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クルミットです♪
今回は花朝節、いわゆる春の花祭りのシーンから始まります。国公府に大勢の女性たちが集まって花を愛でるという華やかな場面なんですが、そこに招かれていないはずの陸嘉学がひょっこり現れるんですよね。羅宜寧もこれには首をかしげます。そして令牌をめぐる争奪戦、原因不明のかゆみ騒動、その裏にあった人間関係と、盛りだくさんの34話でした。それでは34話を一緒に見ていきましょう!
安寧録 34話のあらすじ
花朝節の当日、国公府の庭には大勢の女性たちが集まり、花を眺めて楽しんでいました。そこへ宮中の一行がやってきて、その中になぜか陸嘉学の姿があったんです。国公府は陸嘉学に招待状を出していなかったはずなのに、なぜ来たのか。羅宜寧は不思議に思います。
陸嘉学は韓老夫人にきちんと礼をしてから、皇后から賜った蓮の花を羅宜寧に渡しました。韓老夫人はこれをとても喜びます。
陸嘉学、招待もされてないのにちゃっかり礼儀は完璧なところがずるいです
韓老夫人は蓮の令牌を高い場所に置いて、若い公子たちに競わせることにしました。一番先に取った者にその令牌を褒美として与えるという趣向です。羅宜寧はこの令牌をどうしても手に入れたいと思っていました。嫣容閣に飾れば、今後の商売の宣伝にもなるからです。そこで羅慎遠にこっそり合図を送り、取ってきてほしいと頼みます。
一方の陸嘉学もこの令牌を絶対に手に入れるつもりでいて、二人は知恵と技を尽くして競い合いました。なかなか決着がつかなかったんですが、結局は二人とも令牌を手にすることになり、揃って羅宜寧に差し出したんです。
二人がかりで令牌をプレゼントって、これは周りの女子たちが黙ってないやつです
案の定、周囲の令嬢たちは羅宜寧への嫉妬で目を赤くしていました。
趙明珠はもちろん、羅宜寧がこうして注目を集めるのを面白く思っていません。わざと羅宜寧の裙の裾を汚し、着替えのために席を外させました。ところが羅宜寧が去った直後から、令嬢たちが次々と異変を訴え始めます。首や手首に小さな赤い発疹ができて、かゆいと言い出したんです。
趙明珠はこっそり満足げな様子でした。そこである令嬢が、羅宜寧が持ってきた花露のせいではないかと指摘します。みんな同じ花露を使ったのに、羅宜寧本人だけは何ともないというのが理由でした。
その場にいないタイミングで疑いをかけるの、卑怯すぎませんか
羅宜秀がすぐさま、そんな根も葉もない噂を広めるなと止めに入ります。嫣容閣の脂粉は自分もすべて使ってきたけれど、こんな症状は一度も出たことがないと。羅宜寧も、この花露は植物の純粋な原液から作られていて、アレルギー成分は含まれていないと説明しました。しかし信じない者もいて、大夫までもが、過度に精製された液体はかえって過敏反応を起こすことがあると口を挟んできます。
そのころ羅慎遠は、下人から韓府にこっそり大夫が何人も入っていったという報告を受けていました。何かトラブルが起きているようです。ただ現場は女性ばかりの場所なので、羅慎遠が直接出向くわけにはいきません。そこで下人に青衢を呼びに行かせました。
青衢は前庁で起きた出来事を報告したあと、密かにかゆみの原因を調べ始めます。そして令嬢たちが使った毛巾に細工がされていたことを突き止めました。毛巾には山薬の原液が塗られていたんです。
花露じゃなくて毛巾だったとは、まさかの犯人特定です
羅宜寧はこの時点で、趙明珠が仕掛けたことだとすでに気づいていました。ただ、事が韓府で起きた以上、これ以上騒ぎを大きくするわけにはいきません。それでも花露への疑いだけはきちんと晴らしておく必要がありました。羅宜寧は皆の前で、毛巾にうっかり山薬が付着していたのだと説明します。ただし、その裏に誰がいたのかまでは口にしませんでした。こうして嫣容閣の香露を守りつつ、趙明珠が責められることもないように収めたんです。
深夜になって、趙明珠は庭哥までもが発疹を起こしたと聞いて動揺します。自分が庭哥を巻き込んでしまったと思い込み、ひどく自分を責めて、様子を見に行こうとしました。そこへ羅宜寧がやってきて彼女を引き止めます。庭哥はもう大丈夫だと伝え、これからは冷遇されることを恐れなくていいと語りかけました。血のつながりだけがすべてではなく、他にも大切な絆があるということ。韓老夫人が趙明珠を育てたのは、彼女を孫娘として見ているからだと、そう伝えたんです。
趙明珠のあの罪悪感、自分が仕掛けた側だと思うと切なくなります
物語の終盤では、羅宜寧が婚配の年齢に達したことが語られます。多くの高官や貴族の家から縁談の話が持ち込まれていて、沈侯府からも人がやってきました。ただ英国公は沈公子をあまり評価していません。相手が遊び人だという噂を聞いていたからです。羅宜寧は父と祖母のこのやりとりを耳にして、自分から進み出ました。そしてすでに心に決めた人がいると、はっきり口にしたんです。
安寧録 34話の感想まとめ
一番印象に残ったのは、やっぱり深夜の趙明珠のシーンでした。庭哥が発疹を起こしたと聞いて、自分のせいだと思い込んで飛び出そうとするあの様子です。仕掛けた本人があんなに苦しむとは思わなかったので、見ていて複雑な気持ちになりました。
令牌の争奪戦は素直に楽しかったです。陸嘉学と羅慎遠、二人がかりで一つの令牌を狙って知恵比べする展開はテンポも良くて、羅宜寧が嫣容閣のために欲しがっているというのも、ちゃんと商売人らしい理由でいいなと思いました。
かゆみ騒動については、正直ハラハラしました。羅宜寧がいない間に疑いをかけられるという構図が地味に嫌な感じで、趙明珠のやり方の陰湿さがじわじわ効いてきます。ただ青衢が毛巾の細工まで突き止めてくれたおかげで、真相はすぐにわかりましたし、羅宜寧が犯人を名指ししないで収めた判断も、この人らしい落ち着きだと感じました。
そして趙明珠に対する羅宜寧の言葉。血縁だけがすべてじゃない、というあの一言はまっすぐで良かったです。趙明珠自身、自分の立場に不安を抱えているのが伝わってくる場面だったので、羅宜寧が引き止めて話しかけたところは印象に残りました。
最後の縁談の話は急に現実的な展開になった感じがして驚きました。羅宜寧が父と祖母の前で堂々と「心に決めた人がいる」と言い切ったあの場面、あの姿勢がこの人らしくて好きです。
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