風起花抄 第31話あらすじ・感想|武才人に謀反の罠!李明の陰謀、庫狄琉璃vs卓錦娘の決戦は新たな局面へ

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第31話の「風起花抄」は、李明による武才人への謀反冤罪トラップが発動、皇帝・李世民の余命、刺繍バトルの行方――どこを切り取っても波乱と涙の連続!職人プライド・愛・陰謀・信念…全てが交錯する回でした。
それでは第31話を一緒に見ていきましょう!

風起花抄 第31話のあらすじ

冒頭、リュウリ(庫狄琉璃)は卓錦娘(タク・キンジョウ)に「他人を出し抜くことばかり考えていたら絶対に勝てない」ときっぱり忠告。卓錦娘は悔しさで怒り心頭。その様子を見た裴行俭(ペイ・コウケン)は、リュウリを呼び止め「卓錦娘と真正面からやりあうな、命に関わるぞ」と諫めます。自分はしばらく京を離れると伝え、不安を残して去ります。

一方、宮廷では李世民(リ・セイミン)の容態が悪化。昏睡と覚醒を繰り返し、命の灯が尽きかけている状況に。楊妃(ヨウヒ)と李明(リ・メイ)は「李治と武才人を先に排除しないと」と焦ります。

同じ頃、“大師”と呼ばれる占い師が赤焰仙丹(せんたん)を持参し、李世民に「武姓の女が将来唐を滅ぼす」と“神託”を与えます。これは李明の仕掛けた陰謀。李世民は動揺し、武才人(ブ・ゲンカ)に疑念を抱き始めます。

武才人は裏で高内侍を通じて「銀丹草」を李世民に献上。高内侍から「占いの話」を聞き出し、李治(リ・チ)と相談。李治は「迷信など信じるな」と言うが、武才人は「宮廷は何が起こるか分からない」と警戒。

中国史劇の“占いで後宮粛清”パターン、権力闘争のリアルさが際立ちます。

ちょうどこの時、刺繍勝負の第2ラウンドが始まります。太妃たちから「シンプルな白いスカートを赤いショールに合わせよ」と課題が出されます。卓錦娘は派手なデザインしか思いつかず、邓七娘(トウ・チチョウ)や阿碧(アビ)を問い詰めるも、ヒントは得られません。

邓七娘は夜中にリュウリを訪ね、「卓錦娘に見切りをつけた」と本音を吐露。リュウリは実は毎日不禄院で“普通の白スカート”だけを黙々と作っていたのです。忙しそうにふるまい、わざと卓錦娘に派手な衣装を作らせるよう誘導する作戦。邓七娘もリュウリの頭脳に驚嘆。

“敵を欺くにはまず味方から”…頭脳戦の面白さが光ります!

卓錦娘は阿碧に「リュウリの作業場や針箱を探れ」と命令。何も見つけられず苛立ちを募らせます。

刺繍勝負の裏で、李世民は武才人の「血を薬引きにした仙丹」を服用し、奇跡的に容態が持ち直します。武才人は髪を切り「尼になる決意」をし、自己犠牲で李世民を救おうとします。その心意気に高内侍も胸を打たれます。

風起花抄 第31話の感想まとめ

第31話は、宮廷の策略合戦・刺繍バトル・命がけの自己犠牲――どの側面も濃密でドラマティックな回でした。

李明が“大師”を利用して武才人を追い詰める策略、リュウリの“頭脳戦”で卓錦娘を翻弄する計画、そして武才人の聖女的な自己犠牲…一瞬たりとも気が抜けません。

「シンプルなものほど難しい」職人バトルや、「信じる者が救われる」テーマが現代にも通じていて、思わず引き込まれます。

次回は勝負の行方・李世民の命・武才人の運命…ますます目が離せません!

※補足:赤焰仙丹は中国時代劇に出てくる伝説の妙薬。占い・お告げ・自己犠牲の文化は中国史劇でしばしば描かれ、現代日本の“大奥”や“戦国ドラマ”にも通じるドラマ性があります。

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ご訪問くださりありがとうございます!中国ドラマ.com編集長のクルミットです!普段から韓国ドラマを見ていましたが、ふとしたきっかけで中国ドラマを視聴ときにスケールが大きに驚き、中国ドラマ、台湾ドラマにもハマりました(笑)子育て真っ最中ですが、読んでくださる方に伝わりやすい文章を心がけていますので、良かったらご覧になってくださいね♪よろしくお願いします!

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