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クルミットです♪
安寧録12話は、宜寧にとってつらい出来事から始まります。二娘(父の側室)の罪がまたもみ消されて、父に詰め寄る場面は見ていて胸が痛みました。そこから一転、慎遠と一緒に外出するほっとする時間があって、最後は思いがけない再会と追跡劇まで詰め込まれた回でした。それでは12話を一緒に見ていきましょう!
安寧録 12話のあらすじ
宜寧は祖母から、母が妊娠中によく黄耆牡丹湯(体を整える漢方の薬湯)を飲んでいたと聞きます。その薬湯を母が秋海棠(ベゴニアの一種)に注いで、木を枯らしてしまったことがあったそうです。宜寧はますます引っかかりを覚え、自分でも秋海棠を育てはじめました。薬の滓を肥料に使いながら、何かを確かめようとしているようでした。
母の行動、絶対に意味がありますよね。
一方、成章は事を隠すために衙門の役人を買収し、崔五爺にすべての罪を背負わせました。これで二娘の罪は静かに消されてしまいます。林海如が宜寧を呼び、父の最終決定を伝えました。二娘がまた潔白にされたと知って、宜寧はひどく悲しみます。
同じことの繰り返しです。さすがに腹が立ちます。
宜寧は父に、なぜいつも羅家の体面のために二娘をかばうのか、そのせいで彼女があれだけ酷いことをしてきたのに、と問いただします。でも成章は聞く耳を持ちません。羅家の大局を考えるようにと、宜寧を諭すだけでした。
大局、大局って、宜寧の気持ちはどうなるんですか。
陸嘉学は人を送り、遠景閣であった日の宜寧と慎遠の足取りを調べさせます。でも手がかりは見つかりません。羅家の人々は皆口を閉ざしていました。すると陸嘉学は自分で調査すると決めます。
ここ数日は静かな時間が続きました。慎遠は宜寧を外に連れ出し、気晴らしをさせてあげます。そして宜寧の書斎の名前から取った「明瀾堂」という場所での仕事を用意してくれました。幼い頃に宜寧の母に世話になったお礼にと学校へ寄付をしたので、宜寧もそこで作業できるのだと説明します。
こういうさりげない優しさ、じわっときます。
宜寧はとても嬉しそうでした。最近の羅府での暮らしは息が詰まりそうで、父の偏った態度に心がすっかり冷えきっていたのです。宜寧はすでに下人に頼み、静かな屋敷をひそかに探させていました。自分に一年という期限を与え、母の死の本当の理由を調べ上げたら、祖母を連れて別の家に移ろうと決めていたのです。
もう羅家に期待していないんですね。
慎遠は宜寧を連れて近くの屋台で餛飩を食べました。二人はお互いの将来について話します。宜寧が慎遠に今後の予定を尋ねると、慎遠は笑うだけで答えませんでした。宜寧は科挙を受けて仕官してはどうかと勧めます。でも科挙を受けるには戸籍が必要で、慎遠はまだ族譜(一族の戸籍のようなもの)に名前が入っていません。宜寧はこの問題を自分が何とかすると決めました。
宜寧が動いてくれるの、頼もしいです。
食事を終えた二人は、近くの市場をぶらぶらと歩きました。そこへ陸嘉学が現れます。宜寧の姿を見た瞬間、その視線はもう逸れませんでした。長らく思い焦がれていた「眉眉」その人だったからです。
宜寧は一人で切り紙の屋台に立ち、模様を眺めていました。陸嘉学のそばにいた程琅が声をかけてきます。陸嘉学の姿を見た宜寧は内心大きく動揺しました。かつて彼のせいで崖から落ちた過去があり、今でも思い出すと肝が冷えるのです。目の見えなかった陸嘉学を助け、薬を渡して笑わせたあの時、彼は自分の声しか聞いていない。だから今ここで絶対に声を出してはいけない。宜寧はとっさに咳でごまかしました。
こっちまで息、止まりました。
すぐに慎遠が駆けつけ、陸嘉学を見て危険を察知します。咳で話せない宜寧をかばいながら、その場を離れました。ところが道中、二人は何者かに襲われます。賊はなぜか慎遠の背中ばかりを狙ってきました。慎遠はこれが陸嘉学の差し向けた間者だと見抜き、あえて武功を使わずに宜寧を連れて羅府まで一気に逃げ帰りました。
武功を隠すためにわざと逃げるって、賢いですけど怖いです。
陸嘉学は部下から、慎遠が武功を使わなかったと聞かされます。それでも疑いは晴れません。再び探りを入れる機会をうかがっています。
安寧録 12話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、やっぱり切り紙の屋台での場面です。程琅に声をかけられて、目の前に陸嘉学がいるとわかった瞬間の宜寧の気持ちを想像すると、こっちまで息が詰まりました。声を出したら終わり、その緊張感がずっと続いていて、とっさに咳でごまかすところなんて、よく思いついたなと思います。
慎遠が駆けつけてくれたのもほっとしました。危険を察知するのが早いですよね。宜寧が話せない理由をすぐに理解して、何も聞かずにその場を離れるところに、二人の間に積み重なってきたものを見た気がします。
一方で、父・成章の態度にはやっぱりモヤモヤします。二娘があれだけのことをしたのに、また崔五爺に罪を被せて、家の体面のためだけに揉み消してしまう。宜寧が問い詰めても聞く耳を持たない父を見ていると、こっちまで悔しくなりました。宜寧が一年の期限を決めて、祖母と家を出る計画を立てはじめたのも、無理はないと思います。
慎遠が明瀾堂の仕事を用意してくれたところは、今回の中で数少ない温かい場面でした。宜寧の母への恩返しという理由もさりげなくて、こういう慎遠の優しさの見せ方は好きです。
最後は追いかけっこです。賊が慎遠の背中ばかり狙ってくるのが引っかかりますし、陸嘉学もまだ諦めていません。切り紙の屋台でとっさに咳でごまかした宜寧を思い出すと、この人はちゃんと自分の頭で切り抜けているんだなと感じました。
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