テレサ・テン『歌姫を愛した人々』第9話|父の安否と娘の夢――“選択”が胸に刺さる感動回

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前回の家出騒動で行方不明となったテレサの父テン・シュウ。海辺で発見された“身元不明の遺体”という衝撃情報がもたらされ、家族は絶望寸前に――。そして、父を想うあまりテレサが下した“歌を諦める”という切ない決断とは?
それでは第9話を一緒に見ていきましょう!

テレサ・テン 歌姫を愛した人々 第9話のあらすじ

派出所から「海岸で男性遺体発見」の報せ。母ソケイは一人で検視室へ向かい、冷え切ったシーツを見た瞬間、思わず口を押さえます。

画面越しでも伝わる凍り付くような沈黙――息が詰まりました。

幸い遺体は別人。菩薩に線香を手向けるソケイの「無事で良かった」に、テレサは安堵と同時に“父を泣かせた歌”への後ろめたさをかみしめます。彼女は電台へ赴き「今月で契約終了、更新はしません」と告げ、胸を張って歌の舞台を降りることを選択。

一方、行方を捜すシチュアンらは「屏東で養鶏中のシャンドン叔父」の元を訪ねる妙案を思い出し、皆で電話を借りようとシュウミン宅へ。ところが電話線は“ネズミ被害”で不通。村の噂好きシュウミンはテン家を下げ、テレサの退学騒動まで嘲笑。

噂話の毒気が画面に充満…思わず眉をひそめました。

その会話を陰で聞いたダンニンはショック。電話線が切られていたのは父リテンの不倫相手・キン・バオジュ避けの細工だと知り、胸は複雑に締めつけられます。

ダンニンは負傷中のシュウタイセイを見舞い、石膏に「寧静致遠」と書くも、彼の心はテレサへ一直線。“希望”の二文字をテレサの「麗」の字に掛けた落書きに、ダンニンは言葉を失います。

叶わぬ片想いの匂い…切なさがじんわり。

場面は屏東へ。テレサと兄弟は養鶏場で無事のテン・シュウを発見。自責の涙を浮かべるテレサに、ソケイは「もう歌わないそうよ」と耳打ちし父の気持ちを探ります。テン・シュウは硬い表情のまま「席につけ」とだけ言い、ようやく家族は同じ食卓で箸を取ります。

夜、養鶏場の片隅でテン・シュウはシャンドン叔父に本音を吐露。「娘の夢を奪いたくはない。でも家計も、世間の目も重い」と嘆息。

“守りたいものが多すぎる父”の背中が小さく見えました。

翌朝、ソケイは「若い娘が人妻になる男を好きになる不思議」をチン夫人にこぼしつつ、家族で村へ帰還。

村では相変わらずキン・バオジュが酒場でリテンを追い回し、リテンは上官の呼び出しを口実に逃亡中。

音楽への未練を断ち切れないシュウタイセイは松葉づえを突きながらテレサを探しに出発――“夢を諦めた歌姫”に、再び旋律を取り戻せるのか。

失われかけた歌が再び鳴る時、どんな光が差すのか期待が膨らみます。

テレサ・テン 歌姫を愛した人々 第9話の感想まとめ

今回の核心は「夢」と「家族」どちらを選ぶかという究極の二択。テレサの「歌より父が大切」という決意は、眩しいほど純粋で胸を突きました。

一方で父テン・シュウも「娘の希望を折る罪悪感」と「父としての威厳」の狭間で葛藤。互いを想いやるがゆえに生まれるすれ違いが切ないです。

そして、ダンニンの苦悩も深刻。母の毒舌、父の浮気、片想いの矢印――少女が抱える痛みが一気に噴き出しそうでハラハラ。

次回の注目ポイント

テレサの“歌の封印”はいつ解ける?

テン・シュウは家族の前でどんな答えを出す?

ダンニン&シュウタイセイの三角関係はどう動く?

夢を追う勇気と家族を守る愛、その両方を抱えたまま歩む彼らの物語は、まだまだ目が離せません!

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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