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クルミットです♪
楚修遠と若男の交際をめぐって将軍夫妻は大喧嘩に。しかしここぞと絡んでくる沈梓に突き飛ばされたことで沈錦の妊娠がわかり、楚修遠の熱意に若男も心を動かされた上に沈淑も妊娠がわかるなど、前回はドタバタの中にもおめでた続きでした。
しかし今回は一転、楚修明が辺境に戻っている間に大きく事態が一変します。これまで将軍夫妻の幸せオーラの影で怨恨を醸成させていた勢力が、とうとう動きを見せますよ!上がり下がりの激しい展開が終幕にもつれていくのをしっかり見守っていきましょう♪
【将軍の花嫁】(ネタバレあり)
第25話「許されない嘘」
身重のため辺境行きに同行できない沈錦は、日々不安を募らせていた。参内した楚修明は、軍の費用不足のため長期戦は難しいとわかり、厳しい戦いを迫られることに。旅立ちの朝、楚修明は無事を約束してひとり辺境へと向かう。
暗君は大抵軍費用をケチるくせに、結果だけはシビアに求めてきますよね~
豹子頭によると、小さな反乱勢力が次第に数を増やし、鷹族の一大勢力となり、鷹族の指揮権を狙っているのだという。瑪雅をはじめ皆が沈錦に会いたがっており、懐妊を知った豹子頭は「小葱を喜ばせよう」と喜ぶ。
豹子頭久しぶり!彼のポジティブは健在のようですが、小葱と進展はなさそうですね
沈錦の懐妊を祝う客人がひっきりなしで、外出禁止の沈錦はうんざりしていた。そこに若男が鉢植えを持った少女を連れてくる。珍しい植物の話を聞いて、沈錦は屋敷を抜け出して見に行くと花はすでに終わっていたが、仮面の老人が花の世話をしていた…
謎の新キャラ登場ですか?仮面の男の正体は一体誰でしょうか
店の合併を持ち掛けると若男も乗り気で、浮かれる沈錦だったが、将軍の側室として認めてほしいと、妊娠中の女子が瑞王府にやってくる問題が発生する。沈錦は冷静にその女子の話の真偽を問い詰めると、彼女を奴婢として買った主に命じられたのだという。瑞王はその主の似顔絵を絵師に描かせるように命じる。沈錦はその女が「将軍の好みじゃない」と落ち着いていた。似顔絵から沈梓の侍女である劉と判明し、瑞王は激怒する。
王府にトラブル耐性をつけさせた張本人の瑞王が、なぜかものすごくまともでしたね
錦児布荘と若男布荘は合併し、新店舗「錦繍華章」として賑々しく開店した。沈梓は開店祝いに出向くが沈錦に冷たくあしらわれて怒る。沈錦の成功は朝堂でも話題に上がり、劉啓が「宮中の布類の取り扱いはすべて錦繍華章で、儲けは楚修明の軍備となる」と皇帝に讒言する。皇帝は懐妊祝いの名目で宴を開くことに。これまで散々煽って来た沈静は、沈梓を「仕組まれた縁談だと陛下に言えば、沈錦は反逆罪」と唆す。
沈静の裏には誰か黒幕が?沈静が何を企んでいるのか、じんわり恐怖ですね!
宮中に着いても、沈梓は沈錦に嫌味とあてこすりを繰り返し、沈錦はたまらず頬を張る。沈淑は子供同士の縁組を持ち掛けるが、沈錦は子供には自由な人生を与えたいと考えていた。楚修明の軍功もあって皇帝は「瑞王府の二女を誥命夫人に封じる」と言うが、そこで沈梓が異議を申し立て、二女は自分なのに沈錦が無理やり奪ったのだと訴える。
やっちゃいましたね… 自分の行動の結果どうなるかを一切考えない女、沈梓…
皇帝を欺いた反逆罪として瑞王は称号を剥奪され、一族は牢送りとなる。瑞王は倒れ、沈梓は自分のしでかした事態に呆然とする。沈錦は「蕭粛と幸せに」と肉肉に言い残して牢に向かう。沈淑は罰を免れ、瑞王府を守るため王府に向かうが、夫は沈淑を追ってきてくれた。
劉啓は黒幕と密談し、楚修明が必ず妻の救出に動くと予測し、そこで罪に問うことに…
沈淑の夫婦愛が唯一の救いですね…
(おまけ)
側室騒動の後、陳側妃や瑞王夫妻は「なぜ嘘を見破ったのか」と沈錦に尋ねるが、沈錦は「夫を信じているから」と胸を張る。
瑞王と瑞王妃の視線の交わし合いがなんともいえませんね♪
第26話「牢破り」
劉啓の読み通り、瑞王府の一件を聞いた楚修明は都へ戻ることに。牢内でも沈梓は沈錦に「疫病神」と恨みをぶつける。沈錦はみんなを巻き込んだ責任を感じるが、陳側妃は「あの人たちがお前を嫁がせた」と慰める。沈錦はきっと将軍が助けてくれると信じる。
沈錦は何も悪くないのに、無理やり嫁がせておいて記憶をすり替える方がおかしいです
楚修明は辺境から急いで戻ってくる。沈錦には面会禁止で会えないが、それでも密かに牢に忍んでいき、必ず助けると誓う。追い込まれた楚修明は頼みの綱として司徒を訪ね、司徒は沈錦のためにと、皇帝と楚修明の面会を取り持つ。楚修明は妻のためなら命も差し出すと訴えるが、皇帝の怒りの火に油を注ぐことに。そこで牢を破り沈錦だけを助けて逃げる。沈梓は騒ぐが、瑞王は他言したものは瑞王府の者と認めないと厳しく言い渡す。
瑞王がここにきて株急上昇ですね!パパどうしちゃったのでしょうか
楚修明と沈錦に刺客が襲い掛かり、楚修明は怪我を負いつつも沈錦を守り通し、楚修遠の助けもあり城門の検閲を突破する。若男は沈錦の容体を案じ、例の集落の近くの「花おじさん」という医術に詳しい人の元へ案内する。彼は花の世話をしていた仮面の男だった。刺客が沈錦を狙った理由は不明だが、楚修明には計画があるという。刺客は劉啓の手の者で、沈錦の死で楚修明に謀反を起こさせる策略だった。
「昔の火事」ということは… これはもしや…
沈錦は家族が処刑される夢にうなされるが、花おじさんの世話と薬で落ち着き始めていた。
沈錦は陛下に会わせてくれと楚修明に懇願するが、楚修明は自分に策があるからと集落で養生するように言う。二人はすべて解決したら辺境に帰って幸せに暮らそうと語り合う。
処刑の夢の場面が雑!首切ってないのがありありで、なんとも雑!!
楚修明は集落に咲いている花の香りが、印璽の中にあった粉の香りに似ていることに気付く。第八皇子に関係があるのではと思うが、若男によると花おじさんが世話している「不死鳥」だという。楚修明は「天灯篭」と同じものではと思い、若男に調べてもらうことに。楚修明はこの一連の謎のすべてを知る者がいるはずだと考えるが、瑞王妃と第八皇子妃は昔つながりがあり、誰かが瑞王府を通じ自分に情報を与えているのではないかと考える。
この印璽がらみの謎が結構あちこち飛んでいますが、どこかで一度整理してほしいです
劉啓は永寧府の捜索を皇帝に進言し、不在であれば共に逃げた可能性を示唆する。そこで皇帝は永寧府の捜索を命じるが、その命を蕭粛が聞いていた。ひとり不安の中留守を預かっていた肉肉だが、捜索でやってきた劉啓から永寧府を守ろうとする。そこに寝所から楚修明が姿を現す…
鬼将軍の瞬間移動イリュージョンですね♪
(おまけ)
楚修明は「不死鳥」を育てる花おじさんに不思議なものを感じるが、花おじさんもまた、楚修明に意味ありげな視線を投げかけていたのだった…
花おじさんは今後のキーマンとなっていきそうですね!
第27話「固い決意」
劉啓が永寧府の捜索を行うと、中には楚修明がいて脱獄への関与を否定。劉啓は何もつかめずに引き上げる。沈錦が目覚めると楚修明は都に戻っており、不安ながら信じて待つことに。
蕭粛が将軍に変装しているのか?と思ったのですが、蕭粛もちゃんといましたね♪
劉啓は黒幕の指示で行動を起こし始める。楚修明を「第八皇子の件で」と矢文で呼び出した劉啓は、沈錦の命を盾に楚修明に脅しをかけつつ、第八皇子の仇討目的の謀反を持ち掛け、賛同者に会わせるという。陰で盗み聞きしていた楚修遠は罠だと反対するが、楚修明は勝算があると聞かない。
楚修明がどこまでわかっているのか、かなり不安ですよね~
沈錦と花おじさんの間には次第に交流が生まれ、彼の優しさに触れることで母の温かい愛情を思う。そこに楚修遠から劉啓の話を聞き、阻止しなければと文を書くことに。若男は楚修遠に、「天灯篭と不死鳥は同じもの」と、楚修明への伝言を頼む。
楚修明の真意を誰もわからず、みんなが不安になってしまっていますね
劉啓の仲間に引き合わされた楚修明は、その顔触れを意外に感じる。収賄に現陛下が関わっていたのを第八皇子に報告した翌日に火事が発生したと聞き、さらに収賄の証拠の帳簿や軍費横領の台帳を見せられ、楚修明は行動に荷担する方向に踏み込んでいくことに。
ちょっと前まで楚修明を引きずりおろす相談をしていた顔ぶれで、わかりやすく罠~!
楚修遠は楚修明に「天灯篭と不死鳥は同じ」と伝え、沈錦の文を手渡す。それには玉の首飾りが添えられ、夫を説得する内容が切々とつづられていた。楚修明は首飾りが楚修遠の母・第八皇子妃の形見であり、沈錦がそれを渡してきたのは共に死ぬ覚悟なのだと語る。楚修遠に強く説得され、楚修明は沈錦に会いに行くことに…
母の形見だと知らずにお使いをしていた楚修遠…
錦繍華章は順調だったものの、宮中の品の取り扱いを止められ、若男はそれでも気にすることなく商いに邁進していた。戻って来た楚修明に、沈錦は謀反を止めるよう訴えるが、楚修明は「これには理由がある」と聞き入れず、若男に沈錦を託して去っていく。
せめて沈錦には打ち明けていけばいいものを、説明不足すぎませんか?
(おまけ)
沈錦は文を書き「将軍を思う気持ちは私もあなたも同じ」と、楚修遠に託す…
ここにきて珍錦の成長が著しいですね♪
25~27話の感想
最終兵器・沈梓のやらかしが派手に炸裂しましたが、自分が縁談を嫌がった事実は彼女の脳内ではどこに行ってしまったのでしょうか。そしていくら煽られたからといって、皇帝に縁談の真相を言ったらどうなるか、全く自分の頭で考えない沈梓には呆れてしまいます。
それにしても沈静のやり口がかなり怖いのですが、あくまでも考え無しで面白がって煽っただけなのでしょうか?何かタイミングが良すぎて、劉啓一派の誰かに操られているようにも思えます。実の姉を操って、家族すべてを死に追いやるとか、沈静がそこまでする事情があるのでしょうか?これが、ただの性悪でしたというようなズッコケな結末だったらどうしようかと思っています。
そしてここにきて「花おじさん」という謎の人物が登場してきました!過去の火事被害で仮面をかぶっているということですが、火事と言えば若干心当たりが~!
中国時代劇の法則に「遺体や臨終が画面で確認されない人物は、実は生きている法則」というのがあり、火事での焼死はかなりブラックボックスなのですよね。もし花おじさんが「あの火事」での生き残りだとしたら、劉啓や黒幕のこれまでのあれこれが全部ひっくり返ることになると思うのですが。その辺りが今後の鍵となってくるのではないでしょうか。
また楚修明の謀反荷担の問題ですが… おそらく楚修明としては劉啓ではなくその後ろにいるはずの真の黒幕を炙り出すためのフリなのかもしれないのですが、楚修遠や沈錦は肝心なところがわからないのだから、「信じろ」「策はある」でぼかしたまま見守るしかないのはキツいですね。というか、今までちゃんと打ち明けずに策を実行しようとしたら、誤解した珍錦が暴走するということは学習していないのでしょうか。
それと「真の黒幕」、親指にしている指輪は「板指」というものだそうですが、演出で手元をわざと映さないようにしていますよね!それでも黒幕候補(というか他にいなさそうですが)のあの人が、遠目のショットで親指に指輪をしているのを確認したので、これで安心して最終回を迎えられそうな気がします♪
そういうわけで、次回はもう最終回です!早い!30話はあっという間ですね。
残り3話で、色々広げた風呂敷がキレイに回収されるのか、積み残しなく終了されるのか非常に心配です。特になぜ珍錦の母の玉が鍵になっていたか問題とか、序盤に出てきた謎がちゃんと説明してもらえるのかが気になります。皆がなるべく幸せになってスッキリ終わるように祈りたいですね~♪
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