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クルミットです♪
今回の18話、前半と後半でかなりテイストが違う回でした。前半はとにかく甘い。眉林と慕容璟和のほんわかした時間がずっと続いて、ひさしぶりにのんびり見られる回だなと思っていたら、後半では宮中の慕容玄烈サイドがだいぶ修羅場になっていました。
それでは18話を一緒に見ていきましょう!
春花焔 18話のあらすじ
眉林が台所で餡を作っていると、慕容璟和がのそっとやってきて手伝い始めます。そのままふたりでなんとなく一緒に作業していたら、いつの間にか雰囲気が甘くなっていて、眉林は「顔を洗ってくる」という理由をつけてそそくさと台所を出ます。
これ、完全に逃げてますよね。好きな人が近くにいて恥ずかしくなって逃げるやつ。かわいいです。
ところが慕容璟和、追いかけてきて今度は眉林の髪を梳かし始めます。そして「将来娶りたい王妃はどんな人か」という話をしながら、その条件がどれもどれも眉林のことを指している。遠回しだけれどはっきりしていて、眉林はじんわり感動しかけます。
そこへ子ども(阿牛)が飛び込んできて、宴席がもうすぐ始まると知らせます。
タイミング、全部阿牛に持っていかれています。
豊穣の宴の席では、村の人たちが眉林と慕容璟和を「夫婦のくせに兄妹ごっこしてるの?」とからかいます。村のおばさんが眉林に「あの人のことどう思う?」と聞くと、眉林は「欠点はいろいろあるけど、お母さんならきっとこの婿殿に満足すると思います」と答えます。
これ、けっこうはっきり「好き」って言ってるに近い返答なんですよね。眉林自身はどこまで気づいているのか。でも聞いていた慕容璟和は絶対に全部受け取っていますよね。
眉林は「婿を迎える家の娘」なので自分が嫁に行く気はないという設定があります。慕容璟和はその言葉を聞いてすぐに宴席から眉林を引っ張り出し、林の静かな場所へ連れていきます。「好きだとはっきり言ってみろ」ということです。
眉林は「私は嘘をつかない人間で、さっき言ったことは全部本心です」とあっさり認めます。
この「全部本心です」という言い方、余計な飾りがなくて眉林らしかった。
蛍が飛び交う夜、ふたりはそのまま抱き合ってキスをします。
そこへ阿牛がまた来ます。
この話だけで何回来るんですか、阿牛。
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宮中のほうでは、太子(慕容玄烈)が殷落梅を自分のものにしようと動いていました。炎帝の羽林衛が太子を監視しているので大っぴらには動けない。そこで殷貴妃が一枚噛みます。
殷貴妃は「頭が痛い」という口実で殷落梅を鳳儀宮に呼び、女装に着替えさせた上で、香炉に催情香(媚薬成分の薫煙)を仕込みます。
これ、殷落梅が気の毒すぎる。何も知らずに来たのに。
薬の効果で自分を制御できなくなった殷落梅のもとへ、慕容玄烈が駆け込んできます。彼自身もなんとか踏みとどまろうとしているのですが、殷落梅に押し倒されてしまい、もう一歩というところまで来ます。そこで彼は殷落梅を押し退け、自分の太ももに簪を思い切り刺して、痛みで冷静さを取り戻そうとします。
この場面、見ていてとてもきつかったです。
でも無理やりにはしなかった、という事実だけが残ります。殷落梅もそれを目の当たりにして、深く揺さぶられます。
直後に殷貴妃が炎帝を連れてやってきます。慕容玄烈は自ら廊下に出て前に立ちはだかり、殷落梅を守ります。炎帝は「お前が弟(慕容璟和)を殺した」と怒り、さらに「皇太子が情に溺れてどうする」と叱責します。
慕容玄烈は殷落梅以外は娶らないと宣言し、「外戚が軍権を握ることが国家の大患になると歴史は示している、しかし自分にはそれを制御する力がある」と押し返します。炎帝に正面からそう言える胆力は、この男なりの芯の強さです。
殷落梅は太子が自分を傷つけてまで踏み越えようとしなかったことに心を動かされ、賜婚の勅旨に慕容玄烈の名前を書くと伝えます。
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一方、かつて乱心していた李青は、治療を経てようやく正気に戻りました。しかし太子を倒す前に、景王(慕容璟和)と直接会いたいと言います。
炎帝が羽林衛を引き上げたことで清宴は太子側に監視されています。そこで清宴は鳩を使って慕容璟和に帰京を知らせますが、具体的な方法は慕容璟和自身が考えるしかありません。
眉林と慕容璟和は酒を飲みながら「こんな穏やかな日々ももう終わりですね」と話します。慕容璟和は太子を倒したあと青州に戻ろうと言います。眉林は菓子屋を開いて、自分は威北将軍を続けて、平和な時は筆を持ち、乱れた時は剣を持つ、と。
この約束の絵が良かった。戦の前に帰る場所をちゃんと言葉にしてくれる人なんですね、この人。
翌朝、村の人たちが惜しみながら見送りに来ます。衛老二がどうしても一緒に行くと言い張るので、慕容璟和は「あの大木を抜いてきて」と言ってその間にこっそり眉林と逃げ出しました。
炎帝は子顧に「老三(慕容璟和)はもう死んだことにしろ、今さら真相を調べても無駄だ」と命じます。子顧は越秦の入京隊に「眉林が行方不明」という情報を流します。
さらに清宴からの情報で、越秦の少君(しょうくん)が入京する日に、太子は城門の護衛を全部自分の玄鉄衛に入れ替えるつもりだとわかります。帰京の道が少しずつ塞がれていきます。
春花焔 18話の感想まとめ
いちばん印象に残ったのは、太子が太ももに簪を刺した場面です。
気持ちを抑えるために自分を傷つける、というのは普通に見ていて痛い。でも嫌悪感にならないのは、あの場面の前後の積み上げがあるからだと思います。殷落梅に何かを強制しようとしていた側の人間が、最後の一線で踏み止まった。その一点だけが、殷落梅の心を動かしました。
蛍の場面は素直に良かったです。
阿牛に二回邪魔されながらも、ちゃんとキスまでたどり着く。邪魔されるほうがかえってふたりのゆっくりした空気を作っていて、急いでいない眉林と慕容璟和らしい告白の仕方でした。
「婿を迎える家の娘」という設定が生きていた回でもあります。眉林が宴席で「お母さんならこの婿に満足する」と言った瞬間、その言葉を真っ先に受け取った慕容璟和の顔が想像できて、ちょっとにやっとしてしまいました。
帰京の道が塞がれていく展開と、青州での甘い時間がずっと並んで進んでいます。衛老二に大木を抜かせて逃げ出す場面だけ、一瞬笑ってしまいましたが。
太子が足に簪を刺す場面、目をそらしたくなりながらも見てしまいました。踏みとどまるために自分を傷つけた、その一事実だけが、殷落梅に届きました。
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