密の場所に内丹を隠しているのだという。物語では仙人が愛する人間に内丹の場所を教えたために、そこを突かれて死んでしまったのだ。錦覓はそれを聞いて何かを考えこむ…
おいおいおい…錦覓のその質問、それってとっても嫌な予感しかしないのですが…
固城王は旭鳳に調査の結果を尋ねる。旭鳳は絳珠草のことについて説明するが、固城王は卞城王に罪をなすりつけようとあくまでも白を切る。そこで旭鳳は結界の中で見つけた窮奇の瘟針を差し出す。それは絳珠草の生育に使われたものとみられるが、窮奇をずっと監視していた固城王ならそれを入手できただろうと。旭鳳に疑われたことで、固城王は離川を殺すよう配下に命じ「どうやら天界に赴かねばならぬ」とつぶやくのだった。
先に固城王に話したら、離川殺されるに決まってる!旭鳳の詰めの甘さが惜しい~!
発作で苦しむ慕辞は、旭鳳に琉璃浄火で屍解天蚕を燃やしてくれと頼む。しかしそれは慕辞の寿命を縮めることになるが、慕辞の決意は固い。旭鳳に天蚕から解放してもらった慕辞は霊力も失い、しかし鎏英はそんな残り少ない時間を大切に、世話をしていくと言う。そこに離川が毒殺されたという知らせが入る。手がかりが失われ、鎏英は呆然とする。
すると燎原君が、天界に戻るようにとの天帝の伝言を知らせに来る。黒幕を捕らえていないのにと旭鳳は不審に思いながらも、渋々天界に戻る。卞城王は解放され、旭鳳の優秀さに感心しながらも、天帝が夜神と火神の均衡を考えるから、どちらが天帝の座に就くかはわからない、と語る…
旭鳳は呼び戻され、調査はうやむやに。これは固城王と天帝の裏取引ですね…
旭鳳が天界に戻り、天帝にさらなる黒幕の調査をと訴えるが、天帝は魔界の均衡を保つために卞城王の嫌疑を晴らしただけで十分だと言う。旭鳳は不満だったが、天帝は兵権を旭鳳に戻すことでその不満を封じてみせるのだった。
固城王は今回のことで旭鳳が侮れないと知ることに。今は卞城王を殺さずに時機をうかがうことにするのだった。
天帝って自分の得にならないことについて根本的な解決はしないけど、下の誰かが突出しないようにバランスとるのは好きですよね。それって誰も満足しないと思うのですが…
璇璣宮では鄺露が兵権の件で不満げだったが、潤玉は権力の均衡のために当然の決断だという。天帝も潤玉に感想を求めるが、潤玉は妥当な采配だと冷静を装う。しかし一方で天将府で不満があったかのようにほのめかし、それも「自分が力不足のため」と潤玉は謙遜して見せる。そこで天帝は新・魔尊となる固城王への言伝を潤玉に頼むことにする。
潤玉が退出しようとすると、太巳仙人が窮奇を封印した器を天帝に見せに来るのとすれ違うのだった…
この窮奇の器は、今後どういう形で生きてくる話なのか、気になりますね…
旭鳳は花界を訪れても、錦覓が三年の喪の間誰にも会わないと拒絶されてしまう。
そのまま三年が過ぎ、錦覓と潤玉の婚儀が三日後に。ずっと外に出なかった錦覓に潤玉が会いに来るが、潤玉は錦覓に、錦覓は潤玉にそれぞれ本心を隠して婚儀に臨もうとしており、お互いに心の中で「ごめん」と謝罪するのだった…
水神が生きてたら、絶対この結婚を止めたと思います…そうか、今止める人いないのか…
潤玉が璇璣宮に戻ると、天帝からの贈り物の杯が届いていた。今更ながら愛情を示してきた天帝に、潤玉は遅すぎたとつぶやく。結局父にとって自分は汚点で、大事なのは完璧な息子の旭鳳だと。潤玉はすでに三年の間に計画してきたことを放棄するつもりはなく、鳥族と天兵に指示を伝えるのだった。その不穏さに気づいた燎原君が、旭鳳に企みの存在を伝え、旭鳳は潤玉の謀反を確信するのだった。
潤玉は勘違いしていると思う。天帝が大事なのは旭鳳じゃなくて、自分だけです…
旭鳳は喪が明けた錦覓と三年ぶりに会う。錦覓は三年の間に色々考えたと言い、「父を殺したのはあなたではない」と言うが、天后への疑念が頭にある旭鳳は「だが私は関与している」と言う。錦覓と潤玉との婚姻を阻止したい旭鳳だったが、錦覓はそれによって天帝から罰せられ前途が閉ざされることを心配する。それでも「君を嫁がせぬ」と言う旭鳳…
関与している、っていうのは誤解招いたのでは… 錦覓がどんどん能面化してるよ~
45話
錦覓は髪を一束切って旭鳳に渡し、「この黒髪が最後の思い。私たちの心が同じであると願う」と言う。旭鳳は髪を受け取り「策はある、婚儀が始まるまで我慢してくれ」と…
旭鳳がこの髪を受け取った時の気持ちを考えると…この後の展開が怖すぎる…
婚儀の前夜、反乱の決意を固めた潤玉は布星台で戦略を練る。勝算は低いと出るが、潤玉に諦める選択肢はない。鄺露はなぜ危険を冒すのかと尋ねるが、実は潤玉には「湮月」があるのだという。それは明月の背後にある星は操れないが、天地を滅ぼすという…潤玉のすべてを賭けた大勝負なのだ。
二人が戦っているように見えますが、多分これは双方がシミュレーションしてる図?
旭鳳は潤玉を訪ね、共に酒を飲もうと誘う。旭鳳が初めて酒を飲んだ時のことを思い出す。旭鳳にとっては潤玉との良い思い出だったが、実は潤玉には、酔って火をつけた旭鳳を守ろうとして泣かせてしまい、天后に誤解され閉じ込められた「悪夢の始まり」だったのだ。
旭鳳は「明日、後に悔いるようなことはしないでくれ、兄上の欲しいものはすべて譲る」と言うが、最も欲する錦覓はお互いに決して譲れない…。そして潤玉は彦佑に「明日、私の進む道に付き添ってくれるか」と言うが、彦佑はきっぱり断るのだった…
潤玉のこの逸話はかなりかわいそうですが勘違いから関係が悪化したとはいえ、あの天后相手じゃ時間の問題だったと。そして錦覓をめぐる絶対に負けられない戦いが…
婚儀の当日。花界から天界へ嫁ぐ錦覓を、月下仙人が迎えに来る。「後悔せぬか?」と心配され、錦覓は旭鳳からもらった寰諦鳳翎を「返しておいて」と月下仙人に預ける。
九霄雲殿に潤玉と錦覓が入場するが、旭鳳の姿はそこになかった。潤玉は天帝に星輝凝露を献上し、天帝は喜んで飲み干す。そして二人が拝礼を行おうとした時、旭鳳が武装した姿で現れ、潤玉の兵が攻め入ろうとしていたため、制圧したという。潤玉は悪びれずに謀反を企てたことを認め、今までの天帝の罪を告発する。天帝は止めようとするが星輝凝露には殺気香灰が入れられておりしばらく動けない。そして隠雀長老と太巳仙人が潤玉を新帝に推挙し、天兵が寝返っていく。天帝と天后の残虐さに皆が恨みを持っていたのだ。
旭鳳の「ちょっと待った!」破れたり… みんな天帝夫婦嫌っていたんですね~
婚儀の場が一転、戦場となる。太巳仙人が天帝に襲い掛かかるが、月下仙人が持っていた寰諦鳳翎で結界を作って防御する。潤玉が水術、旭鳳が火術の激しい応酬になるが、隙を狙って太巳仙人が旭鳳に短剣を投げる。それを庇って燎原君が剣に貫かれ、「私はもうお守りできません」と消失してしまう… 燎原君の死に旭鳳は思わず我を忘れ、琉璃浄火を放とうとする。それを見た潤玉も最期を覚悟し、滅日冰凌を掌に召喚し「旭鳳、来世ではお前などいなければいい」とつぶやく…
鄺露パパは意外と武闘派だったとか言ってる場合じゃなく、えー!燎原君~~!!!
錦覓は旭鳳の琉璃浄火を見て、両親と風神の恨みの言葉が耳元に聞こえて離れなくなる。そして旭鳳が火術を放とうとした瞬間、背中に鈍い痛みを感じる。振り向くと錦覓が、水神から渡された刃を旭鳳の背中に突き立てていた。「なぜだ、どうして」「あなたが父と義母を殺したからよ!」錦覓は激高してさらに深く刃を突き刺す。旭鳳は「これまでに私を愛したことは?」と尋ねるが、錦覓は「ないわ」と冷たく言い放つ。それを聞いて旭鳳は涙ながらに倒れていく。そして錦覓の手に髪のひと房が落ちてくる。錦覓は旭鳳がこの髪を内丹のそばに置くだろうと予想していたのだった…
まさかの展開、まさかの錦覓の闇落ち…旭鳳はどうなってしまうのでしょうか?
43~45話の感想
今回はかなりのショッキングな展開でした…
前回の最後に「耳に注目!」と書きました。水神を殺した犯人は、水神の攻撃を左の耳に受けていたので、耳に何か変化のある人物が、ということで注目してみたところ…
いましたね、今までとは違う耳飾りを、左耳を隠すようにつけていた人物が!
そう、琉璃浄火の第三の使い手の穂禾でした。やっぱり順当にそうなるのですね。
彼女が旭鳳を装って殺害を実行し、それをわかるように工作したのは、錦覓が旭鳳を仇と思って憎むようにした、ということなのでしょうか?いつそのからくりが暴かれるやら…
星のシミュレーションをしていた時に、潤玉が自分には「湮月」がある、と言っていたのですが、あれは鳥族や太巳仙人などを取り込んだ工作の事なのか、それとも… なんとなくですが、潤玉が錦覓の憎悪をあおって仇討ちに持ち込ませたような気がして、それを「湮月」と言っているのかなと…あくまでも想像ですが。潤玉が錦覓をそんな風に利用するか?とも思うのですが、穂禾が旭鳳に化けたしなぁ…わからないですよね~?
しかし燎原君… まさかもう出てこないのですか?肉肉同様、元神が消失してしまったということなのでしょうか。この鬱展開の中で、燎原君という癒しキャラの退場は心から痛いです… 旭鳳は、まぁほら、主人公だから消えるということはないと思って見ていますが、燎原君はそんな大事にしてもらえそうにもない…
次回から天帝はどうなるのか、旭鳳は助かるのか、色々変化が訪れそうです。
天帝は天后と一緒に監禁しておけばいいのに… それ、最悪の拷問ですね!
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