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今回は「風起花抄」第11話のストーリーと感想をお届けします。胡商大会の大舞台での逆転劇と、それぞれの信念や疑念がぶつかるドラマチックな回でした。
それでは第11話を一緒に見ていきましょう!
風起花抄 第11話のあらすじ
裴行俭(ペイ・コウケン)は倉庫で薛旭(セツ・キョク)に捕らえられ、「貨物を盗もうとした」と責められます。薛旭はリュウリ(庫狄琉璃)の訴状を持ち出し、裴行俭に停学処分を命じます。怒った裴行俭は、リュウリを探し出して詰め寄ろうと胡商大会の会場へ。
胡商大会は全国の商人や仕立屋が集まり大賑わい。出場者は自慢の衣装サンプルをしっかり抱えて競い合います。リュウリとアニ(阿霓)は準備に大忙し。そこへ裴行俭が現れ、リュウリに仕返ししようとツボを突き、彼女を一時動けなくします。リュウリは裴行俭に悪態をつき、裴行俭も怒り心頭。
互いの誤解や意地が絡み合うシーンは、緊張感とちょっぴりユーモアも感じます。
その後、リュウリは参戦用のサンプル衣装を背負ったままだと気づき、道端の子供に見張りを頼みますが、裴行俭に取られてしまいます。しかも、胡商大会の主催者を装った男に衣装を渡してしまい、サンプルが奪われる事態に。裴行俭は「訴状を取り下げれば衣装を探してやる」と持ちかけますが、リュウリは応じません。
胡商大会が始まり、阿霓はリュウリが戻らず困り果て、主催の曹禄山に順番を後ろにずらしてもらうよう頼みます。一方サンゴ(珊瑚)は頑なに反対。ライバルの曹記ジャケツ店が登場し、豪華な衣装で大注目を浴びます。
リュウリはようやく裴行俭の助けでサンプル衣装を取り戻し、急いで会場へ。アニは大喜びで花笼裙(はなかごスカート)を展示します。しかしサンゴやアソウ(阿曹)は「安っぽい」と小馬鹿にします。
そんな中、リュウリが自ら花笼裙を身に着けて登場。舞台の上で優雅に踊ると、スカートはまるで花びらのように軽やかに舞い、観客から大きな歓声と拍手が巻き起こります。裴行俭もその美しさに思わず見惚れてしまうほど。
表演後、リュウリは舞台から裴行俭が去る姿を見て少し寂しさを感じますが、控室で彼の置いていった胡女の舞姫のミニチュア像を見つけ、心が温かくなります。アニも花笼裙の大成功を喜び、その夜は興奮して眠れません。リュウリも「もしかしたら裴行俭を誤解していたかも…」と気持ちが揺れ動きます。
努力が実を結ぶ瞬間や、心が通じる気配にときめきを感じます。
一方、宮中では潘内侍が小順子を厳しく拷問し、卓錦娘(タク・キンジョウ)も脅しを強めます。しかし小順子は「小豆子(リュウリ)は既に宮外に出た」としか話さず、詳細は語りません。孫徳成(ソン・トクセイ)の拾い子であることは明かしますが、誰に刺繍を習ったかは謎のまま。
さらに、裴行俭と裴炎(ペイ・エン)は四門学倉庫の動きを監視。薛旭が李明(リ・メイ)と密かに大量の甲冑を運び入れているのを発見し、「これは大唐では死罪に値する」と驚愕。李明の謀反を疑い始めます。
風起花抄 第11話の感想まとめ
第11話は、胡商大会の波乱万丈な一日が中心。リュウリとアニの執念、裴行俭の友情や、ライバルとの駆け引きが詰まったドラマチックな回でした。舞台の上で花笼裙が輝くシーンや、疑念や誤解が少しずつほどけていく描写がとても心に残ります。
その一方で、裏でうごめく権力争いや陰謀の気配も強まり、次回以降ますます目が離せません。登場人物たちの関係やそれぞれの思いがどのように動いていくのか、引き続き楽しみです。
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