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クルミットです♪
「家族のための部屋替え」と「プライド」が正面衝突する今回。人間関係の火花が散りっぱなしで、前回とはまた違うヒリヒリ感がありました。
それでは第2話を一緒に見ていきましょう!
テレサ・テン 歌姫を愛した人々 第2話のあらすじ
ダン・リテンは「リ家とシュウ家の住宅事情をなんとかしよう」と仲裁役を買って出ますが、妻のシュウ・ミンは「人情は使いどころが大事」と真っ向反対。彼女はきっちりオシャレをして市場で食材を調達し、司令の家に上海流の家庭料理をふるまい、ご機嫌取りもぬかりなし。
ところが司令の奥さまから「旦那さん、肩書きを便利使いしすぎでは?」とチクリと言われ、シュウ・ミンは内心大噴火。帰宅するとちょうどリ家の奥さんが手土産の漬けダイコンをリテンに渡している最中で、嫉妬が大爆発。夫婦ゲンカが勃発し、リテンは「昇進に執着しすぎだ」と責められ、逆に「跡取りを産めないのは誰だ」と言い返す泥仕合に。ダイコンを捨てようとするも、テレサ(少女期)の前で思いとどまります。
ヒートアップする夫婦に挟まれた幼いテレサが小さく肩をすくめる姿、胸が痛かった…!
一方、テレサの母ソケイはリ家の成功例を聞き、夫シュウに「高級茶を持参してリテンへ礼を」と提案。倹約家のシュウは猛反対。自分だってまだ飲んでいない貴重な茶葉を他所に配るなんて、と首を縦に振りません。夜、テレサはラジオで歌番組を待つも放送なし。兄から「木製ラジオなら好きな時に聴ける」と聞き、父に作ってとねだりますが「今は無理」と断られ意気消沈。
小さな望みが叶わない時の子どもの顔って、見ている方もつらいですよね。
それでもソケイは茶葉を半ば強引にリテン宅へ。子どもたちが増え手狭な今の家を出たい一心で「どうしてもお願い」と頭を下げます。しかしリテンは調査の結果「シュウはそもそも転居申請を出していない」と知り、茶葉の半分をシュウ宅に返却。ここで缶を開けると中身は半分だけで、シュウ・ミンは「ケチすぎる」と呆れて返却を決意。
翌日、シュウ・ミンはソケイに真実を告げ、ソケイの顔は真っ赤→真っ青のジェット変化。そこへテレサが「茶葉盗んじゃった」と半端袋を見せたことで地雷が爆発し、ソケイは娘を追いかけ回します。帰宅したシュウと相棒シチュアンは修羅場を目撃。ソケイは「報告書を出していないから恥をかいた」と夫を責め、シュウは「見栄ばかり張るな」と応戦。ソケイは涙目で荷物をまとめ、家を飛び出してしまいました。
口げんかが泥沼化していくリアルさに、思わずハラハラ…!
騒動の原因を整理したシュウは自分の非を悟り、車でソケイを捜索。ソケイの「娘に個室を、家族に広さを」という純粋な願いを知り、胸のつかえが取れます。しかしシュウは「いっそ故郷に戻りたい」と退役を口にし、ソケイは家計を案じて仰天。「家は狭くてもいい、退役だけは考え直して」と懇願。シュウは故郷と現在の生活の間で板挟みになり、物語は切ない余韻を残したまま次回へ――。
家族の幸せと自分の夢、どちらも捨てがたい…シュウの葛藤がひしひし伝わります。
テレサ・テン 歌姫を愛した人々 第2話の感想まとめ
今回は「夫婦間のすれ違い」と「故郷への想い」が交錯し、生活感むんむんの展開。リテン夫妻の権力ゲームもソケイ夫妻の家探しも、「よそはよそ、うちはうち」が通じない現実を映し出していました。
特に印象に残ったのは、ソケイが茶葉を抱えて頭を下げるシーン。彼女のプライドより家族第一の行動力に思わず胸が熱くなりました。そして、テレサが無邪気に茶葉を半分持ち出したことで大事になる流れは、子育てあるある。悪気のない行動が大人の権威を揺るがす瞬間って、ドラマでも現実でもハッとさせられます。
次回はシュウの「退役か、現状維持か」という選択がどう動くのかが最大の注目ポイント。さらにソケイが家を出たまま戻るのか、そして幼いテレサが両親の板挟みでどう成長していくのか――目が離せません!
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