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「風起花抄」第43話は、大洪水の危機と救出、涙の別れと再会、そして裴行俭と庫狄琉璃に迫る新たな“家族の壁”――壮大な愛の試練が描かれます。クライマックス後もなお、2人の絆は大きく揺れ動きます!
それでは第43話を一緒に見ていきましょう!
風起花抄 第43話のあらすじ
雷鳴と大雨の夜、山頂の梳妆楼と山下の宿、それぞれに灯る明かりを見つめ合う裴行俭(ペイ・コウケン)と庫狄琉璃(リュウリ)。そんな中、山洪が発生し、庫狄琉璃は下山して裴行俭を救おうと決意。邓七娘(トウ・チチョウ)が必死に止めるも、転倒しそうになったリュウリを裴行俭が抱きとめ、再会を果たします。2人は激しく抱き合い、邓七娘は「遠くへ逃げなさい」と背中を押します。
同じ頃、武昭儀(元・武才人)や李治(リ・チ)は寝殿で洪水に巻き込まれそうになりますが、裴行俭が命懸けで救出。リュウリは山上で炭を焚き、道を照らして導きます。李治は「もう2人を手放そう」と決心し、リュウリを自由にします。
その後、李治はリュウリに功績を称えて褒美を与えようとしますが、リュウリは「何も要らない」と固辞。李治は未練を残しつつもリュウリを出宮させ、幸せを願います。武昭儀や王内侍たちも心からリュウリに感謝し、涙の見送り。
リュウリは皇宮を出て裴行俭と再会、2人は誓い合って今度こそ離れないと約束します。裴行俭は「自分は天煞孤星(宿命に翻弄される星の下)」と不安を口にしますが、リュウリは「どんな運命でもあなたと一緒なら怖くない」と優しく応えます。
その後、裴行俭はリュウリを連れて恩師・蘇定方夫妻の元へ。蘇定方は2人の幸せを心から喜び、奥様はリュウリを“義理の娘”として迎えることを約束します。
しかし、裴行俭の祖家では複雑な事情が…彼の亡妻・陸琪娘は、臨海大長公主の陰謀で命を落とした過去があり、今も公主は「裴家の嫁は不幸になる」とリュウリを許しません。新たな“家族の壁”が、2人に立ちはだかります。
「恋だけじゃなく、家・一族・運命も乗り越える」…王朝ロマンスの本質がここに。
それでもリュウリは前を向き、蘇定方夫妻や新しい家族に感謝しつつ、強く生きていくことを決意します。
風起花抄 第43話の感想まとめ
第43話は、「命を懸けた愛」「家族の因縁」「大人の選択」…ロマンスドラマの全てが詰まった回でした。
大洪水の奇跡的な救出、涙の再会、李治の潔い別れ、そして新たな試練――すべてが感動と希望に満ちています。
現代にも通じる「愛と家族、幸せの条件」…どんな壁も2人なら越えられると信じたくなる展開でした。
いよいよシリーズも最終盤。リュウリと裴行俭の幸せは本当に訪れるのか?
大団円を期待しつつ、見届けましょう!
※補足:天煞孤星(てんさつこせい)は「運命に翻弄される星回り」を指す中国占星語。家族・親戚との戦いも中国ドラマのお約束。
王朝ロマンス・サバイバル・人間ドラマ…全てのエッセンスを濃縮した展開です。
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