ご訪問くださりありがとうございます！クルミットです♪
今回は「風起花抄」第10話のストーリーと感想をお届けします。宮廷の駆け引きやライバル店の妨害、そしてリュウリの技術が光る展開となりました。
それでは第10話を一緒に見ていきましょう！
風起花抄 第10話のあらすじ
李治（リ・チ）は父・李世民（リ・セイミン）に誤解され、厳しく叱責されます。李治は反論しますが信じてもらえず、医師に確認させることに。李明（リ・メイ）が横やりを入れ宗太医を手配しますが、武才人（ブ・ゲンカ）が先手を打ち、太医の診察で李治の清白が証明されます。李世民は誤解を謝り、李治の孝行を天下に広めるよう命じ、李治は親孝行の誉れを得て、一気に立場を回復します。李明はまたしても裏目に出て悔しがります。
その頃、曹吾（ソウゴ）はアニ（阿霓）への愛情を告白しますが、あっさり断られ路上で大騒ぎ。アニとリュウリ（庫狄琉璃）は花笼裙（はなかごスカート）の仕上げに苦戦します。リュウリは透ける薄絹を一枚重ね、アニの作品を一層美しく見せる工夫を提案、アニは感動します。
リュウリは、文人の面子を利用して裴行俭（ペイ・コウケン）から母の遺品を取り返そうと計画。胡商大会を目前に、あくどい策略も次々と襲いかかります。
武才人は、李世民の奏折をうまく“仕込み”、科挙制度改革の気運を作ろうと奮闘。李世民も息子の孝行ぶりや、李治の意見に感心し始めます。
裴行俭は、四門学での不審な軍用貨物の扱いを調査。ライバルの薛旭（セツ・キョク）は博士に取り入ろうと必死ですが、裴行俭は冷静に行動し、裏にある陰謀を探ります。
リュウリは裴行俭に屏風の絵を届け、その場で「包裹（母の遺品）を返して」と訴えます。裴行俭は否定しますが、リュウリは引き下がらず、訴訟も辞さない覚悟を見せます。その後、薛旭に協力を頼み、裴行俭を告発しようとします。
一方、阿霓に想いを寄せる曹吾は、阿曹（アソウ）の策略に巻き込まれます。阿曹は店の布問屋・石掌柜と結託し、阿霓に質の悪い生地をつかませて胡商大会で失敗させようと画策。曹吾は良心の呵責からアニに真実を伝え、阿霓は落胆しながらも花笼裙を洗い直し、生地が縮んで台無しになったことに絶望します。
努力が一瞬で水の泡になる悲しさ、本当に胸が痛みます…。
しかしリュウリは諦めません。花笼裙をアイロンで丁寧に伸ばし、夜通し工夫を凝らして修復。翌朝、アニは美しく生まれ変わった花笼裙を見て驚き、リュウリの才能に感嘆します。「この衣装なら絶対に胡商大会で勝てる！」と二人で大喜び。
一方、裴行俭は軍が運んでいる大量の「紙巻」貨物が、実は皮革であることに気づき、裏で動く巨大な企みの存在を確信します。
ピンチに負けない工夫と、周囲の信頼がリュウリやアニの大きな力になっているのが伝わる回でした。
風起花抄 第10話の感想まとめ
第10話は、誤解や妨害、裏切りや新しい挑戦と、波乱が続く展開でした。リュウリとアニのものづくりへの情熱と、逆境にめげず知恵を出す姿がとても印象的です。
また、宮廷の権力争い、裴行俭の鋭い観察眼やライバルとの駆け引きも描かれ、ストーリーがますます深まっていく予感がします。胡商大会で花笼裙がどんな評価を受けるのか、今後も楽しみが尽きません。
コメント