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クルミットです♪
今回の安寧録17話は、羅慎遠にとって大きな節目になる回でした。長い間家族として扱われなかった彼が、ようやく羅家の族譜に名前を書いてもらえる日が来ます。その一方で羅宜寧は、目をつけていた店をめぐって思わぬ相手とぶつかることになります。誰が味方で誰が敵なのか、今回もじわじわ効いてくる展開でした。それでは17話を一緒に見ていきましょう!
安寧録 17話のあらすじ
林海如は羅宜寧の勧めを聞いて、以前自分が足をくじいたときのことを思い出します。あのとき羅慎遠はすぐにしゃがみ込んで、林海如を別院まで背負って運んでくれました。冷たそうに見えて実は情に厚く、恩をきちんと返せる人だと林海如は感じたようです。そこで林海如は羅成章のところへ行き、羅慎遠を自分の嫡子として迎えたいとはっきり申し出ます。
羅成章は即座に反対しました。子供の頃から羅慎遠のことをまともに見たことすらないのに、いきなり嫡子にしろと言われて納得できるはずがありません。
掌返しにもほどがあるって、羅成章の気持ちも正直わかります
羅成章は羅慎遠を呼びつけて、思いきり嫌味を言ってやろうとしていました。しかしちょうどそのとき、羅成章の恩師が訪ねてきます。
羅成章は慌てて出迎えました。実はその恩師、羅慎遠にお礼を言うために来たのです。少し前、羅慎遠は孫先生と王相のために文章を書いてあげていて、それを読んだ皇帝がとても気に入り、二人に褒美を与えていました。恩師たちは口をそろえて「良い息子を持ったな」と羅成章をほめ、羅慎遠を今年の科挙に挑ませてはどうかと勧めてきます。
息子として扱ってこなかった相手に手柄だけ持っていかれて、羅成章は内心複雑だったと思います
恩師の手前、羅成章もさすがに断れません。二人が帰ったあと、羅成章は羅慎遠を呼びつけて、上司まで巻き込んで自分に恥をかかせたと厳しく責め立てました。今年の科挙を受けなければ器の小さい冷たい父親だと恩師に思われてしまう、そう言われては羅成章も引っ込みがつかなかったようです。
羅慎遠は淡々としていました。自分は科挙を受けたいわけではなく、羅成章が許さないなら無理に受けるつもりもない、そう静かに言い切ります。
意地を張ってるようで実は一番冷静なの、羅慎遠じゃないですか
羅慎遠が下がったあと、羅老夫人がやってきます。羅老夫人は、羅成章が本当に気にかけているのは息子の羅成軒だとわかっていました。ですが羅成軒は何年経っても学問がまるで伸びません。一方の羅慎遠はすでに文才を認められていて、族譜に入れて科挙に挑ませれば、羅家の名を上げることにつながります。
その言葉に押されて、羅成章はようやく羅慎遠を族譜に入れることを承諾しました。羅慎遠は初めて羅宜寧、林海如、羅宜玉たちと同じ食卓につきます。決められた儀式を一通り終えたあと、羅慎遠の名前は正式に族譜へ書き加えられました。
ずっと外側にいた人がやっと席についた感じで、なんだかこっちもほっとしました
場面は変わって、羅宜寧は街をぶらぶらしていました。目に留まった店があり、何度か値段の交渉をしたあと、明日にはこの店を決めようと心に決めます。昼間その様子を見ていた林茂は、羅宜寧が商売を始めたいのではと察しました。林茂は普段から香や紅を調合していて、女性が一人で表立って商売をするのは難しいだろうから、一緒にやらないかと持ちかけます。
翌日、羅宜寧は林茂とともに店主のところへ向かい、価格の交渉をまとめました。ところがそこへ龍泉商行という店の者がやってきて、この店を買い取ると言い出します。しかも羅宜寧たちの倍の値段を出す構えで、絶対に手に入れるつもりのようでした。
そんな大金を羅宜寧が持っているはずもなく、途方に暮れていたところに、店の入り口に羅慎遠の姿が見えます。羅慎遠はどこか気まずそうな顔をしていて、龍泉商行の者と目配せを交わしているようにも見えました。羅宜寧は羅慎遠に、相手を説得してほしいと頼みます。羅慎遠は龍泉商行の者に、高値でこの店を買ってどうするつもりかと問いただしました。実はその男、もともと羅慎遠の手の者で、今日はこの店を買い取るつもりだったのです。羅宜寧まで同じ店に目をつけているとは思っていなかった様子でした。結局、羅慎遠が折れる形で話は収まります。
身内同士でこっそり張り合ってたなんて、ちょっと笑ってしまいました!
夜、羅慎遠のそばにいた小者が、昼間の羅宜寧の店の件についてつい口を挟みます。女性が商売をするのは良くないと言いたげでしたが、羅慎遠はその考えに同意しませんでした。羅宜寧は普通の女性とは違うと思っている様子で、ただ店を開いたあとはいろいろな苦労があるだろうとも口にしていました。
安寧録 17話の感想まとめ
一番心に残ったのは、羅慎遠が族譜に名前を書き加えられる場面でした。ずっと家族として数えられてこなかった人が、恩師の後押しとはいえようやく食卓の輪に入れた。あの瞬間だけは素直に良かったですと思いました。
そして羅成章の掌返しには笑ってしまいます。さっきまで嫌味を言ってやろうとしていたのに、恩師の前ではすぐに態度を変えるなんて、調子が良すぎませんか?羅老夫人が息子の羅成軒の伸び悩みを冷静に見ていて、家のために羅慎遠を選んだところも、情よりも実利で動く感じが羅家らしいなと思いました。
後半の店の取り合いは、まさかの相手が羅慎遠だったのが引っかかります。羅宜寧に譲る形にはなったものの、あの目配せを見る限り何か裏がありそうで、素直には喜べません。夜、小者が羅宜寧の商売を良く思わない態度を見せたとき、羅慎遠がきっぱり同意しなかった場面が一番好きです。あの人、口数は少ないけど見るところはちゃんと見ているんだなと感じます。
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