春花焔 第1話 あらすじ 紙銭が舞う荊北で、眉林は薬湯の池に引き込まれた

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今日は中国ドラマ「春花焔」(原題:春花焰)の第1話を記録していきます。

父を失った少女が10年かけて暗殺者になり、仇を討ちに行く。そういう話だと思って見始めたんですが、最初の話だけでもうかなりの情報量でした。しかも仇と対面する最初の場面が、まさかの薬湯の池の中という。

それでは1話を一緒に見ていきましょう!

春花焔 1話のあらすじ

物語の始まりは、大炎と西焉の二国間の戦争です。大炎の三皇子・慕容璟和(ムーロン・ジンホー)は威北軍を率いて青州を奪還することに成功します。しかしその直後、青州で大規模な放火が起きます。

眉林の父・眉大山は娘をかばって火の中で亡くなります。眉林は逃げる途中、放火犯から威北軍の令牌(軍の証明証)を奪います。

この令牌が後に「慕容璟和が命令した」という噂の根拠になるわけで、その令牌を持っていた放火犯が何者なのか、1話の時点ではまだわかりません。眉林は父を殺した「犯人」を信じて疑わず、10年間そのまま生きてきたんだと思うと、ちょっと胸が痛い。

噂はあっという間に広まります。慕容璟和が青州の民を「裏切り者」として憎み、虐殺を命じた、と。青州で10万人が命を落とし、慕容璟和は「人屠将軍(ひとを屠る将軍)」と呼ばれ、荊北へ左遷されました。

10年後。眉林は父の仇を討つため、暗廠(あんちょう)という秘密の暗殺者組織に入っていました。訓練は過酷で、感情も死への恐れも削り取られていきます。組織は毒で眉林を縛り、解毒薬と引き換えに命令に従わせています。

10年ずっとそんな場所にいたのか、と思うと重かった。ただ眉林は、同じ組織に引き込まれる女の子を一人でも減らそうとしていた。その一点だけで、彼女のことを応援できると思いました。

昭明25年、大炎と西焉がついに和議を結びます。西焉は誠意を示すため、王女の子顧公主と百名の美女を大炎へ和親として送ることに。使団は荊北経由で入国するため、そこに駐屯する慕容璟和が自ら出迎えを申し出ます。

眉林には命令が下ります。墨脈の毒を飲んで西焉の使団に紛れ込み、和親の宴の場で慕容璟和を暗殺せよ、と。任務を達成してはじめて解毒薬がもらえ、暗廠を出られます。

ようやくチャンスが来た場面のはずなのに、眉林の表情がぜんぜん嬉しそうじゃない。10年やって、もう感情が鈍くなってるのかなと思うとつらかった。

朝廷では反対意見もありました。慕容璟和を和親の出迎えに立てれば西焉との関係に新たなしこりが生まれる、と。しかし皇帝・慕容乾は太子の慕容玄烈の意見を採用します。玄烈は「西焉は和親に乗じて内側から崩そうとしている。抑止するには慕容璟和が最適だ」と言い、皇帝もこれに同意しました。

眉林は西焉の百名の美女の一人として加えられ、出発。同じ馬車に乗る阿伽、阿伊、阿玳は道中ずっと慕容璟和の残酷さを語り合っていましたが、眉林だけは口を開かず、過去の記憶の中にいました。

荊北の城門前に着くと、白い紙銭が空から舞い降りていました。

紙銭というのは葬儀のときに燃やす紙の銭です。出迎えにそれを散らすということは、つまり「来るな」と言っているわけで。悪意をここまで演出に変えられると、むしろ見応えがある。

城門が開くと、慕容璟和は輿に乗って登場します。亀の葬儀を口実にした出迎えという、あからさまに相手を見下した演出。美女たちを一人ずつ見渡し、ずっと無言だった眉林にだけ目を留めます。

入城後の夜、眉林たちは荊北で一晩を過ごします。子顧公主が眠れずに眉林たちのところへ来て、眉林が「気絶させれば眠れますよ」と冗談を言うと、公主は笑いながら断り、みんなで同じ床で眠ることになりました。不遇な立場で和親に選ばれた公主の話を、眉林たちがそっと聞く、静かな夜です。

深夜、眉林は変装して景王府へ忍び込みます。慕容璟和の部屋は罠だらけで、本当の寝室は仕掛け壁の奥にある密室でした。

そこまでしないと眠れない人なんだ、と気づいて、慕容璟和の立場がじわっとわかってきた気がしました。「人屠将軍」と呼ばれて、ずっとそうやって生きてきたんですよね。

他の刺客も動いていましたが、眉林が追い払います。そして薬湯の池に入る侍女に化けて慕容璟和に近づき、自ら「そばにいさせてください」と申し出ます。暗殺のための接触です。

しかし次の瞬間、慕容璟和が眉林を池の中に引き込みます。湯には軟筋散が溶けていました。筋肉の力が抜ける薬です。彼は最初から眉林を疑っていて、真意を問いただしてきます。

そこへ家令の劉忠と清宴が護衛を連れて来ます。眉林は咄嗟に慕容璟和に強引に口づけをします。

「殺されるよりはこっちのほうがまし」という判断を、湯の中で動けない状態でできるのが、10年間の眉林だと思った。きつい。

護衛たちは動けなくなり、眉林は一命を取り留めます。慕容璟和は彼女を今夜は屋敷に置き、翌日昭京へ連れて行くことに決めます。

池から出た慕容璟和の顔から、あの軽薄な表情が消えます。「この小娘め、期待を裏切らなかったな」と内心でつぶやいて、1話が終わります。

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春花焔 1話の感想まとめ

一番残ったのは、荊北の城門前で紙銭が舞い落ちる場面です。

台詞なし、音楽だけで全部語っているあの場面。和親のために来た人たちを葬送するような演出を考えついた人、なかなかだと思いました。慕容璟和が輿に乗って出てくるまでの間の空気が、ちょっとひんやりしていた。

ただ、慕容璟和のことはまだよくわかりません。あの紙銭の演出も、軟筋散を仕込んだ湯に浸かっていることも、夜ごと密室で眠ることも、全部「ずっと命を狙われて生きてきた人」の話なんだと思う。それが「人屠将軍」という噂とどう繋がるのか、1話の段階ではまだ見えない。

眉林は10年かけてここまで来たのに、池の中でうまく丸め込もうとした瞬間、すでに計算が狂い始めています。初日から読み負けてる。

最後に慕容璟和が「期待を裏切らなかった」と思う場面、あそこだけ表情がほんの少し変わるんですよね。あの一瞬がなかったら、ただ怖い人で終わっていたところを。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!
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