風起花抄 第38話あらすじ・感想|罠の伝言、偽りの龍袍…玄武門決戦と庫狄琉璃の必死の暗号

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「風起花抄」第38話は、李明と楊妃が仕掛ける“栽赃(でっち上げ)”と“薬漬け”の罠。庫狄琉璃(リュウリ)は愛する人たちを守るため、命懸けで暗号を織り込み…物語はいよいよ玄武門の政変クライマックスに突入します!
それでは第38話を一緒に見ていきましょう!

風起花抄 第38話のあらすじ

楊妃(ヨウヒ)は、裴行俭(ペイ・コウケン)が依存薬を小順子に渡し、庫狄琉璃(リュウリ)に飲ませていたと無実の罪を着せ、さらに李明(リ・メイ)と連携し、リュウリに“李治(リ・チ)謀反”を誘導する手紙を書かせようと画策。
リュウリは一見、命令に従い偽りの紙を書いたように装いますが、実は密かに発簪で暗号を仕込み、自分のサイン“豆”字にもひねりを加えて龍爪に見せかけ、李治に“これは罠”だと気付かせる策を講じます。

その夜、リュウリは楊妃に連れられ曹王府へ。裴行俭も李明の元へ急行、李明はリュウリを駆使して裴行俭を引き入れようとするが、裴行俭は「絶対に従わない」と拒絶。リュウリは激しく裴行俭を罵倒し、わざと冷たく突き放して罠に乗ったふりをしますが、隙をついて紙を手渡します。

李明と楊妃は手はず通り“李治謀反”の証拠を用意し、さらにリュウリに五爪龍袍(皇帝専用の礼服)を作らせ、証拠固めを進めます。

五爪龍袍=皇帝だけが着用を許された紋様。これを他人に着せることは“逆賊”の証拠になる、という史実も背景です。

リュウリは、かつて李治に贈った四爪蟒袍(王子用)を五爪龍袍に仕立て直すよう指示され、苦悩しながらも最後の仕掛け“豆”の暗号を入れます。

王内侍はリュウリの体調を心配し、久々の再会を果たしますが、リュウリは「もう長くない」と涙ぐみ、蟒袍を届けて立ち去ります。李治は蟒袍の“豆”の文字に違和感を抱くも、急ぎ試着し軍の采配へ。

同時に、楊妃と李明は偽の遺詔(皇帝の遺言状)と高内侍毒殺の罪まで用意し、玄武門で李治と裴行俭を逆賊として抹殺しようと策略をめぐらせます。

一方、地牢(牢獄)では、孫徳成と小順子が野菜配達人に扮して潜入するも捕まり、リュウリと再会。牢番の蒲巴弩は実は李明に毒漬けにされており、ここで「地牢に隠された謎の“毒師”」を探す密命を帯びていました。
蒲巴弩が下剤入りの食事で獄卒を眠らせ、リュウリたちの脱出を手助けしようとしますが、「誰が新たな毒を作っているのか?」というサスペンスもクライマックス!

風起花抄 第38話の感想まとめ

第38話は、愛・誇り・知恵・涙が一体となった「罠×暗号×政変」回でした。

絶体絶命の状況でも「大切な人に暗号で真実を伝える」リュウリの勇気と機転、王朝ドラマの醍醐味が全開。
同時に「五爪龍袍」や「発簪暗号」など中国宮廷史実のトリビアも満載で、知的にもエモーショナルにも楽しめました。

この先、李治・裴行俭・リュウリの運命は?李明と楊妃の罠は崩れるのか?
クライマックス直前の息詰まる頭脳戦から目が離せません!

※補足:「蟒袍」「龍袍」「五爪の龍」など刺繍文化・王朝法制の知識があると、よりドラマが立体的に感じられます。
また、「豆」字のサインや発簪暗号などは中国史劇ファンには“ニヤリ”とできる小ネタです!

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この記事を書いた人

ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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