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クルミットです♪
今日は安寧録19話です。今回は宜寧のとっさの嘘から始まり、最後は科挙の会場を巻き込む一大事件へと発展します。慎遠にふらっと寄りかかる宜寧の姿もあって、いろいろな感情が動く回でした。それでは19話を一緒に見ていきましょう!
安寧録 19話のあらすじ
冒頭、陸嘉学が宜寧の腕をぐっと掴みます。焦った様子で、なぜ自分が賭け事好きだと知っているのか問い詰めてきました。それを知っているのは、この世でただ一人、眉眉という娘だけだったからです。
いきなり腕を掴まれて、こっちもびっくりしました
宜寧は陸嘉学の目を見て、真相を知るまでこの人は引かないと悟りました。そこで、とっさに嘘をつきます。眉眉というのは自分の侍女のことだと。かつてその侍女は別院で目の不自由な男性の世話をしていて、二人の話を宜寧に聞かせてくれていたと言うのです。侍女が嫁ぐときには身売りの証文を返すつもりでいたのに、ある日、侍女は全身血まみれで戻ってきたと宜寧は続けました。
眉眉はその男性に本気で心を寄せていたのに、結局その人の手にかかって命を落としてしまったこと。侍女が最後に渡してくれた白い玉佩には「陸」の一字が彫られていて、今思えばそれは陸嘉学自身のことだったと、宜寧は淡々と語ります。
陸嘉学は眉眉がどこに葬られているのか、急いで知りたがりました。宜寧は一言一言はっきりと、あの別院だと伝えます。過去を忘れさせてあげたくて、墓標は立てなかったとも。陸嘉学は胸を刺されたような顔をしていて、宜寧の様子からは嘘をついているようには見えませんでした。
この嘘、聞いてるこっちまで胸が痛くなりました
宜寧は陸嘉学がぼんやり考え込んでいる隙に、そっと侯府を後にしました。
夜、宜寧は東屋で一人お酒を飲んでいます。そこへ遅く帰ってきた羅慎遠と鉢合わせしました。すでに酒が入っていた宜寧は、昼間の作法や決まりごとをあまり気にしなくなっていて、そのまま慎遠の胸に飛び込んでしまいます。ずっと自分を守ってくれるか、悪い人に出会ったときそばにいてくれるか。そう尋ねる宜寧に、慎遠は肩をそっと叩きながら、これからもずっとそばにいると答えました。
宜寧はこくりと頷きます。彼女は自分と慎遠を兄妹だと思い込んでいるだけで、慎遠の本当の気持ちにはまだ気づいていません。
好きな人を裏切るはずがない、その一心なんですよね
一方、科挙の試験が近づいていました。羅宜怜は兄の軒遠がどんどん焦っていく様子を見ています。慎遠が羅家の家系図に加わり、軒遠たちと一緒に学ぶようになってから、軒遠へのプレッシャーは増すばかりでした。宜怜は兄の障害を取り除こうと、侍女にこっそりいくつか品を用意させ、宜寧の目を盗んで慎遠が試験に持っていく荷物に細工をします。
宜寧はここ数日、宜怜がやたらと兄たちの院に菓子を届けに行っていることに気づいていました。何か企んでいると察した宜寧は、侍女の雪枝に、次に宜怜が来たときはあえて隙を作るよう言い含めておきます。案の定、宜怜は慎遠の即墨軒にやってきました。宜寧は慎遠が試験に持っていく荷物を注意深く確認し、気づいたことをそっと林海如に伝えます。
宜怜のこの企み、毎回バレバレなのに本人だけ気づいてないんですよね?
いよいよ羅家の子弟たちが試験会場に入る日。林海如はわざと羅成章に、子供たちの持ち物に漏れがないか確認させました。羅成章は一つひとつ丁寧に検分していきます。軒遠の荷物を特に念入りに見たところ、他の子より蝋燭が二本多いことに気づきました。取り出してよく調べてみると、なんと蝋燭の中にカンニング用の紙が仕込まれていたのです。
これが試験官に見つかれば重い罰を受け、二度と科挙を受けられなくなってしまいます。羅成章は激怒し、軒遠にどういうことか問い詰めました。軒遠は震えながら跪きますが、本人にも何が起きたのか分かりません。宜怜は顔面蒼白になり、すぐさま父の前に跪いて、兄は何も知らないと訴えました。
まさか自分の細工が兄に返ってくるとは、宜怜も予想していなかったと思います
安寧録 19話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、やっぱり宜寧が陸嘉学についた嘘の場面です。眉眉のことをあそこまで細かく語れるのは、宜寧自身がこの話に深く関わっているからなんじゃないかと勘ぐってしまいました。真相はまだ分かりませんが、あの落ち着いた語り口にはちょっとした緊張感がありましたね。
陸嘉学が本気で悲しんでいる姿を見ると、こちらまで切なくなります。彼はまだ何も知らないまま、宜寧の言葉をそのまま信じてしまいました。この嘘、いつかどこかでほころびが出てきそうで、それがちょっと怖いです。
慎遠に抱きついた宜寧のシーンは、素直にほっとしました。誰かに寄りかかれる相手がいるというのは、宜寧にとって救いだと思います。ただ慎遠の気持ちを知ってしまうと、こちらとしては少し複雑です。兄妹だと信じ切っている宜寧の無邪気さが、余計に切なく映りました。
そして最後の科挙のくだり。宜怜の企みが自分の実の兄に跳ね返ってきた展開には、思わずえっと声が出そうになりました。慎遠を陥れるつもりが、まさかの自爆です。宜寧が事前に雪枝へ言い含めていたあたり、彼女の観察力にはちょっと驚かされます。
軒遠が震えながら跪く姿は見ていて気の毒でした。何も悪いことをしていないのに、妹の企みに巻き込まれてしまったのですから。それでも宜怜がとっさに父の前で兄をかばったところだけは、意外と本心だったのかもしれません。震える軒遠の隣で、宜怜も同じくらい震えていたはずです。
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