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クルミットです♪
楚修明が辺境に戻っている間に、皇帝から賜った縁談に対して背いていたことを沈梓が告発し、瑞王一家と沈錦は捕縛されてしまいました。身重の沈錦を助け出した楚修明は、真相を解明するため、罠だと知りつつも劉啓の誘いに乗って、謀反を起こすことに…
とうとう最終回ですが、どんな終幕を迎えることになるのでしょうか。色々未解決の謎が沢山ありますが、全部スッキリと解決されるように祈って、最後まで見届けましょう!
【将軍の花嫁】(ネタバレあり)
第28話「謀反の結果」
劉啓一派の讒言を真に受けた皇帝は楚修明の捕縛を命じる。楚修明は楚修遠の止めるのも聞かず出兵していく。劉啓の黒幕実は司徒だった。そして楚修明は皇宮に進んでいくが、闘うと見せかけて、蕭粛と共に劉啓一派を捕らえる。
安定の黒幕=司徒で正解でしたね♪違っていたら、むしろどうしたらいいかと
劉啓一派は皇帝の前に引き出され、国庫横領の証拠を突き付けられる。楚修明が首謀だと訴えるものの皇帝は聞き入れず処刑を命じる。楚修明は集落に戻るが、沈錦は怒って口を利かない。楚修遠も割り切れない思いをぶつけるが、楚修明は敵の目を欺くためだったと言う。
一番近い二人が怒っている時点で、鬼将軍のやり方は何か間違っていたのでは…
楚修明と楚修遠は16年前の火事について語り合うが、それを陰で花おじさんが密かに聞いていた。皇帝が明君であれば民の安寧のため、敵討ちと玉座を楚修遠に諦めさせようとするが、楚修遠は諦められない。そこに花おじさんが二人に「安児か?」と呼びかけ面具をとると、彼が楚修遠の父・第八皇子だったことが判明する。
花おじさん話せた~!これもやっぱり、という種明かしでしたね!
火事のあった当日、不思議な硝子珠をもらった第八皇子は、使い道がないからと庭師の老七に譲ると、その珠は爆発する。不可解な火災によって顔に火傷を負い、そのせいで死亡を装うことに。そして瑞王妃を通じて楚修明に密かに情報を送っていたのだ。その陰で、沈錦は三人の会話を聞いて表情を曇らせる…
仮面の下はそんなに火傷してない… それに、瑞王妃の暗躍がわかりにくいですよ~!
楚修遠は火事の時に、第八皇子妃によって隠し穴に入れられ難を逃れていたが、それを見つけて楚家に送り黒幕から守ったのは、実は現・皇帝だった。しかし一方で、皇帝はこれまでの楚修明への信頼が揺らぎ、楚修明の捕縛を命じていた。様々な大事なことを伏せられた沈錦は楚修明に玉の首飾りを突き返そうとする。しかし楚修明は受け取ろうとしない…
皇帝は実はいい人?キャラがこの終盤でいまだにぐらぐらです
永寧府はすべて召し上げられ、楚修明はお尋ね者となる。楚修明は沈錦と瑞王府の赦免と引き換えに、黒幕を引きずり出すための謀反を起こすよう皇帝から依頼されていたことを明かし、皇帝の行動を不審に思い、硝子珠について当時を知る司徒に会いに行くことに。
楚修明はまだ黒幕が司徒だとは気付いていないのですよね…
(おまけ)
蕭粛は、肉肉に「屋敷の外に出るな」と言い残して危険な任務に赴こうとする。肉肉は死んでも蕭粛と一緒だと誓い、想いを込めて抱き合って蕭粛を送り出す…
肉肉の切ない思いはちゃんと実を結ぶのでしょうか
第29話「黒幕の正体」
自宅に現れた楚修明に、司徒は16年前のことは何も知らないととぼけて「当時の宦官が知っていたはず」と手掛かりをほのめかす。楚修明は宦官の屋敷を訪ねると一家惨殺されていて、大きな箱に隠された老宦官が運び出されていた。皇軍の雲統領がその拉致を指揮していたため、楚修明は陛下の関与を疑いながらも雲統領の跡をつける。老宦官を助けようとするが、火がつけられて兵に囲まれ、楚修明は待ち伏せされたことに気付く。
楚修明をすぐに捕らえるのではなく、証拠を楚修明に消させるみたいなやり口ですか
肉肉は沈錦の面会を「一刻を争う」と懇願して実現させる。実は肉肉は妊娠しているというので、沈錦は激怒し、蕭粛を呼び二人の婚礼を挙げることに。肉肉は「嫁入りではなく、私が粛粛を娶ります」と、将軍夫妻に二人で仕えて分かち合うという。婚礼のため連れてこられたと知った蕭粛は抵抗するが、楚修遠から「義姉上がお怒りだ」と一喝される。ところが婚礼直前になって妊娠していないとわかり、沈錦も若男も呆れてしまう。
楚修遠は何もそんなに怒らなくても、ねぇ♪
集落の人々に囲まれ、肉肉と蕭粛の婚礼が執り行われる。沈錦は二人に一生添い遂げるようにと言い含める。舞い上がる天灯に若男と楚修遠もそっと寄り添い、そんな中、沈錦はひとりある決意を胸に秘めていた。
沈錦たちの時よりさらに地味婚ですが、心温まるいい結婚式でしたね!
楚修明が集落に戻ると、肉肉と若男から「沈錦が罪を償うため都に行った」と聞かされる。さらに蕭粛の報告から皇帝が謀反の黒幕と楚修明の軍事権の両方を得ようとしていたのではないかとみられ、沈錦は皇帝に囚われたのではと考える。そこで第八皇子も宮殿に同行すると言う。しかし集落には敵の手のものが潜んでいた…
大事に存在を隠してきた集落に、とうとう敵の間者が!
第八皇子はもしもの時は若男と幸せになるようにと楚修遠に言い残し、楚修明と二人で植木職人に扮して皇宮に侵入する。その頃、司徒は皇帝に金塊入りの硝子珠を献上していた。第八皇子は皇帝の前に現れ、兄弟の再会を果たす。しかし皇帝が硝子珠を持っているのに気づいた楚修明は珠を蹴りあげ、珠は玉座で爆発する。楚修明が皇帝崩御を告げて油断させたことで、司徒は蕭粛率いる皇軍に取り囲まれるが、そこに皇帝と第八皇子が姿を現す。それでも司徒は「自分を殺せば沈錦も死ぬ」と開き直り、沈錦の居場所を言わない。
楚修明に硝子珠のことも押し付けるつもりだったのでしょうか?
その頃沈錦は目覚め、地下室のような場所に閉じ込められていることに気付く。そこには上から少しずつ砂が投入され、このままでは生き埋めに…
酷い!妊婦さんになんてことするのですか~!
(おまけ)
都の城門に到着した沈錦は、覚悟を決めて都へと足を踏み入れる。それと前後して楚修明が城門を出て行ったことにお互い気付くことはなかった…
これで二度と出会えなかったら… なんてことはないですね!さぁ最終回です!
第30話「最後の約束」
楚修明と蕭粛は司徒府に駆け付け捜索することに。沈錦は赤子に「守って見せる」と語りかけながら楚修明の助けを待っていたが、楚修明は沈錦を発見することができず、焦りを募らせる。司徒は余裕綽々で楚修明を挑発するばかり。沈錦の行方不明を知った瑞王府一同だが、沈梓はいい気味だと嘲笑する。司徒は「日暮れまでに見つけないと沈錦は死ぬ」と大笑い。
陛下に忘れられた瑞王一家… 沈梓はやっと事の意味を察したのでしょうか…
司徒の配下も何も知らず、雲統領もすでに死んでおり、日暮れまであと一刻と迫る。万策尽きた楚修明は、司徒の白状に最後の望みを託し膝をつくが、司徒は楚修明を嘲笑う。そこで楚修明は、かつて沈錦が司徒府の地下の隠し部屋のことを言っていたのを思い出し、地下への仕掛けを発見するが、自分もそのまま地下に落ちてしまう。
こういう時に悪党はちょっとずつヒントを出してしまうのですよね~
楚修明は蕭粛が仕掛けを発見してくれることに最後の希望を託す。騒動の前は喧嘩していた二人だったが、今はもう待つことしかできない。沈錦は婚姻の際に出した条件の三つめは「どんな時も何があっても、私を永遠にそばに置くこと」だと言う。妻を助けられない自分に涙する楚修明だったが、沈錦は静かに夫を支える。その時、密室の扉が開く…
これで蕭粛まで落ちたら、笑えないのを通り越して大笑いかもしれませんけどね…
皇帝と第八皇子は玉璽を押し付け合い、玉座を譲り合う。二人とも皇帝という地位から解放されたいという気持ちは一致しており、それで楚修遠を皇帝につけることにする。
陛下も第八皇子も、全力で皇位から逃げすぎ!押しつけすぎ!!
その後、沈静も沈梓も縁談を得て嫁いだものの、いまだに顔を合わせると喧嘩ばかり。それでも瑞王府の四姉妹は新たな関係を築き始めていた。第八皇子は「花おじさん」として集落に戻り、即位した楚修遠と若男皇后の治世による恩恵は隅々にまで及ぶことに。その評判を聞いて花おじさんは顔をほころばせる…
えぇ~!?赤ちゃんがまだ生まれていないような短期間に、こんな怒涛の展開に?
都の永寧府は辺境への引っ越しで大騒ぎ。肉肉の妊娠のため蕭粛は口うるさく、豹子頭は小葱の心を捕らえたものの、肉肉のために都に残る小葱が心配でならない。そんな中、皇帝(楚修遠)と皇后(若男)が辺境行きの詔を伝えに来る。瑞王府の面々も集まったところで、沈錦は産気づいたことでさらに一同大騒ぎ…
豹子頭は最終的によかった!でも一時的に上がった瑞王株は一体何だったのか…
(おまけ)
脚本家・沈はカフェの片隅で「軍営で湯敏と呉希沢の子が…」と書きかけて寝落ちしていた。呉監督に脚本を急かすよう言われてきた助手・小明のかわいらしさを見て、主人公の名前を小明の本名・楚修明と、自分の名前・沈錦に変更することで、筆が進み、気持ちも進みだす。辺境では、楚修明の訓示を復唱するかわいい小将軍に、母・沈錦が微笑むのだった。
脚本家の夢オチは昨今の流行りでしょうか 監督の名前もちゃんと合わせてありますね
28~30話の感想
色々広げた風呂敷がどこまでちゃんと回収されるのかが心配でしたが…
ここまで回収されずに終了するとは思いもしませんでした♪ 天灯篭とかの薬の話は全部「第八皇子が生きていた」という仄めかしだった、という方向でまとめていいのでしょうか?瑞王妃と第八皇子がつながっていて、第八皇子の生存を楚修明に伝えようとしていたということらしいですが、全然伝わってないし… あの墓地を辺境に作ってから花おじさん化した経緯は?とか、色々頭の中に「???」が舞い踊る結末になってしまいました。
姉妹たちも普通に婚姻を得て幸せになっているし、色々想像した謀略は深読みだったようで残念です。それにしても皇帝と第八皇子は敵同士なのかと思ったら、最後はキャッキャと玉座を押し付け合って大の仲良しでしたね!皇帝の立ち位置がわからないのはこういう結末のせいだったのかとようやく納得できました。皇帝には後継者となりうる皇子がいるのにあんな形で禅譲したら、色々恨みを買うのではないかと心配ですが、新帝よりも若男皇后に勝てないと思うので、多分この先の治世は安泰ですね♪
結局辺境でよくわからないうちに豹子頭に落とされていた小葱や、どこまで計画的なのか不明だけど力業で結婚に持ち込んだ肉肉など、みんな幸せで何より、という形で落ち着いてよかったと思います。最後に残ったメンバー勢ぞろいで終わった様子を見ると、そのまま打ち上げになだれ込みそうで、きっと現場の雰囲気が良かったのだろうなぁと想像してしまいます。ここから次世代の男主や女主が出世していくのでしょうか、楽しみです。
ところで、オープニング(片頭曲)の「為一人」という曲は葉炫清という女性歌手の方が歌っていますが、この「為一人」は、実は主人公二人によるデュエットバージョンがあります!どこかで流れるかなと期待していたのですが、本編内で発見できませんでした。どこかで流れていたでしょうか?動画でレコーディング風景なども見られますので「吳希澤 湯敏 为一人」で検索してみてください♪
全30話、これにて終了です。お付き合いいただきありがとうございました。
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