中国ドラマ-月に咲く花の如く-あらすじ-73話-最終回(74話)-の画像つきキャスト情報をネタばれありで!
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沈月生殺害事件の首謀者が査坤だったと知り、愕然とする沈四海は改めて杜明礼と郡王への復讐を誓うが、反対に処刑されてしまい、夫人も自害してしまいました。
張長清を頼った追われる身の杜明礼も裏切られ、張長清を殺した後に自害・・・と主要メンバーがこぞって亡くなってしまった前回、もうあと2話で話は終わります。
呉家の悲願であった打倒沈家・杜明礼を見事成し遂げた周瑩と趙白石でしたが、二人の間も趙白石の告白でゆらいでいました。
お尋ね者の沈星移と二人だけの婚姻をした周瑩はどうするのでしょうか?
【月に咲く花の如く】(ネタバレあり)
73話
周瑩の涇陽女子学堂は無事に開校でき、開校式には陝甘総督の趙白石も列席する。
周瑩に結婚の返事を尋ねるが、周瑩はまだ迷っていた。
千紅は周瑩の気持ちを聞き、趙白石との事は好きにすればいい・・・それが本当の自由と周瑩の考えを後押しする。
色恋のスペシャリスト姐さんの言葉は違います
開校式の最中周瑩は隣に立つ趙白石に今返事をすると小声で話す。
「申し話ないけど、お断りする」
そのまま挨拶スピーチに向う周瑩は王家職の原稿を見ながらたどたどしく読むが・・・途中から自分の言葉で挨拶する。
自分は涇陽一不届きな女でやりたい放題してきた。女子学堂を作ったのは友人の願い。
女子が学べば国が救われる・・・勉強すれば悟るようになり、見識が広まり能力が身につく。自分で自分を養え好きなように生きられる。私は自分の人生に悔いはない。みんなも自由に痛快な人生を送ってほしい。
笑顔で言い切った周瑩に趙白石も拍手を送るのだった。
周瑩の想いはみんなに伝わりました。これには趙白石も納得でしょうね
1900年義和団の反乱鎮圧のため八カ国連合軍が北京を占領する。
西太后と光緒帝は西安に避難する。
西安巡撫の端方は豪商を集める。
皇太后と陛下の恩に報いるために寄付を要求する。
商人達は次々と寄付の額を表明する中周瑩は何も言わない。
端方に尋ねられ、民の救済のため出せる銀子が無く、皇太后と陛下にとってわが子同然の民を救うことで奉仕したいと話す。
この場で誰も反論できないように断りましたね
趙白石と端方は皇太后と陛下に呼ばれていた。
趙白石に西安での皇太后たちの接待のために出費の多すぎる・・・と愚痴を言う。
そして商人達を集め寄付を募ったが周瑩は出さなかったと文句を言うのだった。
皇太后と陛下の生活って・・・聞いててすごいの一言です。端方でなくても文句の一つも言いたくなるわ
御前に召された趙白石と端方に西太后は粗末な場所を用意したと責める。
趙白石はかつての巡撫署は部屋数も多くゆったりできると提案するが、掃除をするのに3日かかる・・・と言うと西太后は3日もここで・・・と不満げ。
端方は涇陽に呉家東院が紫禁城を真似て作られたらしく、間取りも広く庭も広いからそこに移られてはと提言する。
警備の面でも危険と白石は慌てて止めるが、地理に詳しい白石を護衛にすれば大丈夫・・・西太后達は移ることに決めてしまう。
どんどん進めてしまう端方に驚きの趙白石。叩頭していて顔は見えなかったけど趙白石の怒りと焦りの様子がよくわかる(笑)
一大事と周瑩のもとに行った趙白石は端方の寄付を断ったことで難題を出されたと話す。
皇太后と陛下を呉家東院に泊める・・・祖母と親戚の青年と軽く受け流す周瑩にあきれた様子の趙白石。
趙白石は準備の為に呉家東院を見回り指示を与える。
鄭氏の寝室を皇太后の寝室に定め、周瑩に皇太后に召された場合の挨拶の練習をさせる。
軽い調子で泊めるという周瑩に西太后の恐ろしさをわかっている趙白石はどきどき・・・。しわ・白髪が増えそう・・・
西太后ご一行が呉家東院にやってきた。
周瑩も挨拶に召され、普段着で向う。
趙白石は心配して外で待機・・・。
虎に仕えるが如き・・・って
中に入ると西太后が周瑩に話しかける。
教えられた通り、失礼のないように質問に答える周瑩。
没落した呉家を再興した秘訣を問われ
変
と答える。
古いやり方のとらわれては衰退の一歩をたどる、時勢に応じて変化できる柔軟性が大切。
必ず文頭にお答えします・・・って付けなきゃいけないのね
立って話す許可を受け、周瑩は立ち上がる。
西太后は祖法の必要性を聞くと祖法よりも西洋人のやり方が商売では役に立つことがあると言った。
他の秘訣は?と問われ、権限を手放す事をあげると西太后と光緒帝は驚いた様子。
使用人にも株を持たせると聞いて、身代を潰すことになってもいいのかと尋ねる西太后に株を分けることで求心力を高め、株3割所持でも家業は栄える・・・。
よく考えていると感心する西太后に
民を尊べば国がよく治まる
と同じと言うと、顔色が変わる。
しまったと周瑩は黙り込む。
下がる様に言われそのまま後ずさって帰っていくのだった。
後ずさる周瑩可愛い・・・
趙白石は中の様子を探ってもらい心配していたが、無事に出てきたの周瑩にどうだったかと尋ねる。
最初は良かったけど・・・変法の標語だった言葉をうっかり引用してしまい不興を買ったかも・・・と自信なさそう。
確かに微妙かも
涇陽で転んだ老婆を助けた男がいた。
沈星移だった。
74話
心配している周瑩と趙白石の元に太監が呉夫人は運がいいとやってくる。
西太后は周瑩を気に入ったらしく爵位と褒美を授けるとの事。
ホッとしました。もしかしたらそのまま首が飛ぶって事もありえますもんね
続いて趙白石が呼ばれ、義和団について意見を聞かれる。
西洋人に納得してもらうために戦犯である貴族に厳重な処罰を与えなければならない。
しかし西太后は前例がないので迷っていた。
「お見せしたいものが」
趙白石は日昌和の仕訳帳を差し出す。
中身を見た西太后と光緒帝は戸部を利用して私服を肥やしている・・・といまいましそうにする。
西太后はこの件については他言無用、後ほど処分を考えると口止めする。
仰せのままに・・・と白石は叩頭する。
ここで出してまいりました趙白石。黒幕郡王に王手をかけましたね
懐先は周瑩について勉強の最中。
天とは時勢に応じること、地とは信用を守ること、人とは仁義を重んじること、神とは何事も果敢に挑むこと、鬼とは手腕を振るうことである。
趙白石が話がある・・・と入ってくる。
郡王が排除されると聞き周瑩はホッとする。
そして沈星移が涇陽で目撃された、狙いは西太后と光緒帝の暗殺を聞き唖然とする。
もし東院で暗殺されたら呉家の人間すべてが打ち首になる、星移の情報が入ったらすぐに知らせるように・・・。
西太后達の出発まで懐先は預かる・・・と懐先を連れて行ってしまう。
きな臭くなりました。星移が暗殺集団の中心人物っていつの間に・・・
周瑩は沈家を訪れるが、住む人もいないあばら屋状態・・・中をまわりつつ、かつて在りし日の事を思い出す。
野菜売りに化けた呉沢が呉家東院に忍び込んできた。
あら・・・この人まで来ちゃった
夜沈星移が警備が眠り込んだ隙を狙ってやってきた。
周瑩は待っていた・・・と言うと星移は抱きしめる。
目的は西太后と光緒帝の暗殺と尋ねるとそうだと答える星移。
周瑩は東院では手を出さないでほしいと懇願する。
せっかく会えたのに・・・
今しかない・・・星移は周瑩や人質となっている懐先、東院に迷惑をかけない策があると言うと、周瑩に短刀を突き刺し・・・唇を重ね熱い抱擁を交わすのだった。
360度回転する二人の抱擁シーンは見せ場の一つでしょう。別に回さなくてもいいかな(笑)
周瑩の部屋の明かりが灯っているのに夜回りをしていた趙白石は気づく。
中では椅子に縛られている周瑩が死に急がないでと星移を止めていた。
白石が周瑩に声をかけるが、何事もないようにごまかす周瑩。
白石が立ち去ったと見た星移が出て行こうとすると・・・そこに趙白石の姿があった。
さすが趙白石。簡単にはだませませんね
周瑩が懐先の事を聞かないと不審に思った白石。
剣を星移に向けていたが、銃を取り出し星移も白石に向けていた。
西太后達のところに案内するように命じる星移に説得しようと試みるが無駄とわかり、白石は覚悟を決め撃てと言う。
二人のやり取りに止めに入る周瑩。
これ以上家族を失いたくない、このままでは二人とも死んでしまう。
星移にあきらめるようにすがり、白石に星移を逃がしてくれるように頼む。
目の前で愛する人と大切な家族が亡くなる・・・耐えられませんよね
外では事を起こそうとした呉沢が見つかり、騒然とする。
星移を逃がすことにした白石だったが、外から刺客が現れた・・・との報告を受ける。
部屋の外に出て刺客を見つけた趙白石だったが・・・覆面を取り刺客は呉沢とわかる。
周瑩の部屋に逃げ込んだ刺客を任せるように言い、一人追いかけて中に入った。
星移が来てるだけで大変なのに呉沢も来ちゃって冷や汗ダラダラ・・・
呉沢の目的は西太后の暗殺。
光緒帝が政権をとれば国は救われる・・・命をかけると言う呉沢。
白石は呉家の人間が暗殺を企てたとなれば呉家の人間全員処刑されると責める。
誰も逃げられない・・・あきらめたような趙白石。
包囲を完了した兵達の突入と言う声も聞こえる。
詰んだ~(by趙白石心の声)
沈星移は呉沢から覆面を奪いつけると、白石を倒し、出て行こうとする。
周瑩は行ってはダメと止めるが・・・星移は扉を開け出て行く。
沈星移は周瑩に最後の笑顔を見せ出陣しました・・・
兵士達と剣を振るって戦う星移はだんだん追い詰められ、取り囲まれ傷つけられる。
倒れ落ちる星移・・・周瑩の部屋のほうを見ながら絶命するのだった。
西太后達が東院を立ち去る日、見送る周瑩に西太后は声をかける。
「何年寡婦を貫いた?」
「お答えします、14年です。」
「私は39年だ。」
西太后一行は立ち去っていった。
愛する人を亡くしたばかりの周瑩。複雑な思い。
旅立つ呉沢を趙白石は見送る。
まだこの泥沼の中を漂い続けるのか?と問われ、この道で踏ん張り続けようと思うと言い、そのまま別れた。
義和団の首謀者であった郡王は新彊へ流刑となった。
大きくなった懐先は2年間の留学に上海から船で旅立つ。
見送る周瑩と趙白石達。
周瑩は別れを惜しむが懐先はあっという間ですと元気に旅立つ。
福来と春杏の元気な姿も・・・。趙白石お髭姿・・・
周瑩は40歳で亡くなったが、彼女の輝かしい功績や人となり、商売で起こした奇跡や精神は今日まで伝えられている。
感想
とうとう終わりました。
とにかく長かったけど最後まで飽きさせず面白かったです。
終わり間近は駆け足だったので展開も早く、どんどん進みあれっ?これでいいの?と消化不良気味のところもありましたが、全体的にはまとまって終わったのではないでしょうか(笑)
周瑩は実際活躍していた女性ですが、その功績たるやすごいですね。
しかも40歳という若さで亡くなってしまったのに、その間いろいろの事を成し遂げていったのには感服します。
沈星移・呉聘・王世均・趙白石と多くの男性に愛された周瑩。
男性優位の社会で破天荒ながらも強くしぶとく、魅力的な周瑩を演じきったスン・リーに拍手です。
演じていた役者さん達はもちろん、衣装も舞台背景のセットも美しくそれだけでも目を楽しませてくれた作品でした。
コメント
コメント一覧 (1件)
初めまして!文章が簡潔でそれでいて要は外さずわかりやすかったです。bs11の午後放送の「月に咲く花の如く」を先日見終わりロス気味です…ところで西太后の前で話した「民を尊べば国がよく治まる」は中国語漢字4文字の表現があるのでしょうか?ご存知でしたら是非教えて頂きたいのですが。。。よろしくお願い致します♪