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今回は「風起花抄」第17話のストーリーと感想をお届けします。リュウリと裴行俭の心が少しずつ近づく中、裏で新たな陰謀が動き出す、ドキドキとハラハラが交錯した回でした。
それでは第17話を一緒に見ていきましょう！
風起花抄 第17話のあらすじ
リュウリ（庫狄琉璃）は尚服局で刺繍娘として働き始め、卓錦娘（タク・キンジョウ）の命で西市へ糸の買い出しに向かいます。周囲の刺繍娘たちは面白く思わず陰口を叩きますが、リュウリは気にせず自分の仕事に打ち込みます。
卓錦娘に座席の変更と買い出しの交代を願い出ますが、「ここは実力が全て。甘さは命取り」と冷たく突き放されます。母・安氏への悪意ある言葉にリュウリは胸を痛めながらも、母の無実を晴らすことを改めて誓います。
西市への途中、リュウリは久々にアニ（阿霓）と再会し、女装に着替えて2人で街を楽しみます。この日が最後の女装かもしれないという思いから、アニに化粧を手伝ってもらい、鮮やかな衣装に身を包みました。
アニと街歩きをした後、リュウリは四門学を訪れて裴行俭（ペイ・コウケン）に訴状取り下げの手紙を残します。裴行俭とは偶然すれ違いますが、やがて運命的に再会。突然の馬車事故から裴行俭に助けられ、2人の距離はぐっと近づきます。
自然体のまま、お互いを気にかけ合う姿がとても微笑ましいシーンでした。
裴行俭もリュウリを心配し、持っていた匕首をお守り代わりに渡します。「これからも危険があるかもしれない。くれぐれも無茶しないで」と優しく見送ります。リュウリも裴行俭への思いが日に日に強くなっていくのを感じています。
一方で、朝廷では新たな陰謀が進行中。裴行俭は参将の莫坤（バクコン）から「李明（リ・メイ）一派が紙巻き運搬を利用して甲冑を密輸し、李治（リ・チ）を陥れようとしている」と知らされます。裴行俭と李治はタイミングを見計らい、現場で現行犯を押さえようと動き出します。
その夜、莫坤は敵の動きを見張りつつ証拠を集めますが、陳参軍と薛旭（セツ・キョク）は裏で一枚岩。紙巻きと甲冑を混ぜて庫房に搬入し、「東」という文字をわざと刺繍し、李治への冤罪を狙います。現場の混乱を見て、武才人（ブ・ゲンカ）も李治の安否を心配し奔走します。
裴行俭は華天とともに庫房で甲冑が混入しているのを発見。しかも甲冑には「東」（太子のシンボル）が…。これは明らかな罠であり、全てが李治に罪を着せるための策略だと確信します。
権力争いと陰謀の渦に巻き込まれる青年たち――見ていて手に汗握る展開です。
風起花抄 第17話の感想まとめ
第17話は、リュウリと裴行俭の心が少しずつ近づき始め、現実の厳しさの中にも温かな希望が感じられる回でした。
その一方で、朝廷では次々と策略が張り巡らされ、何が本当で誰が敵か分からない緊張感が高まります。
日常の幸せと宮廷の陰謀、その両方が交錯する濃密な内容で、2人の恋と物語の行方がますます楽しみになりました。
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