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クルミットです♪
今回は登聞鼓を叩いた道衍が、そのまま衙門の前に座り込んで動かなくなるところから始まります。師のために命を懸けている道衍と、それを陰で守ろうとする羅慎遠。二人の絆にじわっと来る回でした。それでは21話を一緒に見ていきましょう!
安寧録 21話のあらすじ
道衍は登聞鼓を叩いたあと、そのまま衙門の前に座り込みました。朝廷が事件をきちんと審理してくれるまで、そこを動くつもりはないようです。同じ道を歩む兄弟弟子たちも黙ってはいません。冤罪の内容を紙に書き写し、道を通る人々に配って歩きました。
師匠のためにここまでやるんだ、と胸がぎゅっとなりました
人々は道衍が師のために命がけで訴えていることを知り、あちこちで噂になります。事件に関わる役人たちは慌てふためき、こっそり陸嘉学に早く始末しろとけしかけました。その夜、陸嘉学は刺客を差し向けます。でも道衍のそばには羅慎遠がいました。近づく刺客を容赦なく返り討ちにし、道衍は何も知らないまま無事に朝を迎えます。
翌朝、道衍の周りには大勢の民が集まっていました。朝廷もさすがに世論の圧力に耐えきれず、地方官の汪遠に事件を再審理するよう命じます。しかし汪遠も当時の汚職に関わった一人。案の定、事件はまた小さく丸め込まれそうになりました。
結局身内なんだ、と分かっていても腹立たしいです
羅慎遠は考えます。地方官と張り合える権力者を味方につけなければ、師の冤罪は晴らせない。そこで白羽の矢を立てたのが茶税を管理する英国公でした。ちょうど前線の兵士たちが薬不足で困っていると聞きつけ、羅慎遠たちは大きな薬箱を贈り物として届けます。英国公は帳簿と薬材を受け取りました。薬材が英国公の屋敷に運び込まれるのを見て、羅宜寧と羅慎遠はようやくひと息つきます。公正な人物なら、きっと事件を見過ごさないはずです。
そこへ陸嘉学が現れました。羅宜寧と羅慎遠の輿を見つけ、わざわざ駆けつけてきたのです。二人は彼の手首に血が残っているのに気づきます。陸嘉学は血を拭いながら、昨夜一晩かけて道衍を尋問し、十八種類の刑罰をすべて試したが口を割らなかったと平然と話しました。それでも自分には口を開かせる方法があると言い放ちます。
この人、笑いながら言うところが一番怖いです
羅慎遠は師兄がそんな目に遭っていたと知り、内心では陸嘉学を憎みます。でも顔には出さず、羅宜寧を連れてその場を離れようとしました。すると陸嘉学は羅宜寧だけを呼び止めます。羅慎遠が理由をつけて止めようとしても、陸嘉学は聞き入れません。
仕方なく羅宜寧は一人で陸嘉学と向き合うことになりました。陸嘉学は先日わざわざ別院に行き、あの無名の墓を調べたと話します。中には確かに女性の遺体があった。でも自分としては、それが眉眉本人だとはどうも思えないというのです。羅宜寧は陸嘉学の顔を見て、以前彼のせいで崖から突き落とされたことを思い出し、背筋が冷たくなりました。二人の間に重い空気が流れたところで、羅慎遠が駆けつけて羅宜寧を連れ去ります。
タイミングよく助けに来てくれてほっとしました
輿に乗って羅府へ戻る道中、羅慎遠は羅宜寧の顔色がひどく悪いことに気づきます。何があったのかは深く聞きませんでした。でも助けが必要なら必ず言ってほしいとだけ伝えます。
一方、羅府では別の出来事も動いていました。以前、羅宜秀は好きな菓子が手に入らなくなったと林茂にこぼしていました。林茂は必ず見つけてくると約束し、その代わり林海如に告げ口したことを追及しないでほしいと頼み込みます。それ以来、林茂は羅府に姿を見せなくなりました。林海如はあちこち弟を探しても行方が分からず焦っています。林海如は弟が科挙に落ちて拗ねて家出したと思い込んでいるようです。でも実際は、羅宜秀のためにあの菓子を探しに故郷まで帰った可能性が高そうです。
そしてもう一つ。楊卿画は夜の東屋で、酔って足元がふらつく羅府の大公子を見かけ、とっさに支えようとしました。ところが大公子は楊卿画を明瀾と間違え、その手を強く握って離しません。楊卿画が慌てて振りほどこうとしたその瞬間を、陳蘭に見られてしまいました。
これは絶対まずい場面を見られたパターンです
安寧録 21話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、陸嘉学が血の跡を拭いながら平然と刑罰の話をする場面でした。声を荒げるわけでもなく、淡々と話すところが逆に不気味です。道衍が耐え抜いたと分かってほっとする一方、まだこの先も狙われ続けるのかと思うと落ち着きません。
羅慎遠が刺客から道衍を守ってくれた場面は良かったです。誰にも気づかれないところで師兄を支え続ける姿に、この人の芯の強さを感じました。ただ薬箱一つで英国公の心を動かそうとする作戦は、うまくいってほしいけれど本当に大丈夫なのか気になります。汪遠のように保身に走る役人がまだ他にもいそうで、素直には喜べません。
陸嘉学が羅宜寧に無名の墓の話をぶつけてくる場面は、聞いているこちらまで嫌な汗をかきました。眉眉が本人かどうかをわざとぼかして言うところが陸嘉学らしいです。羅宜寧が崖から落とされた記憶を思い出して固まる姿は切なかったです。
林茂と羅宜秀のやり取りは、この重い展開の中で少しほっとする話でした。ただ林海如が本当の理由を知らずに焦っているのを見ると、早く伝わってほしいと思います。楊卿画が大公子に明瀾と間違えられて手を握られた場面は、陳蘭に見られてしまった時点で厄介なことになりそうな予感しかしません。
陸嘉学が血の跡を拭いながら笑うように刑罰の話をしていたあの顔が、まだ頭から離れません。
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