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クルミットです♪
前回、茗玉は承との子供を妊娠し、その後紆余曲折ありながらも無事に赤ん坊を出産。
そんななか今回、承が赤ん坊と対面するなか、宮中をゆるがす大事件が起こり…。
【長安 賢后伝】(ネタバレあり)
31話
茗玉が王宮で暮らしたくなく子供を後継ぎにさせたくないという本心を知り落胆した承は茗玉と距離をとっていた。
そんな矢先に茗玉が出産したという知らせが入り、承が赤ん坊と対面したのは産後3日後の産湯の儀式の時だった。
承は6皇子である赤ん坊に「啓元」と名付けた。
これにより妃同士の歪み合いなどが起こらなければよいですが…
そんななか、綰音は茗玉の出産の際に恵児が独断で出産の助けを拒んでいたことを知り、「陛下がこれを知ったら大変なことになる!」と恵児を説教するのだった。
その後、綰音は恵児を連れて芸琪の元へ。
そこで芸琪は恵児が茗玉の出産時に門前払いをし手助けしなかったことに触れ、その理由を問いただす。
恵児は「出産の件だと知らなかったから…」とシラを切るも、芸琪は茗玉の命を危険に晒したとして恵児に罰を与えると宣言するのだった。
その後、茗玉の出産時に産婆を送ったのが承煦だと知った綰音は、承にそのことを告げ口する。
それを聞いた承が憤るなか、茗玉は「承煦は関係なく、兄・克用が送ってくれた」と嘘をつき、克用たちとも口裏を合わせて、何とかその場を凌ぐことに成功。
さらには茗玉の出産が迫るなか助けを求めに来た蓁児を恵児が門前払いしたことがバレてしまい、激怒した承は恵児に「死罪に処す」と宣告するのだった。
これまで散々嫌なことをして来た恵児ですが、この展開は流石に少しかわいそうですね…
この一件により承は綰音に対しても失望し冷たい態度を取る。
これにより綰音は深く傷付き、やがてそれは茗玉に対しての憎しみになるのだった。
その夜、承の元を訪ねた綰音は、茗玉の出産時のいざこざについては自分は知らなかったから許して欲しいと涙ながらに話す。
それを聞いた承は少し考え綰音を許すのだった。
それから数日後、6王子・啓元が生まれて1ヶ月が経とうとしていた。
本来なら誕生1ヶ月の宴を行うが、承はそれを中止にすることに。
芸琪は納得できずその理由を問い詰めると、茗玉が自分からの寵愛を望んでいないこと、そして綰音のことを考えての決断だと知る。
32話
茗玉は啓元を生んでからも承が生誕1ヶ月の宴を中止したり、宮中でも冷遇されていることに心を痛めていた。
そして「このままだと侍女・蓁児も辛い思いをする」と思った茗玉は、いい相手と結婚し宮中から出るよう勧める。
しかし蓁児は「ずっと茗玉と啓元と一緒にいる」と言うのだった。
そんななか、啓翰が訪ねて来て蓁児を娶りたいと茗玉に申し込む。
蓁児にその気がないことを承知の茗玉は「蘭昭儀の同意を得るように」と言う。
その後、啓翰は蘭昭儀に蓁児と結婚したいことを伝えるも、蘭昭儀はそれに猛反対するのだった。
どうやら蘭昭儀は同意しないことを茗玉はわかってたようです
その後、茗玉は綰音とのわだかまりを解くため歩み寄ろうとするも、綰音はそれを拒絶。
茗玉は傷付きながらも、今後もめげずに歩み寄り、いつかわだかまりを解こうと心に決めるのだった。
その夜、蓁児は蘭昭儀が5皇子の呪いの人形を作っていたという事実を知る。
前に茗玉が作ったとして承たちから疑われた件ですね
すると突然5皇子が喘息を発症し危険な状態になったとの知らせが入る。
そしてそのまま5皇子は息絶えてしまう。
綰音は幼い我が子の突然の死に悲しみ泣き崩れ、承も悲しみに暮れるのだった。
その後、綰音は5皇子が喘息を発症する直前に茗玉からもらった笛で遊んでいたこと、さらにその笛に謎の粉が付いていることに気が付く。
「茗玉の仕業なのね…」
そう思った綰音は憤り、茗玉の元へ。
そして6皇子・啓元を抱っこすると茗玉は「あなたは私の子を殺したのよ!啓元も同じように殺してやる」と茗玉を脅す。
するとそこに承がやって来て、綰音を落ち着かせると、綰音は笛の件を報告。
茗玉は身に覚えがなく「その笛は私が作ったが粉など入れていない!」と話す。
しかし承はそれを信じず、6皇子・啓元を連れて行こうとすると、茗玉は簪を自分の首に突きつけ、息子を返すよう懇願。
するとそこに蓁児がやって来て、呪いの人形の件は蘭昭儀がやったことだと承たちに話す。
そしてその後の調べにより蘭昭儀が呪いの人形を作ったことが明らかになる。
さらに侍医の調べにより茗玉の笛の粉と喘息は関係がないこと、そして喘息の原因が蘭昭儀が作った5皇子の服についていた粉だと判明。
これにより今回の件の犯人は蘭昭儀として承は、彼女を投獄する。
実は5皇子の服に粉をつけたのは喬淑妃だったということを誰も知らないのだった…。
33話
5皇子を殺したことを疑われ投獄された蘭昭儀。
「このままだと息子・啓翰もこの件に関与したと疑われて投獄されてしまう…」
そう思った蘭昭儀はやってもいない罪を認め、その後自らの舌を噛み自殺。
これにより蘭昭儀の息子・啓翰は母のことを告発した蓁児を「お前のせいで母は死んだ!」と恨むようになるのだった。
これまでは想いを寄せていたようですが、一気に変化しましたね…
その後、蓁児は自分が蘭昭儀を死に追い込んだと自責の念に駆られ涙を流していた。
その様子を見た茗玉は優しく彼女を抱きしめ慰めるのだった。
その後、承は茗玉の元を訪ね話していた。
そこで承は茗玉に疑ってしまったことを申し訳なく思っていることを話し謝罪しつつも、なぜ自分に気持ちを向けてくれないのかと問いただす。
すると茗玉は「私は陛下に愛ではなく忠義を捧げたのです。どうか私たち親子をそっとしておいてください」とその本心を明かす。
それを聞いた承は愛の気持ちは承煦にあるんだなと悟りショックを受けるのだった。
そんななか、出征中の承煦は兵を30里も退却させていて、それを知った承は大激怒し、承煦たちを帰還させるよう命じるのだった。
承は茗玉とのこともあり八つ当たり的に激怒していますね
その後、承から城外で待機するよう命じられた承煦は、承が自分を尋問し罪に問おうとしていることを知る。
「私の処罰を強行するなら、こちらも容赦せぬ…」
承煦はそう闘志を燃やすのだった。
感想
31話では承が茗玉が出産した赤ん坊と対面するなか、茗玉の出産当日、恵児が助けを求められるも手助けをせずに門前払いしたことを知り激怒。
恵児は死罪になってしまうという展開になりました。
これまで嫌な奴だった恵児でしたが、この展開は少し可哀想でしたね…。
32話では綰音の息子・5皇子が突然死亡するという大事件が発生しました。
初めは茗玉の仕業だと疑われるも、蘭昭儀の仕業だと判明し投獄されたことで、茗玉への疑いは晴れひと安心でした。
しかし実はこの事件は蘭昭儀の仕業でも無く、冤罪で捕まった蘭昭儀は無実だと主張するも聞き入れてもらえずそのまま自殺という衝撃的で悲しい展開になりました。
蘭昭儀の死により息子・啓翰が蓁児を恨み始めるなど、人間関係の変化も見られ、承煦の動きなど、今後の展開が気になるところです。
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