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「風起花抄」第27話は、李明の刺客による暗殺未遂、卓錦娘と庫狄琉璃の“刺繍バトル”が激化、信頼と疑惑が交錯する見逃せない回です!恋と復讐、そして刺繍技法の継承…さまざまな人間関係が複雑に絡み合います。
それでは第27話を一緒に見ていきましょう!
風起花抄 第27話のあらすじ
前回の東宮事件で、李治(リ・チ)とリュウリ(庫狄琉璃)は命の危機を免れたものの、後宮の疑念は消えません。裴行俭(ペイ・コウケン)は異変に気づき、屋根から東宮の様子を窺い、迷情香の証拠を押さえます。その後、王内侍(オウナイジ)と協力し、氷を使って李治とリュウリを正気に戻し、事件をうまく“孝行アピール”に転換――まさに頭脳戦!
一方、武才人(ブ・ゲンカ)は王内侍から事件の経緯を聞き、李治の潔白とリュウリへの信頼を再確認。
宮廷での「男色流言」は時代を超えて女性たちの“嫉妬や陰謀”の温床だったんだなぁとしみじみ思いました。
事件後、裴行俭はリュウリに手作りの薬膳スープを差し入れ。リュウリは孫徳成(ソン・トクセイ)からの伝言を聞き、食事も取らず孫徳成の元へ向かいます。裴行俭が心配して追いかけると、リュウリは途中で謎の刺客に襲われ、命の危機に。首を絞められ意識を失いかけますが、裴行俭が間一髪で救出し、人工呼吸で蘇生します。
刺客が落とした腰牌から「曹王府=李明派」の仕業だと確信が深まります。
刺客は逃走を図りますが、孫徳成が立ち塞がり、裴行俭と連携して追跡。しかし刺客は錦楽宮(きんがくきゅう)で姿を消し、侍衛首領に証拠の腰牌だけ託します。
暗殺・陰謀がリアルタイムで交差する後宮ドラマの醍醐味ですね!
リュウリは事件のショックで夜も眠れず、裴行俭は屋根の上から笛の音で彼女を励まします。
李治はリュウリのことが気になり尚服局まで様子を見に来ますが、「余計な詮索は危険」と何もせず立ち去る誠実さも描かれます。
卓錦娘(タク・キンジョウ)は傷を癒して復帰。リュウリが長孫皇后のために刺した「牡丹の双面繍(両面刺繍)」を見て、その高度な技術に嫉妬。「双面繍は安氏しかできないはず…」とリュウリへの敵意をますます強めます。
邓七娘(トウ・チチョウ)はリュウリから双面繍のコツを教えてもらい、感謝の気持ちでいっぱい。しかし、卓錦娘はリュウリに「師匠は誰か?」と詰問。リュウリは「弈心宮の仙姑(せんこ)が夢で教えてくれた」と苦し紛れに嘘をつきます。
師承・継承問題は職人社会ならではの“伝統とプライド”のぶつかり合いですね!
卓錦娘は内心疑いながらも、絶技を失いたくないため「今後夢で何かあったら教えろ」と命じ、やむなく納得。
一方、孫徳成は裴行俭に疑いの目を向け、桂円紅棗湯に毒を盛ってリュウリの安全を図ろうと画策。小順子(ショウジュンシ)に命じて、特別な碗で裴行俭に薬膳を飲ませるよう仕向けます。
信頼・嫉妬・誤解…人間関係の複雑さはどんな時代も変わりませんね。
風起花抄 第27話の感想まとめ
第27話は、暗殺未遂、恋の機微、伝統技術の継承争い――まさに宮廷ドラマの“いいとこどり”な展開でした。
李明・楊妃の陰謀はますます巧妙化し、裴行俭・孫徳成・リュウリそれぞれの絆やすれ違いも濃厚に描かれています。
双面繍や師承の話など、日本の茶道や工芸の継承とも共通点があり、とても興味深く感じました。恋愛や復讐だけじゃなく、宮廷で生きる人たちの“誇り”や“弱さ”も垣間見え、ますますリュウリの行く末が気になります。
次回は孫徳成の仕掛けた「毒入りスープ事件」や、刺繍の継承をめぐるバトルが加速しそうな予感!
命がけの刺繍と恋、そして生き残りをかけた頭脳戦から目が離せません。
※「双面繍(両面刺繍)」は中国伝統の超絶技巧で、一枚の布に両面から全く異なる絵柄を刺せる職人芸。安氏→リュウリ→邓七娘への継承は“血と努力と秘密”が詰まった象徴です!
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