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今回は「風起花抄」第6話のストーリーと感想をまとめます。出会いと衝突、すれ違いの連続で物語がまた一歩大きく動き始めました。
それでは第6話を一緒に見ていきましょう！
風起花抄 第6話のあらすじ
宮中では、皇帝が亡くなった場合に子どもがいない後宮の妃たちが寺へ送られるという古いしきたりについて、武才人（ブ・ゲンカ）が疑問を持ち、その規則を変えたいと強く思い始めます。
一方、曹王李明（リ・メイ）は李治（リ・チ）の悪口を父・李世民（リ・セイミン）の前で並べ立てますが、李世民は不機嫌そうに彼らを追い返してしまいます。
場面は長安の街へ。アン・シロウ（安四郎）とリュウリ（庫狄琉璃）は久しぶりの再会をかみしめながら、街や大慈恩寺を見物します。リュウリは昔の思い出がよみがえり、寺で祈願する場面も。大慈恩寺には裴行俭（ペイ・コウケン）や河東公世子・裴如琢（ペイ・ジョタク）も現れ、ペイ・ジョタクは威張り散らして人を見下します。
ペイ・ジョタクはリュウリのことも遠くから見かけて嫌味を言い、リュウリも負けずにやり返します。その様子を見ていたペイ・コウケンは、思わず微笑んでしまいます。
気の強いリュウリと横柄なペイ・ジョタクの言い争いは、見ていてハラハラさせられますが、どこか小気味よさも感じます。
ペイ・ジョタクはリュウリの素性を探らせるために部下を使い、リュウリは寺で菩薩に家族や仲間の無事を祈ります。その場に現れた婦人は、実はペイ・ジョタクの手下。巧みに情報を聞き出し、リュウリの正体をつかみます。ペイ・コウケンもその様子を陰から見ていました。
一方、宮中では李治と李明が科挙制度の改革をめぐって激しく言い争っています。
アン・シロウはアニに頼んで、リュウリを昔の家に案内します。リュウリは懐かしい思い出に浸りつつも、現実の厳しさもかみしめています。
翌朝、リュウリは四門学を訪ねてペイ・コウケンから包みを受け取ろうとしますが、ペイ・ジョタクと一緒にいた姿を思い出し、警戒します。結局、ペイ・コウケンが包みを返すと、リュウリは感謝しきり。しかし帰り道、不意に包みの中身が石と枝ばかりなことに気づき、激怒して再び四門学へ。
ようやく見つけた大切な物の中身がすり替えられていたと知ったときのショック、共感してしまいます。
リュウリはペイ・コウケンを泥棒呼ばわりして大騒ぎ、ペイ・コウケンも応戦。四門学の薛旭（セツ・キョク）も加わり騒動はさらにヒートアップします。ペイ・コウケンはリュウリの言葉にしびれを切らし、リュウリの「哑穴（声を出せなくするツボ）」を突いて黙らせ、馬車で人気のない家に連れていき、「3時間反省するように」と言い残して去ります。
リュウリは声が出ないまま、ペイ・コウケンを悪し様に罵ります。ペイ・コウケンもマスクを外し、リュウリが大慈恩寺で会った女性だと気づきます。そして、「ペイ・ジョタクは危険だから気をつけるように」と忠告し、去っていきました。
そのころ卓錦娘は孫徳成（ソン・トクセイ）に小豆子（リュウリ）の居場所を問い詰めますが、手がかりは得られず。潘内侍も小順子の部屋を探りますが、証拠は見つかりません。
夜、李治はペイ・コウケンの提案した科挙改革の案を練り続け、腹心の内侍からも「曹王に気をつけて」と助言されます。李治はペイ・コウケンの思いを無駄にしないよう心に誓うのでした。
リュウリはペイ・コウケンへの怒りが収まらず、母の遺品を返してもらいたいと考えますが、アニに「今は冷静に」と諭されます。間もなく胡商大会が開催される予定で、アニは如意ジャケツ店の名を上げるため花籠スカートを仕立て、リュウリもその由来を尋ねます。
新しい挑戦やチャンスの前には、どうしても不安やすれ違いが生まれますね。
風起花抄 第6話の感想まとめ
第6話は、リュウリと周囲の人々のぶつかり合いや誤解、思いがけない出来事が次々と起きて、目が離せませんでした。信じたい人を疑ってしまったり、気持ちがすれ違ったり…人間関係の難しさが丁寧に描かれていて印象的です。
その一方で、皆が自分の道を必死に模索し、進もうとする前向きさも感じます。胡商大会という新しい舞台が始まりそうな予感に、今後の展開がますます楽しみになる1話でした。
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