中国ドラマ-霜花の姫-あらすじ-4話-5話-6話-の画像つきキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。
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クルミットです♪
前回から「霜花の姫」が始まっていますよ~♪
花神の娘である錦覓は、母の花神の遺志によって愛情を封じられ、花界に閉じ込められて成長してきましたが、修練中攻撃された火神・旭鳳が花界に墜落。その命を錦覓が助けたことから、旭鳳に連れられて天界へと脱走してしまいます。
何しろ男女の別すらわからない、箱入り状態で育った葡萄の精ですから、その天真爛漫な無垢さが、セレブな天界の人々を徐々に引っ掻き回し始めました。それに、花界は「花神の娘を奪われた」と思っていますから、ただでは済まされない予感…。
今のところは、面倒を見ている旭鳳が被害担当艦になっているので、天界自体は無事そうですが、あの破壊力のある錦覓がいつぶちかますかと不安でなりません。彼女は今後、六界を揺るがす大騒動を引き起こすのでしょうか。楽しみですね~♪
さぁ、一緒に錦覓の行く末を見守って行きましょう~!
【霜花の姫】(ネタバレあり)
4話
錦覓と彦佑のかかわりを知った旭鳳は、500年分の霊力を差出し、「もう錦覓につきまとうな」と言い渡して追い返す。
一方、天后は自分と同じ鳥族の首領である穂禾をかわいがり、鳥族を発展させている優秀さから旭鳳とめあわせようと考えていた。旭鳳を天帝にし、穂禾が天后になればすべてを掌握でき、鳥族もさらに繁栄する、という算段だ。天后はそのためにはもっと旭鳳と交流を深めよと穂禾に命じる。
天后は相当な野心家ですね。天后が鳥族の元首領で、天帝が即位前に火神だったということでしょうか。こういう母親の後押しする妃は、美人だけど腹黒そうですね~
肉肉を生き返らせるために霊力を取り戻したい錦覓は、旭鳳から霊力をもらおうと考える。そのため月下仙人に教わって媚を売ったり、恩人であることを恩に着せたりするがうまくいかない。しかし呆れた旭鳳は折れて、仙童として仕えれば霊力を高めるコツを教えてやるという。錦覓は大喜びだったが、旭鳳の側で仕事をしながら厳しい修業をこなさなければいけないのだった。
その頃、花界は鼠仙から「同盟を結ばないか」ともちかけられる。しかし長芳主が「花神の遺訓により、花界はもめ事には関わらない」と一蹴する…
花界はもうすでに十分もめ事に関わってる気がするのですが。鼠仙は一体、誰の思惑で何を企んでいるのでしょうね…
旭鳳は燎原君に命じて、謎の黒衣の男を探らせているが、水神の居所である洛湘府の近くに姿を現しているという。水神と黒衣の男とにどんな関係があるのかと旭鳳はいぶかしみ、調査を続けさせることに。
一方、錦覓は穂禾に出会い、霊力をもらって「殿下が好きなのに、殿下は私に冷たい」と打ち明けられたことで、穂禾に協力することを約束する。そこで錦覓はどうすればよいか月下仙人に尋ねるが、月下仙人は旭鳳と錦覓のことだと誤解して「秘蔵の書」を手渡す。
錦覓は呪文で縮めてしまった机の脚の代わりに秘蔵の書を使い、それを旭鳳が取ったことで机が傾いて、二人は重なって倒れこんでしまい、それを見た月下仙人を誤解で喜ばせてしまう。旭鳳は罰として錦覓に寝ずの修行を命じるのだった。
月下仙人は天帝の弟の割にお子様っぽいですね。こんなキャラだと、天帝の跡目争いとかまったく発生しなくて、むしろ楽だったのかもしれませんね
月下仙人は夜神・潤玉を訪ね、夜を司るので孤独がちな潤玉のために良縁を世話しようと申し出るが、潤玉は「天帝の約束した許嫁がいる」と断る。しかし水神・洛霖と風神・臨秀は数千年も別居状態であり子を望むべくもないのだが、それでも潤玉は他に妻を迎えるつもりはないと言う。
しかし月下仙人はそう言う潤玉の手首に赤い糸が結ばれているのを見逃さなかった。それは錦覓がくれたものだったが、潤玉はうまくごまかし、因縁府に入った仙童について尋ねる。月下仙人は、それは旭鳳のところの錦覓だろうと答える。
その頃、花界の玉蘭芳主は密かに鼠仙と会う。鼠仙は玉蘭の信用性を確かめるために、錦覓の絵を見せて「この者は誰で、父母はどこにいるのか」と聞くのだった…
1話目の水神&風神の婚姻で約束されていたのは、潤玉との婚約だったんですね。なのに夫婦は別居状態で子供が生まれる予定もなしって、そのおあずけはかわいそうです…
錦覓は旭鳳に付いて30年に1度行われる徴兵に立ち会っていた。兵士たちは皆大軍を率いる火神・旭鳳に選ばれようとするが、嫡男でない夜神・潤玉は避けるらしい。各地から集められた兵士は訛りがひどく、旭鳳には理解できない。錦覓は単語だけは理解できたので通訳を務め、それで旭鳳は兵法に詳しい男を採用することができた。
栖梧宮で行われる端午の節句に、500年の霊力の入った「大王ちまき」があると聞いて、霊力が欲しい錦覓は興味津々…
錦覓のは霊力への執着なのか、食欲への執着なのか、よくわからない時がありますね
徴兵の終わり近く、璇璣宮の夜守兵募集所は閑散としていたが、そこに一人の女戦士が現れる。あまりに熱心に夜神に仕えたいと訴えるので、潤玉は逆に天后の差し金ではないかと疑ってしまう。
花界では、長芳主が「錦覓が情に苦しむという花神の予言が当たるのでは、それはあの鳥が原因では」と思い悩んでいた。海棠芳主らは「隕丹を飲んでいるから心配無用」と長芳主をなだめ、錦覓の捜索をさらに広げるのだった。
花界を心配させているとは思いもよらない錦覓は、九曜星宮の仙女から恋文を渡される。しかし錦覓は自分宛とは思いもせず、旭鳳に手渡すのだった…
錦覓のあの格好は「男装」なんですよね。ヒラヒラしているからそう見えない…
5話
恋文は旭鳳宛てではなく、仙童姿を男性だと間違えた錦覓宛てのものだった。それを書いた月孛が返事を聞きに来るが、恋文の意味が分かっていない錦覓は「今までで一番最高の手紙」と受け入れてしまい、月孛は大喜びで錦覓の頬に口づけして行ってしまう。
端午節を迎え、錦覓はこっそり20個のちまきを入手するが、どれも大王ちまきではない。了聴が旭鳳に持っていった残りの1個がそうだと睨んで、錦覓はなんとか取り上げて自分のものに。錦覓はお礼に、二季咲きの「鳳凰花」を仙術で永遠に散らないようにする。
一応美女設定なので、錦覓は天界の女性陣を結構悩ませてそうな気はしますね~
九曜星宮の計都が旭鳳に縁談の申し込みにやってくる。穂禾は驚くが、実はそれは月孛と錦覓の縁談だとわかる。そこで旭鳳は錦覓の鎖霊の簪を外して女性の姿に戻し、これまでは男の身なりをさせていたのだと説明する。
種明かしされて大喜びの月下仙人は、錦覓に紅色の衣を着せてみるが、その姿を見て思わず「帰ってきたのか」と言ってしまうが、それが誰だか思い出せない。でも「旭鳳が喜ぶぞ、喜んだら待遇が上がる」と錦覓を煽って旭鳳の元へ送り返す。
美しく装った錦覓の姿を見た旭鳳は思わず見とれるが、錦覓を脅威に感じた穂禾にけなされ、錦覓は鳥族の穂禾を意識して「ベニジュケイのように不細工よね」と言い返す。
月下仙人には種明かししない方がよかったのでは。この先縁結びでうるさそう~
了聴が錦覓を見て鼻血を出す騒ぎになって、やはり旭鳳は錦覓に鎖霊の簪を刺すように命じる。錦覓が「これを着たらあなたが喜ぶかと思って」と言ったため、旭鳳は錦覓が自分のことを好きなのかと勘違いし、錦覓は「喜ばせれば霊力をもらえるかも」と思って、延々勘違いのやり取りが続いていく。そこで旭鳳は武勲の数々を自慢するために、倒した怪物たちを飾った戦利品の棚を錦覓に見せるが、逆に錦覓は見せしめなのかと怯えるのだった。
錦覓と旭鳳のやり取りが、アンジャッシュのすれ違い続けるコントのようですよね…女の子に怪物の「戦利品」見せるとか、旭鳳は精神レベルが小学生男子でしょうか?
花界は、「鳥が精霊を連れ去ったため、精霊を返すまで鳥族に食糧は渡さない」と命を出す。天后はそれを聞いて激怒し、八大穀倉を開放する。しかし天后は、花界が一精霊のためにそこまでこだわる訳を疑問に思い、穂禾に調査を命じる。
錦覓が因縁府を訪れると、鳥族の食糧不足の影響が狐である月下仙人にまで及んでいた。そこに花界を追い出された老胡が、旧知の月下仙人の元へやってくるが、美しい装いの錦覓に気付かない。やっとわかった老胡は連れて帰ろうとするが、月下仙人が「旭鳳の嫁は渡せない」と拒否したためにややこしいことになる。
するとそこに妖魔の窮奇が姿を現し、錦覓は肉肉の敵を討とうとしてあっけなく飛ばされてしまう。潤玉が錦覓を助けようと駆け付けるが、知らせを聞いた旭鳳も兵を率いて到着し、窮奇に立ち向かおうとする…
老胡、可哀想に花界追い出されて。ずっと天界にいてくれれば楽しいのになぁ~
6話
窮奇と旭鳳の戦いは熱を帯び、潤玉は月下仙人に「天帝に派兵を」と頼んで旭鳳に加勢する。二対一で動けなくなった窮奇に、肉肉の敵を討とうと錦覓が短剣で刺し、そのため怒り狂った窮奇に三人は吹き飛ばされ、旭鳳が負傷してしまう。そこに天帝が駆け付けてようやく窮奇を撃退する。
その後、九霄雲殿では長く封印されていた窮奇がまたなぜ現れたのかという問題が話し合われる。旭鳳は、魔界で続いている不穏な動きが関係しているのではないかと主張し、魔界の調査を申し出る。天帝は旭鳳に赤霄剣を授け、窮奇退治と真相解明を命じる。
天帝でないと倒せない相手を攻撃するなんて、錦覓ったら無茶するわ~~
旭鳳が栖梧宮に戻ると、待っていた錦覓は老胡を紹介する。老胡は旭鳳が天帝と天后の息子だからと敵視し、錦覓を連れ帰ろうとする。そこで錦覓があっさり老胡と帰ると言い出したので、旭鳳は面白くない。二人の気持ちがなかなかかみ合わないところに、窮奇から受けた傷のせいで旭鳳が吐血する。旭鳳は自分で気を巡らせて回復するが、錦覓は傷の具合を見ようと無理やり服を脱がそうとして、旭鳳の心をかき乱す。
老胡がいやに天帝と天后に対して敵対感丸出しでしたが、花界と天界には過去に何か因縁があったのでしょうか、今後明かされていく謎ですかね…
錦覓は旭鳳の傷を治すため、長芳主から以前傷が癒えると聞いた清霜霊芝を法術で出そうとするが、なかなかうまくいかない。旭鳳がからかって「うまくいったら300年の霊力をやろう」と約束したところ、錦覓は清霜霊芝を出すことに成功する。旭鳳はさすがに錦覓の能力を見てその正体に疑問を感じるが、錦覓は旭鳳を黙らせるため、口づけの意味も分からないのに口移しで清霜霊芝を食べさせて、去って行ってしまう…
さすが花神の娘、潜在能力は高いですね!本人がわかってないとこがアレですが~
旭鳳の魔界行きを前に、穂禾が会いに来る。穂禾は花界が探していたのは錦覓ではないかという噂を聞き、そのために鳥族がこうむった大きな損害について訴える。しかし旭鳳は、責任は錦覓を天界に連れてきた自分にあるとし、長芳主に謝罪するつもりだと言う。
錦覓は魔界行き用の旭鳳の衣の袂に隠れたが、旭鳳は気付いたもののそのまま着て魔界に向かう。途中の船の上で外に出された錦覓を見て、船の船頭がかつて数万年前に乗せた美女について語る。その美女は忘川の水を求めて船に乗ったが、男と言い争った後に忘川に身を投げて、そのまま消えたという…
錦覓は侍女として姿を変えて魔界に向かうことに。途中で旭鳳に協力するためやってきた潤玉と合流するが、そこで錦覓は二人が兄弟だということを知る。そしてその頃、老胡はようやく錦覓が姿を消したことに気付くのだった。
船頭が語っていたのは花神・梓芬のことなんでしょうか。花界は各種族への食糧供給源なので、花界を怒らせると種族の危機レベルで多大な被害を被るのですね…
一行が宿に落ち着いた翌日、錦覓は中庭に潤玉の魘獣を見つける。潤玉は、魘獣の吐き出す夢は、青なら実際に起こったことで、黄色の場合は願望だと説明する。錦覓が魘獣に「もうひとつ夢を吐きだして」と頼むと、黄色い夢で旭鳳が娘と戯れていた。しかもその娘が自分に似ていたので、錦覓は意味が分からず混乱する。
ところがそこに魔界の公主・鎏英がやってきて、その夢を鞭で壊す。錦覓は旭鳳の居場所を聞かれるが、わざと遠回りになるように教える…
魘獣ちゃんカワイイですが、春夢を食べさせられるのはちょっとかわいそう~
4~6話の感想
私はこの先…何度「錦覓、やりたい放題だな…」とつぶやくことになるのでしょう。
大体中国時代劇のヒロインは、序盤はお転婆で、周囲を振り回しまくるのは定番のキャラ設定ではあるのですが、徐々に家族の不幸や宮廷での苦労などを経験して、尖った部分がそぎ落とされ、死ぬか別れか皇后で上がりというざっくりしたゴールを迎えがちです。
でもこの錦覓については、尖った部分で削られるのは周囲の方、っていう予想しかできないくらい、なかなか破壊力のあるヒロインですね…
あまりに破壊力があるので、忘川の船頭さんに「10万年で2度目の比類なき美貌」とか評されても思わず「嘘やん~」とか思ってしまうわけで。錦覓役の楊紫さんが出演している「龍珠伝」でも、茅子俊さん(「麗王別姫」の安慶緒役の彼です)が楊紫さんに「君はたぐいまれな美貌の持ち主なのだぞ」とか言っていて、似たような破壊力ヒロインなのになんという説得力のない台詞!
いや、楊紫さんは実際お綺麗な方なのでしょうが、役柄の三枚目路線を徹底するあまり、絶世の美女には見えないような卓越した演技力の持ち主なのだと思います…
さて、このドラマの一番最初のところで花神が出産からの瀕死のところで、水神と風神の婚儀が行われていたのは、天帝から賜った無神経な縁談の犠牲?というシンプルな理解をしていたのですが、老胡の天帝と天后への拒否反応を見ると、花界は天帝に相当な恨みがあるようですね。まさか天帝はわざと花神と水神を引き裂いて風神との婚姻をあてがったのでしょうか。花界と天界、そして花界と鳥族には深い因縁がありそうです。
天后が旭鳳には立太子させようと必死なのに、兄の潤玉を後継から排除しようとしているのは、潤玉は天后の息子ではないということだと思うのですが、潤玉の母親は誰なんでしょう。水神風神の婚儀の時に、脇に天后がいるのに、「娘が生まれたら息子(潤玉)とめあわせよう」と婚約を宣言しましたが、当時はまだ旭鳳が生まれていないにしても、あの野心の強い天后がその言葉に対してムカっと来なかったわけがないですよね。ニコニコしていましたけど。母親が天后でなくて姿が見えないのは、「身分が低い」か「亡くなっている」かですが、あの天后なら早々に手を回して殺したんじゃないか疑惑、あると思います。
そして次回は魔界探訪編!錦覓というハンデを連れての魔獣退治、旭鳳と潤玉の無事を祈らずにはいられません。たぶん錦覓は他に怪我をさせても生き残ると思います。
二人のプリンスよ、どうかご無事で~♪
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