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クルミットです♪
今回は「風起花抄」第2話のストーリーと感想をお届けします。ますます波乱含みの展開で、目が離せませんでした。
それでは第2話を一緒に見ていきましょう!
風起花抄 第2話のあらすじ
アン氏は、夫のコディ・エンチュウにヤン妃のために袆衣(えい)を直したことを打ち明けます。でも、この家には意地悪な後妻アソウもいて、彼女は「アン氏が家族に迷惑をかける」と不安を煽ります。アソウの言葉にのせられ、コディ・エンチュウはその場でアン氏に離縁状を渡してしまいました。
こういう時にあっさりと家族を切り捨ててしまうコディ・エンチュウにはガッカリ…。
一方、リュウリは卓錦娘(タク・キンジョウ)が刺繍した袆衣を見て、「これじゃダメ」とズバリ指摘。もっと大きな鳥を刺繍するべきだと、母アン氏に提案します。アン氏は娘の聡明さに驚くものの、これから娘の運命がどうなるのか心配でなりません。悩んだ末、アン氏はリュウリを安全な場所に預け、金針と刺繍のノウハウをすべて託します。
娘を守るために、母親ができるすべてを与えて送り出す姿に胸が熱くなりました。
リュウリはアン・シロウに連れられ、武元華(ブ・ゲンカ)のもとへ吉服(お祝い着)を届けます。武元華は吉服の見事な桃の花の刺繍に感動!しかしその母は「1輪だけでは寂しい」と言いますが、リュウリが「独り咲く花は強さの象徴」と説明すると納得。ご褒美までいただきます。
リュウリはそのまま武府に滞在することに。母からの「危険があったら寺に逃げなさい」という言葉を思い出して、寂しくなってしまいます。
場面は変わり、ペイ・コウケンは寺でスウ・テイホウ(名将)を訪ねますが、ちょうどスウ・テイホウは住職と“盲棋”という将棋のようなものを指していて、なかなか会えません。コウケンは寺をうろうろしながら、前に拾ったリュウリの刺繍入り手帕(ハンカチ)を見て惚れ惚れします。
やがて3日が過ぎ、リュウリは母の無事を祈るため寺へ。くじ引きで凶(悪い運勢)が出てしまいますが、実は屋根裏にいたコウケンがそっと石で“凶”を戻してあげ、最終的に“吉”を引き当てます。この時、コウケンはうっかり手帕を落としてしまい、リュウリが見つけます。自分の手帕が“仏様の加護”だと喜ぶリュウリがとても可愛らしいです。
こういう偶然が運命を動かしていくのかな、と見ていてワクワクしました。
その後、スウ・テイホウはコウケンの人柄に感心し、弟子として迎え入れます。コウケンは武府を訪れ、武元華やその母に挨拶し、武元華からも「ぜひ一緒にいて」と言われます。
さて、アン氏が直した袆衣が仕上がると、タク・キンジョウはその見事さに目を見張ります。アン氏は約束通り「誰にも話さないように」と念を押します。一方リュウリも、武元華のために吉服の仕上げを担当。試着した武元華はその美しさに感動し、リュウリをぜひ宮中に連れて行きたいと言いますが、リュウリはやんわり断ります。「自分の人生は自分で選びたい」という思いが伝わってきて、応援したくなりました。
夢を追いかけるリュウリの姿、すごく素敵だなと思いました。
いよいよ事件が動きます。リン尚服がヤン妃に袆衣を届けると、唐の皇帝・李世民が突然現れて「この衣は謀反だ!」と大激怒。リン尚服やタク・キンジョウは責任逃れのため、全てアン氏のせいにします。「アン氏が皇后を狙っている」と濡れ衣を着せられてしまいます。
自分の保身のために人を陥れるなんて、本当に怖い世界です…。
怒った李世民は2人に死罪を言い渡しますが、ヤン妃の必死の嘆願でなんとか助かります。ただし「アン氏を捕らえよ」と命令。タク・キンジョウは大理寺(役人)とともにアン氏を捕まえに行きます。
アン氏は濡れ衣を晴らそうとしますが、家族はみな自分と縁を切る姿勢。アン氏は連行されてしまいます。
卓錦娘はアン氏の金針を手に入れようと家探ししますが見つかりません。アソウは「きっとリュウリが持っている」と推理し、タク・キンジョウは武府へ。
ちょうどその頃、コウケンは受験のための宿を見つけ、武元華に別れを告げに来ます。その場で武元華から「リュウリを逃がしてほしい」と頼まれ、裏口から一緒に脱出します。
ドキドキの逃亡劇!手に汗握っちゃいました。
役人とタク・キンジョウはすぐさま2人を追いかけます。コウケンはリュウリを本の箱に隠し、必死で馬を走らせて逃げます。リュウリは自分のせいで迷惑がかかるのを嫌がりますが、コウケンは「君を守る」と決意。
リュウリのピンチをコウケンが命がけで救う姿がとても頼もしく感じました。
リュウリは大切な金針と母の手記をコウケンの荷物にこっそり忍ばせ、命がけで馬から飛び降りて追っ手を引きつけます。でも金針は見つからず、結局リュウリはタク・キンジョウたちに捕らえられ、牢屋に入れられてしまいます…。
風起花抄 第2話の感想まとめ
第2話は、陰謀や裏切り、そして親子の愛情と逃亡劇が一気に加速した回でした。
リュウリを守るために全てを託すアン氏、家族の冷たさ、そして女同士の静かな戦い。どのシーンもリアルで、見ている私も感情が揺さぶられっぱなしでした。
何より、リュウリが自分の力で生き抜こうとする強さに心を打たれましたし、コウケンの優しさと勇気も本当に印象的。母の思いがどうかリュウリに届いてほしい…と祈る気持ちです。
次回、リュウリがどんなふうにこの窮地を切り抜けるのか、今からハラハラしています。
また一緒に見ていきましょう♪
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