春花焔 第14話 龐奇が矢を受けて逝き、眉林と景王が毒水の山に閉じ込められた

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14話は、全体的にずっと誰かが犠牲になるか、追い詰められるかの回でした。楊鎮が自分で命を断つあたりから雰囲気がグッと重くなって、後半はもう落ち着いて見ていられない展開が続きます。

それでは14話を一緒に見ていきましょう!

春花焔 14話のあらすじ

山奥の小屋での一夜から始まります。慕容璟和は悪夢にうなされていて、眉林がそれを見て外から「山茄草(さんかそう)」という薬草を取ってきて焚きます。煙で神経を落ち着かせる、古い民間療法のようなものです。

眉林がこっそり起き出して薬草を焚くあの場面、看病というより寄り添いに近くて、じわっとしました。

翌朝、眉林は水を汲みに出かけ、野の果物を採って帰ります。景王(慕容璟和の称号)は小屋に残って清宴からの知らせを待ちます。

一方、殷落梅は炎帝の命を受け、西山の鉱山へ向かっていました。ここで兵を動かして景王を助けようとしているのですが、慕容璟和の三弟・慕容玄烈はすでに動きを察知しています。景王の追手を放つと同時に、楊鎮には殷落梅を足止めするよう指示します。

西山の鉱山に潜入していた清宴は、楊鎮が鉱夫たちを煽動して暴動を起こす様子を目の当たりにします。清宴はその混乱に乗じて李青を連れ出すことに成功しますが、その瞬間を楊鎮に見られてしまいました。

暴動が収まったあと、殷落梅が楊鎮の謀略だと見破ります。楊鎮はすかさず孫通に責任を押しつけてその場を切り抜け、殷落梅は内輪もめには関わらずそのまま出兵していきます。楊鎮は急いで慕容玄烈に知らせを送り、慕容玄烈は「海東青(かいとうせい)」という猛禽を放って景王の行方を追わせます。

楊鎮が孫通に罪をなすりつけたとき、「あ、この人、腹黒いな」と思ったんですが、この直後に全然別の一面が出てきて、見方がひっくり返りました。

龐奇が仲間を連れて景王と合流します。しかし海東青に見つかるわけにはいかず、全員で小屋にじっと身を潜めることになります。

そして楊鎮がひとつの決断を下します。太子に累が及ばないよう、自分がすべての罪を引き受けることにしたのです。孫通に偽の帳簿を持たせて朝廷に告発させ、自分が戦俘を不正に売買していたと見せかけたうえで、自害する。そういう段取りです。

孫通は必死に止めます。太子に恩があっても、命を差し出すことはないと。楊鎮は静かに答えます。自分は馬丁の息子に生まれた。太子が出身を問わず人材を育てる学府を開いてくれなければ、今の地位などなかった、と。

この場面、楊鎮がただの腹黒い側近じゃなかったと気づいて、変な感じがしました。きつかったです。

楊鎮が命を断ったあと、孫通が慕容玄烈に報せます。清宴たちは行く手を塞がれ、やむなく景王に助けを求める文を飛ばします。景王は龐奇に命じて海東青を射落とさせ、自分たちが鐘山に潜んでいることをわざと露わにします。慕容玄烈の注意をそちらへ引きつける、囮の策です。

罠を張って待ち構えた景王と眉林。慕容玄烈が追ってくると、二人は並んで戦います。でも多勢に無勢で、龐奇が景王をかばって矢を何本も受けて倒れます。

龐奇、そんな終わり方しないでよ……という気持ちを引きずって、しばらく画面が頭に入りませんでした。

追い詰められたところへ清宴が現れて攻撃を引き受け、眉林と景王はなんとか逃げ延びます。慕容玄烈が追いついたときには、あたりに遺体が転がるばかり。そして地面には、景王が落とした玉の扳指(ばんし:弓を引くときに親指に嵌める指輪)がひとつ。

景王は蕭雲峰で清宴に烽火の合図を出させ、慕容玄烈をそちらへ誘い込みます。自分は眉林と二人、細く険しい山道を歩いて進みます。山の中腹で立ち止まり、二人は互いの「怖いもの」を話します。

眉林が怖いのは死を待つカラス。景王が一番怖いのは「負けること」だと言います。戦場で負けることは死者を増やすことになる。将として速く勝つことが、兵に対する最大の仁義だ、と。

「負けが怖い」という言い方、最初は強がりかと思ったんですが、最後まで聞いたら違いました。速く勝つことが兵を守ることだ、という考え方で、景王がずっとそういう気持ちで戦ってきたんだと思うと、少し重く受け取れました。

慕容玄烈は景王の逃走ルートを読み、徒歩では落日崖まで最低五日かかると計算します。そこで上流から毒を含んだ腐ったものを流して、水源を断つことにします。

景王は過去に兵士たちと四日間、食料も水もなく生き延びた経験があると話します。死の淵から這い戻ったのだから今度も大丈夫だ、と。眉林はそれを聞いて、一緒に乗り越えると答えます。

都では貴族たちが景王の失踪を噂しています。炎帝は毎日心配し続けていて、子顾が天神に景王の無事を祈る場面を、慕容乾が遠くから見ていました。慕容玄烈は殷落梅を連れて炎帝に状況を報告し、炎帝は景王の行動が理解できないながらも、二人に景王を探すよう命じます。どんな事情があっても、景王の安全を必ず守るように、と。

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春花焔 14話の感想まとめ

一番頭に残っているのは、龐奇のことです。

景王をかばって矢を受けて倒れていく、あの場面。展開が速くて一瞬でしたが、だからこそ余計にきました。「え、もう終わり?」という感じで止まりました。

楊鎮のこともずっと引きずっています。あの覚悟の場面が来るまで、「腹黒い側近」くらいにしか思っていなかったので、孫通との会話でぐらっとしました。馬丁の息子として生まれ、太子に引き上げてもらった恩がある、だから命をもって返す、という選択。共感するとかではなく、ただそういう人だったのかと思っただけで、それだけです。

眉林が薬草を焚いて景王の夢を鎮める冒頭の場面は、穏やかで良かったです。でもその安らぎが長くは続かないのがこのドラマなので、見ていてもあまり素直に楽しめませんでした。

山の中腹で「怖いもの」を話す場面は、会話として短いのに、二人の距離感がじわっと変わった気がしました。眉林がカラスが嫌いだと言えること、景王が負けることが怖いと素直に言えること。戦場にいる人の言葉だな、と思いました。

水源を断たれて毒水の山に閉じ込められたまま、五日歩かなければならない。景王が「あのときも生き延びた」と言ったときの眉林の顔が、心配そうなのに背筋を伸ばしていて、そこが一番じわっときた場面でした。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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