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クルミットです♪
『風起花抄(ふうきかしょう)』は、中国本土の配信プラットフォームで一挙公開され、唐代・長安の都から尚服局、そして宮廷と市井の世界まで――壮麗な刺繍文化と波乱の王朝時代を舞台にした、波瀾万丈のヒューマン・ラブストーリードラマです。
刺繍職人の娘として生まれた“リュウリ”(庫狄琉璃)と、誠実な青年官吏・裴行俭(ペイ・コウケン)、さらに新皇帝・李治(リ・チ)、尚服局の野心家・卓錦娘(タク・キンジョウ)らとの出会いが、“刺繍”と“愛”をめぐる運命を大きく動かしていく――そんな「愛と宿命」の物語が最大の魅力になっています。
物語は、名家の誇りと冤罪に苦しむ母・安氏、長安の路地や華やかな宮廷、刺繍局の権力争いなど多彩な世界を背景に、“天下第一針”を目指して成長するリュウリと、王位継承や家名・身分・陰謀に翻弄される恋人や仲間たちが、宮廷追放・冤罪・毒薬・権力闘争といった幾多の危機をくぐり抜けながら、「本当の自分」を守り抜く壮大なスケールで展開していきます。一方で、彼女の人生を脅かす“母の死”や、“母から託された金針”といったキーパーソンの遺志が重なり合い、切なくもロマンチックな愛の形が作品の大きな見どころになっています。
華やかな栄光だけでなく、宮廷陰謀や冤罪、家族や仲間との絆、そして幾多の別れと再会、さらには政変や結婚といった壮絶な運命のめぐり合わせ、身分や時代を越えて芽生える恋愛要素、衝突を繰り返しながらも家族や友人と深めていく友情ドラマなど、職人×宮廷ドラマをベースにしながらも胸を打つ人間模様が満載です。
宮廷ロマンスや復讐劇、ヒューマン成長ドラマが好きな方はもちろん、“夢と誇り、そして自由”を絡めた壮大なヒューマンドラマを探している人にもぜひおすすめしたい作品です。ぜひ長安の刺繍工房から皇宮の玉座までを舞台にした、壮大なサクセスストーリーと、笑いと涙が詰まったロマンチックなラブストーリーの世界をのぞいてみてください♪
ここでは『風起花抄』のあらすじ・ネタバレ感想、見どころなどを余すところなく紹介し、その魅力に迫っていきます。
もくじ
風起花抄 あらすじ
唐代・長安。天下一の刺繍職人を目指す少女・庫狄琉璃(リュウリ)は、名家に生まれながら母・安氏の冤罪で家名も未来も奪われ、母と二人きりでひっそりと暮らしていた。
だが運命は、尚服局(王宮の刺繍工房)から届いた一通の依頼状によって大きく動き始める。母・安氏はかつて「天下第一針」と謳われた伝説の刺繍師。だがその栄光の裏には、宮廷の陰謀、妬み、そして決して癒えぬ傷が隠されていた。
王宮では新たな皇帝・李治の即位をめぐり、刺繍を巡る権力争いが渦巻く。
琉璃は身分を隠し、男装して母の才能を受け継ぎ、母の無念を晴らすために、宮廷に足を踏み入れることを決意。
彼女を待ち受けるのは、誇り高き青年官吏・裴行俭(ペイ・コウケン)との運命的な出会い、野心家の卓錦娘、そして王位継承をめぐる愛と裏切り――。
“刺繍”という技と心、母娘の絆、愛する人を守り抜く勇気。
琉璃の手から生まれる糸は、いつしか仲間や王朝の未来、そして自分自身の運命さえも紡いでいく――
波瀾万丈のヒューマン・ロマンスが今、静かに動き始める。
「風起花抄 各話あらすじ」はこちらから
ご覧になりたい話数を押していただけると各話の詳しいあらすじが表示されます。
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話
第10話
第11話
第12話
第13話
第14話
第15話
第16話
第17話
第18話
第19話
第20話
第21話
第22話
第23話
第24話
第25話
第26話
第27話
第28話
第29話
第30話
第31話
第32話
第33話
第34話
第35話
第36話
第37話
第38話
第39話
第40話
第41話
第42話
第43話
第44話
第45話(最終回)
見どころポイント
刺繍×宮廷サスペンスの新感覚ストーリー
本作は、王朝ドラマのなかでも珍しい「刺繍職人」を主人公に据えた物語。美しい衣装や繊細な手仕事の世界を舞台に、権力争い・嫉妬・陰謀が渦巻く宮廷のサスペンスが展開されます。色鮮やかな刺繍、競技会の手に汗握るバトル、そして“金針”を巡る名誉と誇り――手仕事を通じて生き抜く主人公の成長に引き込まれます。
“強く、優しく、しなやかに”生きる女性たち
琉璃はもちろん、母・安氏、武才人、邓七娘、阿霓、卓錦娘など、個性豊かな女性キャラクターが多数登場。愛・誇り・復讐・友情…それぞれが自分の信念をもって生き抜く姿が、どこまでもリアルでエモーショナルです。自立した女性像、母と娘の絆、そして“赦し”や“自分らしく生きること”の大切さに勇気をもらえるはず。
波乱万丈のラブストーリー
刺繍職人の娘・琉璃と、誠実で優しい青年官吏・裴行俭。お互いを支え合いながらも、身分や家名、時代の因縁に引き裂かれていく――涙と試練の恋模様はまさに大河ロマンス!さらに、皇帝・李治との三角関係や友情も物語に深みを与えています。
正義と野心、赦しと復讐が交差する人間ドラマ
無実の母のため、宮廷の権力と戦う琉璃。裏切りや誤解、冤罪、家族の離散…あらゆる苦難を乗り越えながら、最後は赦しと誇りを手に入れるストーリーが最大の見どころです。敵役たちにもドラマがあり、“悪役にすら感情移入できる”複雑さが物語を豊かにしています。
衣装・映像美・伝統文化の魅力
宮廷刺繍、職人技、唐代の衣装や建築、伝統行事など、ビジュアル面も圧倒的。刺繍の手元や色彩、細部までこだわった美術セットが見事です。歴史や文化が好きな方、ファッションや工芸好きにもたまらない世界観。
“夢と自由”を掴むサクセスストーリー
ただの恋愛や復讐劇ではなく、「自分らしい生き方」「夢や愛、誇りを手に入れること」が描かれるのも大きな魅力。どんな運命も、信じて歩けば必ず道が拓ける――
現代を生きる私たちにもエールをくれる、普遍的なヒューマンドラマです。
笑いあり、涙あり、心ふるえる名シーン満載――
“人生を刺繍する”主人公と仲間たちの熱い物語を、ぜひ楽しんでください!
風起花抄 評価・レビュー
中国ドラマ「風起花抄」の評価レビュー&感想です。
ストーリーの良し悪し、出演者の演技力、物語の展開、脚本の面白さなどを総合的に評価しています。
もちろん、レビュー&感想の中にも作品に関するネタバレがありますのでご注意ください♪
ネタバレを表示する
一番感じるのは“徹底して美しく、徹底してエモい中国ドラマ”ということ。歴史ロマン、後宮サスペンス、家族ドラマ、復讐、誇り、愛、赦し…すべての要素がギュッと詰まっていて、「刺繍」「衣装」「伝統」「女性の生き方」といった文化の側面まで本当に繊細に描かれていました。
物語の最初、庫狄琉璃は「身分も性別も偽って生き抜く少女」として登場。親の冤罪、母への思い、職人技へのプライドを胸に、王宮・尚服局・後宮・さらには市井へ…次々に新しい壁と敵が現れます。
彼女が出会うのは、恋、友情、そして裏切りと策謀。
裴行俭や李治、武才人、孫徳成、阿霓、邓七娘、安四郎…誰もが「自分の正義」「守りたい人」「夢や誇り」を抱えていて、彼女の“味方”にも“壁”にもなっていく。
キャラ同士の関係性がどんどん深まるのが、全編を通しての最大の魅力だったと思います。
個人的に心に残ったのは――
● 女の子として生きる勇気や誇りの描写が本当に繊細で、男装で社会を生き抜く“強さ”と“切なさ”が刺さった
● 安氏の名誉回復、冤罪を晴らすまでのプロセスがものすごく丁寧で、家族愛・母娘愛の物語としても胸に残った
● 恋愛はあくまで「人生の一部」。裴行俭と庫狄琉璃は愛し合うけど、家や一族、時代の因縁が全部壁になっていく。
● 李治という「正しいけど切ない」皇帝の描き方も最高だった。「好きな人を自由にさせる愛」のあり方、心が成長する姿には何度もグッときた
● 武才人や邓七娘、阿霓など“自分の生き方を選ぶ女性たち”の芯の強さに何度も勇気をもらえた
終盤、刺繍や薬、中毒、家族、王位争いととにかく展開は怒涛。なのに「涙」と「誇り」と「人生の選択」が丁寧に描かれ、どのキャラクターも“最後まで生き切った”という満足感があります。
最終回は大団円。でも「全てが幸せ」というよりも、「傷も悲しみも受け入れて、それでも前を向いて進むこと」を教えてくれる優しい終わり方。
結婚式も元宵節も、すべての涙や苦しみが“幸せ”の一部なんだと感じさせてくれます。
正直、すごく良質な中国ドラマでした。「衣装」「伝統」「刺繍」といった手仕事の世界も美しく、
ラブストーリーや復讐劇だけじゃなく、**“人生は選択と赦し、そして自分自身の誇りを見つける旅”**だと感じられる素晴らしい全44話だったと思います。
読者としても、人生のどこかで一度は「自分はどう生きたいか?」「誰のために強くなれるか?」と考えさせられる物語でした。
風起花抄 キャスト・登場人物
中国ドラマ『風起花抄』のキャスト&主な登場人物一覧です。
主人公(ヒロイン)から脇役まで、登場人物の詳細をリストでご紹介します!。
主演俳優・女優および共演者情報など、出演者プロフィールが一目でわかります。
庫狄琉璃(リュウリ)
本作の主人公。名家に生まれたものの、母・安氏の冤罪によって一夜にして全てを失い、貧しい市井でひっそりと生きてきた少女。幼い頃から母に刺繍を学び、天才的な手技と美意識を受け継いでいる。外見は儚げながら、内には強い信念と母を想う優しさ、そして不屈の誇りを秘める。身分や性別を隠して宮廷刺繍局へ足を踏み入れ、“天下第一針”を目指すなかで、数々の陰謀や困難と対峙する。大切な人を守るためにはどんな危険にも身を投じる、凛とした芯の強さが魅力。
裴行俭(ペイ・コウケン)
琉璃と運命的に出会う青年官吏。誠実で温厚、正義感が強く、上昇志向も持つが野心には流されない芯のある人物。家名や身分を超えて人として琉璃を支え、陰で守り抜く“王道ヒーロー”。一途な愛情と行動力で、何度も琉璃のピンチを救い、彼女の夢と誇りを誰よりも信じている。だが、自身の家族や過去の因縁が二人の前に立ちはだかることも…。運命に翻弄されながらも、琉璃とともに幸せを探し続ける姿が共感を呼ぶ。
李治(リ・チ)
新たな皇帝となる聡明で温和な青年。正義感と包容力を持ちつつ、宮廷の権謀術数や家名、身分の重圧にも苦しむ。琉璃と裴行俭の関係を理解しつつも、彼女への秘めた想いを抱え続ける“三角関係”のキーパーソン。王者としての冷徹さと、友としての優しさ・苦しみ――その葛藤が物語に深みを与える。
卓錦娘(タク・キンジョウ)
尚服局(宮廷刺繍工房)の野心家で、琉璃の最大のライバル。“天下第一針”の名声を手に入れるためなら手段を選ばず、策略や妬みに溺れることも多いが、職人としての実力も本物。琉璃とぶつかり合いながらも、どこか似た孤独とプライドを持つキャラクター。時に悪役、時に同じ女性としての苦悩も垣間見える複雑な人物像。
武才人/武昭儀
強く聡明な宮廷女性。琉璃の味方でもあり、李治の信頼も厚い。自己犠牲をいとわず、時に自分の幸せよりも大義や人のためを選ぶ覚悟を持つ。後宮や権力闘争のなかで毅然と立ち、自分の人生を自分で切り拓く姿が印象的。
安氏(アンシ)
琉璃の母で、かつて“天下第一針”と呼ばれた伝説の刺繍職人。強い信念と母の愛で娘を守り育てるが、陰謀に巻き込まれ不遇の最期を遂げる。物語の要となる“金針”や刺繍の精神を託し、死後も琉璃の心の支えとなり続ける。
風起花抄 基本情報
タイトル:風起花抄(ふうきかしょう/英題:The Sword and the Brocade, Weaving a Tale of Love など)
ジャンル:ヒューマン・ラブストーリー/宮廷サクセスドラマ/時代劇
原作:指尖笑(しせんしょう)著『大唐明月』
製作国:中国
配信/放送年:2021年
話数:全45話
監督:グオ・フイ(郭虎)ほか
主演:グーリーナーザー(古力娜扎)/シュー・カイチョン(許凱)
主な出演者:ヤン・チャオユエ(楊超越)、スン・イー(孫怡)、ジャン・シュエン(張雪迎)、リウ・ドン(劉端端)、リウ・ミンユー(劉敏喆)ほか
舞台・時代設定:唐代・長安の都、王宮・尚服局(宮廷刺繍工房)、刺繍職人と皇帝の宮廷社会
キーワード:刺繍、復讐と赦し、家族愛、恋愛、宮廷陰謀、成長、夢と誇り
配信:中国本土の配信プラットフォーム(※日本語字幕版はU-NEXTなどでも配信)
制作会社:华策影视(フアツァ・フィルム)、爱奇艺(iQIYI)
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