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クルミットです♪
今回は春花焔の第13話。殷落梅の告白が正式に空振りに終わり、眉林と景王は崖から一緒に落ちるという展開があります。しかも生き延びた景王が毒蛇に噛まれて、眉林が担架を作って山小屋まで運ぶ……という、濃い回です。
それでは13話を一緒に見ていきましょう!
春花焔 13話のあらすじ
炎帝から「好きな相手を選んで嫁げる」という賜婚の勅書を受け取った殷落梅。
この勅書を手に、景王(慕容璟和)に告白します。昔の誓いを守ってほしい、という一途な告白でした。
でも景王にとって殷落梅は戦場の同志であって、それ以上の気持ちはない。しかも景王の心の中で「特別」なのは眉林だけだと明かされる。殷落梅の立場からするともう全部聞いてられません。
景王が殷落梅ではなく眉林を想っているという流れの中、慕容玄烈は「殷落梅が景王に嫁ごうとしている」と聞いて激怒。人を殺しかねない勢いで怒ります。
景王の側近・清宴は、主君に「炎帝の前で哀れなふりをすれば眉林を取り戻せる」と提案します。清宴の目には「景王が眉林の行動を制御したくて心配している」ように見えているようですが、実際には違う。景王はもう、眉林のことを思わずにはいられない状態になっています。
鹿山での春の囲猟(貴族たちが参加する狩りの競い合いです)が始まりました。
囲猟の場では炎帝と子顧公主が馬上での弓比べをします。炎帝はずっと子顧に手加減していて、最後の瞬間だけ本気を出す。天真爛漫な子顧の様子に炎帝が少しだけ心を動かされて、「宮廷という籠に閉じ込めておくのは、子顧には窮屈すぎた」と認める場面があります。
炎帝、なんだかんだ子顧のことをちゃんと見てるんですよね。まだ恋とかじゃないかもしれないけど、気にしてるのは確かで。
眉林は囲猟に景王(殷落梅の縁談相手候補でもある)に会いたくないという口実で、こっそり変装して西山の鉱山へ向かいます。景王も「行方不明」を装って、李青を探しに西山へ。慕容玄烈は西焉の戦俘(捕虜)を解放して囲猟の混乱に紛れ込ませ、景王を仕留めようとしていました。
それぞれが別々の思惑で動いている中、囲猟の場で景王は眉林の姿を見つけて後をつけます。すると貴族たちが眉林に絡んでいたので景王が助け出す。ところが殷落梅がすぐ近くにいることに気づいてしまいます。
計画を邪魔されたくない景王は、「芝居に付き合え」と眉林を半ば脅して演技を強要します。草むらで二人が寄り添っている姿を見た殷落梅は、怒るわけでも泣くわけでもなく、静かに背を向けて立ち去りました。
あの去り方、見てて胸が痛かったです。「愛想が尽きた」より「もう諦めた」に近い雰囲気があって。
殷落梅が一人でたどり着いたのは、「赤い狐が出ると言われる場所」。
昔、景王と一緒にここへ来たことがあったようです。「赤い狐を見た者は永遠に愛し合える」という言い伝えがあるから来たのに、その日は結局、狐は現れませんでした。
そこへ慕容玄烈が現れます。「今日の囲猟で一位を取れば、縁談をしばらく引き延ばせる」と教えてくれる。自分は賜婚の相手になりたいけれど、殷落梅の気持ちを尊重する、と言って。
慕容玄烈って荒々しい印象があるんですけど、殷落梅の前では無理強いしないんですよね。それがちょっと意外で。
そして二人が一緒に、赤い狐を見ました。
殷落梅はその瞬間に、景王への気持ちを諦めることを決めます。
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眉林は西山へ向かう途中、慕容玄烈の会話を立ち聞きして不安を抱えます。
景王は崖の上で解放された戦俘たちに包囲され、追い詰められます。崖から跳び降りようとしたその瞬間、眉林が走り寄って景王の腕を掴みました。しかしそのまま二人は崖下の深い淵へ落ちてしまいます。
水の中でどうにか助かった二人。しかし今度は、景王が眉林を守ろうとした際に毒蛇に噛まれ、四肢が麻痺してしまいました。
炎帝は戦俘の出没を知り、封山・捜索を命令。その任を殷落梅に任せます。慕容玄烈は楊鎮に時間稼ぎを命じました。
眉林は木の枝で担架を作り、景王を引きずるようにして山の中の小屋まで運びます。景王は毒で四肢が効かず、失禁していることにも気づいていない状態で、相当な屈辱を感じています。
夜、景王は浴槽につかって毒を抜いています。眉林が屏風のそばから解毒薬を飲むよう声をかけます。
景王がぽつりと語り始めました。
「かつて三年間、足が不自由な状態で生きていた。だから眉林のようにまっすぐ善くあることはできない。でも青州の真実を明かすために、借りはすべて返す。命を賭けても」
ここで初めて出てきた過去なんですけど、景王がずっとあの険しい顔をしている理由がすこし見えた気がしました。
春花焔 13話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、やっぱり崖のシーンです。
景王が跳び降りようとしたその瞬間に眉林が腕を掴む場面、息が詰まりました。二人とも別の目的で動いていたのに、こういう形でまたぶつかってしまう。
眉林が担架を作って引きずって山小屋まで運ぶくだりは、「また一緒にいるしかなくなった」という運命の強引さがあります。眉林は「お世話しているだけ」のつもりなのかもしれないけど、夜に浴槽のそばで二人きりで会話するまでになってる。
赤い狐の話は切なかったです。昔景王と来て見つけられなかった狐を、景王を諦めた日に慕容玄烈と一緒に見るという構図で。殷落梅がかわいそうというより、「この人はちゃんと前に進めるのか」という気持ちになりました。
それより景王の「三年間、足を引きずっていた」という話が頭から離れません。蛇毒で動けなくなって眉林に担架で運ばれながら、あの記憶が頭をよぎっていたとしたら、景王にとってこの夜はどれだけきつかったか。最後の告白みたいなセリフを、眉林だけに聞かせたのが引っかかっています。
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