ご訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪
今回は、西焉から献上された美人の一人として大炎に入った刺客・眉林と、「人屠将軍」と恐れられる皇子・慕容璟和の復讐劇「春花焔」(しゅんかえん)です。
最初のうちは、とにかく慕容璟和が怖くて、この人と恋が始まるなんて想像もできませんでした。それが、追っ手を逃れて村に隠れ住むあたりで、眉林の餡づくりを手伝ったり髪を梳かしたりする姿を見てしまって、すっかり印象が変わってしまったんです。だからこそ、あの結末にはいまだに納得しきれていません。
全32話のあらすじとネタバレ、私の感想をまとめています。
春花焔 あらすじ
大炎の皇子・慕容璟和(ぼよう・けいわ)は、威北軍を率いて青州の地を奪還した英雄でした。しかし、勝利の直後に青州の街を焼き払うという凄惨な事件が起き、彼には「人屠将軍(ひとごろし将軍)」という恐ろしい汚名が着せられます。その大火で両親を失った少女・眉林(びりん)は、深い憎しみを抱き、復讐のために暗廠という組織で過酷な修行を積む道を選びました。
それから年月が経ち、眉林は死士として「和親のために訪れる西焉の使節団に紛れ込み、大炎の慕容璟和を暗殺せよ」という命令を受けます。彼女は自分の命を捨ててでも仇を討とうと決意し、毒を飲まされながらも機会を窺うのです。しかし、彼女が狙う慕容璟和こそが、実は暗廠の裏で全てを操り、ある目的のために死士を送り込んでいる真の主人だとは知る由もありません。復讐者と、彼女を駒として使う男。二人の運命が絡み合う瞬間、この先どうなるの?と続きが気になって仕方ありません。自分を殺そうとする刺客をすぐそばに置く男の真意は何なのか、二人の命懸けの駆け引きが幕を開けます。
見どころ
物語の序盤、眉林が慕容璟和を殺そうと虎視眈々と狙う様子には、正直、かなりヒリヒリさせられました。単なる復讐劇かと思いきや、実は男側がすべてを手のひらで転がしているという構造に、私は一気に引き込まれました。
特に印象に残ったのは、慕容璟和が眉林を駒のように扱いながらも、次第にその強さに引き寄せられていく過程です。二人の関係が信頼とも利用とも言えないギリギリの均衡を保っている場面は、見ていて胸が苦しくなるほどでした。
第1話の時点で、すでにこの二人の間には強い緊張感が漂っています。単なる恋愛ドラマだと思って見始めると、そのあまりの冷徹さと切なさに、いい意味で裏切られるはずです。特に、互いの本心を隠しながらも目が合ってしまう瞬間の空気感には、思わず固唾を飲みました。
「春花焔 各話あらすじ」はこちらから
ご覧になりたい話数を押していただけると各話の詳しいあらすじが表示されます。
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話
第10話
第11話
第12話
第13話
第14話
第15話
第16話
第17話
第18話
第19話
第20話
第21話
第22話
第23話
第24話
第25話
第26話
第27話
第28話
第29話
第30話
第31話
第32話
キャスト・登場人物
「春花焔」のキャスト&主な登場人物一覧です。
慕容璟和(演:劉学義)

大炎国の三皇子でありながら、青州での虐殺の責任を問われ「人屠将軍」と罵られる苦難の皇子です。復讐の駒として利用していた刺客の眉林に、いつしか惹かれていく過程がもう切なくて。劉学義が持つ独特の影を帯びた美しさが役柄と完璧に調和しており、ついつい見入ってしまいました。
眉林(演:呉謹言)

家族を奪った仇である慕容璟和を討つため、死の淵をくぐり抜けて刺客となった女性です。彼女の強さと、時折見せる弱さが本当に痛々しくて……。復讐に生きるはずが、次第に慕容璟和との間に芽生える感情に揺れ動く姿には、正直かなり引き込まれました。
越秦(演:畢雯珺)

西焉の皇子で、眉林に救われた過去を持つ人物です。穏やかな顔をしているのに、心には激しい執着を隠していて、そのギャップが少し怖くもありました。
殷落梅(演:趙小棠)

大炎の誇り高き女将軍で、慕容璟和とは幼馴染の間柄です。自分の宿命と戦いながら軍を率いる彼女の姿は本当にかっこいいの一言です。ただ、慕容玄烈との複雑な因縁には胸が締め付けられる思いでした。
慕容玄烈(演:陳楚河)

大炎の皇太子であり、慕容璟和を陥れた張本人です。権力への野心と嫉妬にまみれた姿は見ていて腹が立ちますが、なぜか嫌い切れない脆さも感じました。
子顧(演:黄日瑩)
西焉から和親のために嫁いできた公主です。最初は怯えていた彼女が、大炎の皇帝と心を通わせていく様子は、この重苦しい物語の中で数少ない癒やしの時間でした。
相関図
眉林が毒の発作を抑えるため銀鍼を刺した場所は?
眉林に頼まれ、慕容璟和が絵に描いた二人の姿は?
第1話で眉林が慕容璟和の暗殺に挑む際、池の湯の中に溶かされていた筋肉の力を奪う薬は?
第1話の荊北入城時、慕容璟和が使節団を歓迎する名目で空から舞い散らせたものは?
昭京入城の際、民に腐った野菜を投げつけられた慕容璟和が、別の童謡を歌わせた理由は?
慕容璟和と眉林は、復讐のために利用する側と刺客という最悪の出会いを果たしますが、共に真相を追う中で絆を深めていきます。慕容玄烈は慕容璟和を敵視し、殷落梅との間にも複雑な愛憎が渦巻いています。また、越秦は眉林に執着を見せ、子顧は政略の狭間で大炎の皇帝と関わっていくという、非常に重たい関係性になっています。
評価・レビュー
中国ドラマ「春花焔」の評価レビュー&感想です。
全32話を完走したクルミットの正直な感想を書いています。
後半はネタバレありなのでご注意ください♪
第1話、和親の一行を迎える城門に紙銭が舞う場面から、慕容璟和の感じの悪さが強烈でした。眉林は父の仇を討つために来ているので、甘い恋を期待する気分にはなれなくて。ただ、この二人が同じ場にいると妙に気になるんですよね。最初は怖さのほうが勝っていました。
ネタバレありの感想
私が好きだったのは、第18話の村での二人です。眉林が餡を作るそばで慕容璟和も手伝って、あとで髪まで梳かしてくれる。あの距離の近さがよかったんですよね。眉林がお母さんならこの婿に満足すると思う、と話すところも好きです。復讐のために生きてきた彼女が、自分の結婚をそんなふうに口にできるのがうれしくて。慕容璟和の嫉妬は少々面倒ですけど、村での彼にはけっこう甘くなってしまいました。
第27話の越秦には腹が立ちました。眉林を助けたい気持ちはわかるんです。でも、阿伊を犠牲にするやり方を止めようとした眉林の武功まで奪うのは、どうしても許せません。以前の優しさを覚えているぶん、彼女の嫌がることを押し通す姿がつらかったです。眉林が何を大事にして生きてきたか、そばにいたのに見てくれていなかったようで。私はここで越秦を応援できなくなりました。
ただ、後半は命の危機が重なりすぎて、正直、少し疲れました。ようやく話が通じたと思うたびに次の苦難が来るので、二人が普通に暮らす時間をもう少し見たかったです。眉林の我慢強さが好きでも、いつも彼女ばかり痛い思いをするのはしんどいんですよね。
眉林が助かるかどうかが、毎回あの雪龍須ひとつにかかっているのも、ちょっと作りすぎに感じました。咲いたと思えば奪われて、最後には山に一本も残っていない。二人を引き離すために薬草が都合よく消えていくようで、途中から「またか」と思ってしまって。前半はあれだけ抜け目なかった越秦が、後半は西焉の中で振り回されてばかりなのも、少し不思議でした。
第32話で慕容璟和が輿に乗り、入り婿として眉林のもとへ向かう婚礼は、素直にうれしかったです。彼女の故郷のやり方を選んでくれたのがいい。けれど、毒が心臓まで届き、残された時間がわずかだと知っているので、婚礼を喜ぶ気持ちだけでは見られませんでした。別れが近いとわかって抱き合う二人を見て、ここまで頑張った眉林には幸せな時間をもっとあげてほしかった、とばかり思ってしまいます。結末にはまだ不満が残っています。村での二人が好きだったので、なおさらです。
あとから原作は二人が結ばれるハッピーエンドだと知って、よけいに悔しくなりました。村で話していた、眉林が菓子屋を開いて、慕容璟和は平和なときは筆を、乱れたときは剣を持つという暮らし。あれを少しでも見せてほしかったです。
この作品が好きならこちらも
劉学義(リウ・シュエイー)が潘樾を演じた『花間令』。慕容璟和を仇と狙う本作とは違い、別人として蘇った楊采薇が愛する彼に近づきます。正体を隠した恋と陰謀が好きならこちらも。
劉学義が洛子商を演じた『長風渡』も。こちらの恋の中心は柳玉茹と顧九思なので、慕容璟和役とは違う立ち位置で登場します。乱世で支え合う夫婦の歩みが気になるならどうぞ。
仇への思いと恋の間で揺れるところが好きなら、『折腰』。こちらは小喬と魏劭の政略結婚から始まり、夫婦になってから距離を縮めていきます。
復讐を秘めた将軍との恋が好きなら、『星漢燦爛』。凌不疑との関係に加え、程少商の過酷な境遇や、周囲との複雑な人間関係にも付き合えます。
乱世で二人が支え合う姿が好きなら、『逐玉-翡翠の君』。こちらは肉屋の娘・樊長玉と身分を隠す謝征が、夫婦になるところから絆を深めます。
戦う男女の駆け引きが好きなら、『楽游原』も。こちらは王朝の立て直しが大きな目的で、男装の軍師として動く崔琳が気になるところです。
眉林の刺客としての姿が好きなら、『一念関山』。こちらは任如意と寧遠舟が国を越えて旅をするので、旅先で育つ絆を楽しめます。
復讐するヒロインが好きなら、呉謹言(ウー・ジンイエン)が薛芳菲を演じる『墨雨雲間』。相手役は寡黙で硬派な蕭蘅で、慕容璟和とのやり取りとはまた違う空気を楽しめます。
みんなの評価 ― 中国と日本でこんなに違う
ここからは、私の感想とは別に、中国と日本のみんなの評価をまとめました。
中国と日本の評価
| 項目 | 中国(豆瓣) | 日本(Filmarks) |
|---|---|---|
| 平均スコア | 5.6/10点(2026年10月時点) | 3.9/5点(2026年10月時点) |
| 評価数 | 26790人 | 55件 |
| 分布 | 星5:8.3%/星4:13.0%/星3:40.0%/星2:28.7%/星1:9.9% | 表示なし(件数が少ない) |
中国では2024年10月14日に優酷で独占配信が始まり、10月19日からNetflixでも配信されました。初週の優酷内の熱度は9083を超え、微博・抖音のドラマランキングでは首位。10月31日までに猫眼の全ネット有効再生数も6億回を超えたそうです。これだけ話題になっていたのに、中国のレビューサイトではけっこう厳しい評価だったみたいで、二人の村暮らしが好きだった私は少し寂しくなりました。
結末への不満はあっても二人を好きになれたので、私の評価は日本のレビューサイトのほうに近いです。
中国で賛否が分かれたところ
中国のエンタメ論評では、原作の過激な場面を和らげた結果、作品の肝まで薄くなったという批判がありました。男性主人公がヒロインに毒を盛るなど、原作の展開自体、放送前から賛否があったそうです。まぁ、私はそこまで痛い場面を見たいわけではないので、和らげたこと自体は気になりません。村での二人を好きになれたので、あの時間は残してほしいです。
恋愛時代劇によくある、登場人物の判断が不自然に鈍る展開を足したという批判には、少しうなずきました。相手を守るつもりで大切なことを黙ってしまう場面は、私ももどかしかったです。劉学義と呉謹言の演技が型どおりで、特に復讐するヒロイン像が似通っているという批判もありましたが、私は眉林がお母さんのことを話すときの柔らかさが好きでした。復讐しているとき以外の彼女も、けっこう心に残っているんですよね。
評価データ・参考資料
- 豆瓣「春花焰」(評価データ)
- Filmarks「春花焔~Kill Me Love Me~」(評価データ)
- 百度百科「春花焰」
- 搜狐号「吴谨言《春花焰》播出后翻车,无数观众打差评,差评理由出奇一致」(2024年10月16日)
まだレビューがありません。最初のレビューを書きませんか?★をつけるだけでも参加できます。
撮影秘話とトリビア
「春花焔」の世界をもっと深く楽しめる!知れば知るほど面白い、ドラマ的トリビアや撮影裏話をご紹介します。
本編では見られないキャストたちの素顔や、制作の裏側に迫るエピソードを集めました♪
都匀の壮大な自然を活かしたロケ地
本作の撮影は、主に横店影視城や貴州省の都匀市で行われました。特に都匀にある秦漢影視城といったロケ地が、ドラマの世界観をより一層引き立てています。自然の風景を活かした撮影スタイルにより、画面越しにもスケール感が伝わってきますね。
呉謹言の「武謹言」ぶり
眉林を演じた呉謹言は、これまで宮廷復仇劇のイメージが強かったものの、本作ではハードなアクションにも挑戦しました。自らスタントに近い動きをこなす姿に、視聴者からは「武謹言」という愛称で呼ばれるほど、彼女のアクションに対する情熱と実力が高く評価されました。
細部までこだわった演出と俳優の絆
厳しい環境下で過酷な訓練を受ける眉林の姿を描くため、監督は物語の序盤から徹底した演出を行いました。一方で、現場ではキャスト同士の仲の良さも目立ち、合間に楽しそうに交流する姿が撮影メイキングでも度々公開されています。
中国本土での反響 ― 「発狂美学」で話題を集めた復讐劇
2024年10月14日から動画配信サービスで独占配信された『春花焔』は、劉学義(リウ・シュエイー)と呉謹言(ウー・ジンイェン)という、古装劇で確かな実績を持つ二人の主演で注目を集めました。配信開始後は、その極端なキャラクター設定や「発狂美学」と称される独特の演出がSNSを中心に大きな議論を呼び、2024年秋のドラマ市場で一際異彩を放つ作品となりました。
2024年10月14日 独占配信開始
本作は優酷(YOUKU)の「生花劇場」枠で全32話が配信されました。配信開始から間もなくして、動画配信プラットフォーム内での熱度指数で高い数値を記録し、ランキング上位に食い込むなど、一定の存在感を示しました。
評価スコアと評価の内訳
現時点での評価は5.6点となっており、視聴者の間では評価が分かれる結果となりました。
* 支持派:主演二人の「瘋感(狂気じみた雰囲気)」あふれる演技が非常に魅力的であり、復讐劇としての爽快感や、映像の美しさ、粧造(メイク・衣装)のクオリティの高さを評価する声が多く聞かれます。特に、主演女優の打役(アクションシーン)に対するひたむきな姿勢や、ストーリーのテンポの良さを楽しむ層から支持を集めました。
* 批判派:一方で、物語の整合性やキャラクターの行動原理に疑問を呈する意見も目立ちました。特に中盤以降の脚本の展開や、一部のキャラクター設定に対して「理解に苦しむ」「ご都合主義的である」といった厳しい指摘があり、期待値が高かった分、後半の結末に対する不満も少なからず見受けられました。
SNSでの話題と反響
本作が中国本土で多くの話題をさらったのは、主演二人が演じたキャラクターの「常軌を逸した」言動でした。開始早々の「撒き紙銭(葬儀で紙銭を撒くこと)」や「浴槽での暗殺未遂」といった過激なシーンは、SNS上で「発狂美学」として広く拡散されました。
また、視聴者による考察やキャラクターの深掘りが活発に行われました。特に大結局(最終話)を迎えた際には、悲劇的な展開が多くの視聴者の涙を誘い、悲劇美学として語り継がれる一方で、「編劇(脚本家)の心がない」といった激しい反応が飛び交うなど、最後まで熱い議論を巻き起こす一作となりました。
製作体制と原作 ― 「古偶2.0」を掲げた復讐劇の裏側
ドラマ『春花焔』の製作体制や原作について紐解くと、この作品が単なる虐待的な恋愛ドラマではなく、現代の視聴者の審美眼に合わせていかに再構築されたかという意図が浮かび上がってきます。製作陣のこだわりや原作との違いを知ることで、物語に込められた「向死而生(死に向かう中で生を見出す)」というメッセージの解像度がより一層深まります。
監督・脚本家
本作は、程籙と黄偉傑の二人の監督による共同演出体制で制作されました。特に黄偉傑監督は、テンポの良い演出と情感豊かな映像表現に定評があります。脚本は、文宴、楊曉涵、王怡釗、甘紅竹、徐慧苗の5名からなるチームが担当しました。彼女たちは、近年の古装劇における視聴者のトレンドを分析し、単なる「虐待(虐恋)」で終わらせない、精神的な強さを持つ男女の成長物語として本作を書き上げました。
原作小説
原作は、黑顏によるネット小説『春花厭』です。古参の「虐恋(虐待的な愛)」をテーマにした作品であり、その過激な設定や容赦のないストーリー展開から、多くのファンを惹きつけてきました。原作は非常に暗く、男女主人公の行動も極端なものでしたが、ドラマ化にあたっては、その「愛憎の張力」を活かしつつも、現代のドラマ視聴者が共感できるような「双方向の救済」へと物語をシフトさせています。
ドラマ化での主な改編点
原作の持つ特有の激しさを削ぎ落とし、ドラマとしての品格とキャラクターの深みを増すために、以下のような大胆な改編が行われています。
- 結末の変更:ドラマ版では「悲劇的結末(BE)」として物語を締めくくり、男女主人公が過酷な運命の中で互いを救済する美学を強調しました。
- 男主人公の人物像:慕容璟和の「狂気」を、単なるサディスティックな性格から、深い復讐を遂げるための「隠れ蓑」として再定義し、権力闘争の中で苦悩する理知的な人物として描きました。
- 女主人公の能動性:眉林が過酷な環境を生き抜く「堅実で誇り高い死士」として描かれるよう改め、死に向かいながらも希望を見出すキャラクターへと昇華させました。
- 物語のテーマ性:家国大義と個人の愛憎がより強く結びつく構成となっており、青州焚城案という大きな事件を軸に、ミステリー要素や法廷劇としての側面を強化しています。
出品・制作体制
本作は、優酷(Youku)が製作を主導した作品です。好奇心影業と完美世界影視が共同出品し、好奇心(寧德)影業が実際の制作を担いました。主要なロケ地として横店影視城や貴州都匀が選ばれ、中式美学を追求した重厚な美術と衣装が特徴です。撮影は2023年12月26日にクランクインし、2024年4月11日にクランクアップを迎え、その後同年10月から配信が開始されました。
OST ― 豪華アーティストが集結した「春花焔」全12曲構成のサウンドトラック
ドラマ「春花焔」の音楽は、物語の壮絶な愛と復讐の世界観を彩る豪華なラインナップとなっています。実力派歌手たちが集結し、作品の感情の深みをより一層引き立てています。
OP(オープニングテーマ)
「焔」 ― 希林娜依・高(Curley Gao):力強い歌声が特徴的な本曲は、ドラマのテーマを象徴する楽曲です。彼女の圧倒的な表現力が、物語の幕開けをドラマチックに演出します。
ED(エンディングテーマ)
「春花厭」 ― 張靚穎(ジェーン・チャン):中国を代表する実力派ベテラン歌手、張靚穎が歌い上げる珠玉のバラードです。切なくも壮大なメロディが、物語の結末に向けた重厚な余韻を残します。
挿入歌
- 「不敢逢春」 ― 摩登兄弟劉宇寧:数多くのドラマOSTを手掛ける人気歌手、劉宇寧による深みのある楽曲です。
- 「有憾」 ― 林凡(Freya Lim)&韋禮安(WeiBird):実力派二人によるデュエットで、叶わぬ想いを表現したバラードです。
- 「飛花入夢」 ― 等什麼君(鄧寓君):情緒豊かな歌声で物語に彩りを添える楽曲です。
- 「絶念」 ― 劉学義(リウ・シュエイー):主演を務める劉学義本人が歌唱を担当した楽曲です。役者ならではの心情表現が聴きどころとなっています。
配信プラットフォーム
各音楽ストリーミングサービスにて、『春花焔 電視劇影視原声带』として全12曲が配信されています。
結末解説【ネタバレ注意】― 慕容璟和と眉林の最期と運命
※この章はドラマ最終話の核心的な結末に触れています。本編未視聴の方は十分ご注意ください。
最終話のクライマックス
物語は悲劇的な結末を迎えます。墨脈の毒に侵された眉林の命は尽きようとしていました。慕容璟和は彼女を救おうと雪龍須を探し求めましたが、青州大火の後にそれは絶滅しており、救う手立てはありませんでした。眉林は慕容璟和に看取られながら、彼に「長命百歳で生きてほしい」と願い、彼の腕の中で静かに息を引き取ります。彼女を失った慕容璟和は深い悲しみに包まれながらも、眉林との約束を守るために孤独の中で生きることを選びます。最終的に慕容璟和は帝位に就き、十年間の治世を経て明君として国を治めましたが、彼にとってその時間は眉林を想い続ける孤独な日々でした。彼の死の間際、ついに眉林との再会を果たすことを望みながら人生を閉じました。
主要キャラの決着
- 慕容璟和:眉林の死後、悲しみを抱えながらも彼女との約束を守って皇帝として国を支えました。死の間際、ようやく愛する眉林の元へ行けることに安らぎを見出します。
- 眉林:長年苦しんだ墨脈の毒により、慕容璟和に看取られて生涯を終えました。
- 清宴:慕容璟和の側近として忠義を尽くしましたが、最終的に戦闘の中で犠牲となりました。
- 子顧:妊娠していましたが、難産により命を落とすという悲劇的な最期を遂げました。
- 殷落梅:慕容璟和への想いを抱えつつ、国の行く末を見届け、壮絶な戦いの中で戦死しました。
エピローグ・番外編
物語の終わりには、夢や別次元の時空を想起させるような彩蛋(エピローグ的シーン)が描かれました。そこでは現世の悲劇的な別れとは異なり、眉林と慕容璟和が穏やかな雰囲気の中で運命的な再会を果たし、互いに微笑み合う姿が映し出されました。また、作中では二人が隠遁生活を送る幸福な「IF線」のイメージも、視聴者の心に余韻を残す形で表現されています。
原作との違い
原作小説とドラマ版では結末に大きな違いがあります。原作はハッピーエンド(HE)で結ばれますが、ドラマ版は登場人物の多くが命を落とす「全員団滅」とも評される切ない悲劇的結末(BE)へと改編されました。また、ドラマでは慕容璟和の人物像や眉林との関係性が、より感情的な深みと悲劇性を強調する形で描かれています。
なぜこの結末なのか
本作の結末は、視聴者の間で議論を呼びました。悲劇的な結末を望まない層からは、原作の円満な着地を支持する声が上がる一方、物語全体を通して流れる「死と再生」「悲劇の中の美学」を評価する解釈も存在します。脚本側は、現世での成就よりも、二人の絆が時空を超えて昇華される様子を描くことで、独特の余韻を持つ物語として完結させようとした意図が読み取れます。
春花焔のよくある質問
春花焔は何話まで?
中国では第32話まで、全32話です。このサイトの各話あらすじも、中国での話数に沿った第1話〜第32話の32本で、最終回まで1話ずつ紹介しています。
春花焔の最終回はどうなる?【ネタバレ】
ハッピーエンドにはならず、眉林が墨脈の毒で命を落とします。慕容璟和はその後皇帝となって国を治めますが、眉林を想い続け、最後は彼女との再会を願いながら生涯を閉じます。
くわしくは最終回(第32話)のあらすじをどうぞ。
中国ドラマ「春花焔」の配信はどこで見られる?
TVerで見逃し配信があります。日本でのテレビ放送はBS12 トゥエルビで、毎週金曜 午後3時〜5時に2話ずつ放送しています。
中国ドラマ「春花焔」の放送予定は?
BS12 トゥエルビで、毎週金曜 午後3時〜5時に2話ずつ放送しています。テレビでの放送に加えて、TVerでの見逃し配信もあります。
基本情報
| タイトル | 春花焔(春花焔) |
|---|---|
| 読み方 | しゅんかえん |
| 英語タイトル | Kill Me Love Me(キル・ミー・ラブ・ミー) |
| 配信 | チャンネル銀河、各配信プラットフォーム(※時期により変動あり) |
| 放送年 | 2024年 |
| 話数 | 全32話 |
| ジャンル | 古装ロマンス |
| 演出 | ホアン・ウェイジエ(黄偉傑)、チョン・ルー(程箓) |
| 脚本 | ウェン・イエン(文宴)、ヤン・シャオハン(楊暁涵)、ワン・イージャオ(王怡釗)、ガン・ホンジュー(甘紅竹) |
| 主な出演 |
劉学義(慕容璟和役) 呉謹言(眉林役) 畢雯珺(越秦役) 趙小棠(落梅役) 陳楚河(慕容玄烈役) 黄日瑩(子顧役) |
🔍 Google検索でこのブログを見つけやすくする
いつも読んでくださってありがとうございます。Googleの「優先ソース」にこのブログを登録しておくと、続きの話を検索したとき、私の記事が見つけやすい場所に出てくるようになります。毎日ドラマを追いかけている方にはけっこう便利なので、よかったら使ってみてください。
※Google公式の機能で、登録後もこのページに戻ってきます。いつでも解除できます。 ボタンが表示されない場合はこちらから登録できます。
コメント